爆発・火災等のリスクアセスメントのためのスクリーニング支援ツール対象:危険性
SDS交付対象物質を取扱うすべての事業者に対し有害性だけではなく危険性(化学物質に起因する爆発・発火など)についてリスクアセスメントを実施することが求められています。
このツールは、取扱う化学物質や作業に潜む代表的な危険性やリスクを「知る」ことが可能なウェブシステムで、次のような特徴があります。
特徴
- SDSに記載のGHS情報を活用しているため、危険性に関する専門的な知識があまりなくても利用可能。
- 対象物質や危険性ごとに代表的な事故事例を例示し、事故に至るシナリオの検討を支援。
- リスク低減措置の内容を検討できるよう、危険性に応じた代表的な対策についても例示。
- 従業員への周知に活用できるよう、リスクアセスメント評価結果をひとつのファイルに出力。
手法
- 「はい」、「いいえ」で答えるだけの簡便なシステム。
- チェックフローの質問に答えていくだけで、代表的な爆発・火災等の危険性、リスクについて知ることができる。
注意点
- このツールは、リスクを「知る」ためのツールであり、代表的な危険性のみを対象としています。そのため、すべての危険性を網羅しているというわけではありません。「リスクの程度は大きくない」と判定された場合であっても、どこかに危険性が潜んでいないかという意識を持ち、常に安全性の確保に努めてください。
スクリーニング支援ツールの使い方の流れは次のとおりです。