◆雇入れ時の教育
交通法規、改善基準告示などの遵守、睡眠時間の確保、飲酒による運転への影響、睡眠時無呼吸症候群の適切な治療、体調の維持の必要性について教育を行いましょう。必要に応じて、ベテランが添乗し、実地の指導をしましょう。
◆日常の教育
改善基準告示の遵守、十分な睡眠時間の確保、交通事故発生情報、デジタル・タコグラフ、ドライブ・レコーダーの記録などから判明した安全走行に必要な情報に関する事項、交通安全情報マップ(交通ヒヤリマップ)、関係法令改正などについて教育を行いましょう。
◆交通危険予知訓練
イラストシート、写真などを使って、危険性を予知し、防止対策を立てることによって、安全を確保する能力を身につけさせる交通危険予知訓練を実施しましょう。
○ 独立行政法人自動車事故対策機構 危険予知トレーニングシート集
◆運転者認定制度
教育指導の受講者、試験の合格者に対して、運転業務を認める認定制度を導入しましょう。
マイクロバス・ワゴンなどで労働者を送迎する場合は、十分技能がある運転者を選任しましょう。