労働災害は、危険性又は有害性と人(作業者)の両者の存在があって、発生します。どちらかが存在るだけでは、労働災害には至りません。例えばただ単に刃物があるだけでは、災害にならず、それを人が持って(使用して)初めて災害に至るリスクが発生します。この状態で、安全衛生対策の不備、不具合等があった場合、労働災害となります。これを図に表せば以下のとおりです。
危険性又は有害性から労働災害(健康障害を含む)に至るプロセス