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運輸業等における荷役災害のリスクアセスメントのすすめ方

4.リスクアセスメントの実施手順

2.リスクアセスメント導入の実施手順

リスクアセスメントを実施する場合の検討事項は、次のとおりです。

下矢印見たい手順をクリックしてください。
実施体制

先ずはトップの決意表明から。全員参加で実施する。

次に、
実施時期

設備、作業方法を新規に採用した時、又は変更した時等に実施する。

次に、
情報の入手

作業手順書、ヒヤリハット事例等の情報等を入手する。

次に、
危険性又は有害性の特定

作業単位で危険性又は有害性を特定する。

次に、
リスクの見積り

リスクの見積方法で見積もる。

次に、
リスク低減措置

先ずは、作業のやり方・手順を見直し、改善の方法を考える。
次に設備、最後は作業手順の作成と教育を徹底する。

次に、
優先度に対応したリスク低減措置の実施
次に、
記録の結果

ノウハウとして蓄積し、伝承する。

実施する場合、企業全体で一斉に展開できればよいのですが、特定の部門、特定の事業所、店舗等から実施し、その結果に基づいて順次他の部門、事業所、店舗等にひろげてゆくことも有効な方法です。
ともかく、リスクアセスメントの手法で「先ずはやってみる」という姿勢で取り組むことが大切です。


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