リスクアセスメントを実施する場合の実施ステップは、次のとおりです。
まずはトップの決意表明から。全員参加で実施する。
設備、作業方法を新規に採用したとき、又は変更したとき等に実施する。
作業手順書、取扱説明書、ヒヤリハット事例等の情報等を入手する。
作業単位で危険性又は有害性を特定する。
リスク見積りの方法で見積もる。
まずは、作業のやり方・手順を見直し、改善の方法を考える。 次に設備、最後は作業手順書の作成と教育を徹底する。
ノウハウとして蓄積、伝承する。
実施する場合、企業全体が一斉に展開できればよいのですが、特定の部門、特定の事業所等から実施し、その結果に基づいて順次他の部門、事業所等に広げていくことも有効な方法です。
ともかくリスクアセスメントの手法で「まずはやってみる」という姿勢で取り組むことが大切です。