職場のあんぜんサイト

ホーム > ヒヤリ・ハット事例 > はさまれ・巻き込まれ > ごみ収集車の清掃中に、回転板に挟まれそうになった
ヒヤリ・ハット事例
ごみ収集車の清掃中に、回転板に挟まれそうになった
ごみ収集車の清掃中に、回転板に挟まれそうになった
拡大
業種

清掃業

作業の種類

ごみ収集作業

ヒヤリ・ハットの状況

 作業者Aはごみ収集を終え、ごみ処理工場に戻って、ごみ収集車の清掃を行っていた。テールゲートの回転板に挟まったごみの破片を取り除こうと、体をテールゲート内に乗り出して作業をしていた。そのとき作業者Bが誤って回転板の始動ボタンを押し、作業者Aは危うく回転板に挟まれそうになった。

原因

・エンジンを掛けた状態で、ごみ収集車のテールゲート内の清掃作業を行っていたこと。
・ごみ収集車の清掃作業手順が定められていなかったこと。
・安全教育が行われていなかったこと。

対策

・ごみ収集車の清掃作業は、エンジンを切って行うこと。
・他の作業者が誤って操作しないように、エンジンキーを持って作業すること。
・ごみ収集車の清掃作業手順書を定め、関係する作業者全員に安全教育を行うこと。
・操作ボックスに鍵を付けるなど、ロックアウト方式を採用すること。
・ごみ収集車に、非常停止バーを設けること。