職場のあんぜんサイト

ホーム > ヒヤリ・ハット事例 > 転倒 > スピードスプレーヤー(農薬噴霧機)に乗車中、下りの路面でブレーキを踏んだら旋回して横転しそうになった
ヒヤリ・ハット事例
スピードスプレーヤー(農薬噴霧機)に乗車中、下りの路面でブレーキを踏んだら旋回して横転しそうになった
スピードスプレーヤー(農薬噴霧機)に乗車中、下りの路面でブレーキを踏んだら旋回して横転しそうになった
拡大
業種

農業

作業の種類

農薬散布作業

ヒヤリ・ハットの状況

 スピードスプレーヤーで農薬散布を行った後、戻る途中の下りの路面でブレーキを踏んで減速しようとしたところ、片側だけブレーキが作動し、旋回して横転しそうになった。

原因

・左右独立ブレーキを連結していなかったこと。

対策

・ブレーキ連結金具は、作業で必要なとき以外は確実に連結すること。
・スピードスプレーヤーを運転するときは、ブレーキ連結金具を確認し、下り坂では下り始めるときから低速にして、エンジンブレーキを併用して降りること。
・横転した場合に備えて、安全フレームを立て、シートベルトを着用すること。
・スピードスプレーヤーを用いた農薬散布作業や走行について、作業標準を作成し、これを遵守させること。