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ヒヤリ・ハット事例
下水道の補修工事中に、大量の水が流れてきて流されそうになった
下水道の補修工事中に、大量の水が流れてきて流されそうになった
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業種

建設業

作業の種類

下水道補修工事

ヒヤリ・ハットの状況

 下水道内の補修工事を行っていたところ、急に大量の水が流れてきて、慌てて地上に退避を始めたが、作業者5人のうち最後の1人が流されそうになった。マンホールのはしごにつかまって何とか全員が退避することができた。

原因

・上流地域に突発的・局地的な豪雨(ゲリラ豪雨)が降り、雨水が下水に流れ込んだこと。
・工事現場の天気だけで判断して作業を始めたこと。

対策

・「局地的な大雨に対する下水道管渠内工事等安全対策の手引き」(平成20年基安安発第1010002号)を参考に、気象情報の入手、施工計画書への安全管理の明記、工事等の中止基準の設定、安全器具の設置などを定め実施する。
・全員が余裕をもって退避できるような退避基準とすること。