木材の引き降ろし作業中、木材が落下
| 業種 | 木造家屋建築工事業 | |||||
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| 事業場規模 | - | |||||
| 機械設備・有害物質の種類(起因物) | 木材、竹材 | |||||
| 災害の種類(事故の型) | 飛来、落下 | |||||
| 建設業のみ | 工事の種類 | 木造家屋建築工事 | ||||
| 災害の種類 | クレーン等で運搬中のものが飛来・落下 | |||||
| 被害者数 |
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| 発生要因(物) | ||||||
| 発生要因(人) | ||||||
| 発生要因(管理) | ||||||
No.390
発生状況
災害が発生した現場は、木造家屋建築工事業者の木材加工作業場であった。災害発生当日の朝、事業主Aと被災者Bは、当該作業場において、木片や木くずの片付けおよび木材を置くための台の設置準備を行っていたところ、午前9時ごろに木材の購入先から工事用木材を積載したトラック(最大積載荷重4トン)が到着した。工事用木材を積載したトラックは荷が2カ所でロープ掛けされており、木材と荷台は緊結された状態で運送されていた。木材を運送してきた運転手Cがロープを解いた後、午前9時30分ごろより、事業主A、被災者B、運転手C、作業者Dの4名で木材をトラックの荷台より降ろす作業に取りかかった。木材を降ろす作業は、運転手Cが荷台の上に登り、運転席の上方から荷台にかけて斜めに積んだ木材をトラック後方へ引きずり降ろし、他の3名で角材を敷いた置台がある場所まで木材を持って運ぶという方法により行われた。
作業者全員が保護帽を着用し、4本の木材を台まで運んだ後、5本目の木材も前の4本と同じ方法で降ろそうとしたところ、重量があるため、滑っていかなかった。そこで、前に降ろした4本の木材を重ねて台にし、その上面に滑らせて降ろすという作業に変更し、できる限りトラックを台の方へ近づけることにした。
午前9時40分ごろ、Cがトラックを運転し、後退の合図をDがトラックの右後方で行っていたが、トラックを約1m後退させた時、突然「ドドーン」という音とともに、降ろそうとしていた木材がトラック右側に落ち、運転席の外側に立っていたBに当たったため、Bは木材を抱え込むような状態で仰向けに倒れた。
なお、Bが着用していた保護帽は、中央部がへこんだ状態(直径約10cm、深さ約4cm)で、運転席右前方約2mのところに転がっていた。
原因
[1] 木材を積載したトラックを移動する際に、落下防止のため、木材をロープ等により荷台に固定させていなかったこと。[2] 作業者が、木材の落下する恐れがある範囲内に立ち入っていたこと。
対策
[1] トラックに積載した荷が落下または荷崩れするおそれのある場合には、短距離の移動であっても必ずロープ等で荷台に固定すること。[2] 荷の落下等により作業者に危険を及ぼすおそれのある範囲内には、作業者を立ち入らせないこと。
[3] 作業開始前に作業の方法等の作業計画を定め、当該作業計画により作業を行うとともに、関係作業者に周知させること。また、当該作業の指導者を定め、作業計画に基づき作業の指揮を行わせること。
[4] 誘導者を配置し、一定の合図を定め、誘導者に当該合図を行わせること。
厚生労働省