職場のあんぜんサイト

  • ホーム > GHS対応モデルラベル作成法
GHS対応モデルラベル作成法
GHSラベルの作り方 TOP ラベルの作り方(A) ラベルの作り方(B) ラベルの作り方(C)

1 単一化学物質のGHSラベルの作り方

 ラベルを作成する化学物質のGHS分類を独立行政法人製品評価技術基盤機構 GHS分類対象物質一覧外部リンクが開きますで調べます。
化学物質の各危険有害性のGHS区分に応じてGHS勧告附属書3「注意書き及び注意絵表示」(厚生労働省外部リンクが開きます経済産業省外部リンクが開きます環境省外部リンクが開きます)で示される各危険有害性のGHS区分に対応したシンボル、注意喚起語、危険有害性情報、注意書き(予防策、対応、保管、廃棄)の項目を書き出します。特に、危険有害性情報についてはJISZ7253で示される用語を使用します。
抽出したシンボル及び注意喚起語は、GHS勧告のルールに従って統合します。
抽出した危険有害性情報は、すべてラベルに書き出します。
抽出した注意書きは、予防策、対応、保管、廃棄の4要素に取りまとめ、重複しているものは統合・削除し、必要に応じ日本国内の実態に合った用語に読み替えます。さらに、JISZ7253の例に従い、予防策は安全対策と、対応は救急処置と読み替えます。
必要があれば、使用上の注意の項目を追加して、必要事項を記載します。
後は、JISZ7253の例に従い、製品名、英文名、成分、内容量、国連番号、会社名、住所、電話番号を記載します。
また、労働安全衛生法以外の毒劇法、化審法、消防法等の法令等で表示を義務付けられているものについては所定の項目を記載します。

2 混合物(化学物質)のGHSラベルの作り方

 混合物(化学物質)のGHSラベルの作り方については、上記の単一化学物質のGHSラベルの作り方に準じて作成します。
その場合以下の作成方法が考えられます。そのいずれかを選択してラベルを作成することになるかと思われます。