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建設業におけるリスクアセスメントのすすめ方

参考2

労働災害が発生する仕組み

労働災害は、危険性又は有害性と人(作業者)の、両方があって発生します。どちらか1方が存在するだけでは、労働災害に至りません。

例えば型枠を締付ける単管は、単管のままの状態では災害になりません。単管を人が持って作業中に落とすと、初めて災害が起こるという危険な状態となります。また、単管が落下した時、安全衛生対策の不備、不具合等があった場合、接触し人に当たれば労働災害になりますし、幸運にも回避できればヒヤリハットで終わります。

労働災害とヒヤリハットは、紙一重でありリスクの発生があったことは間違いありません。これらを図に表せば次の通りです。

労働災害が発生する仕組みを表した図

危険性又は有害性から労働災害(健康障害を含む)に至るプロセス


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