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ヒヤリ・ハット事例
突然動きだした手持ち丸のこ盤を落として足に当たりそうになった
突然動きだした手持ち丸のこ盤を落として足に当たりそうになった
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業種

建設業

作業の種類

手持ちグラインダ

ヒヤリ・ハットの状況

 家屋の改修工事において、作業者Aが手持ち丸のこ盤(ACコードタイプ)を使って木材を切断していた。荷物を運んでいた作業者Bが延長コードのドラムに足を引っ掛けたため、丸のこ盤はコンセントから抜けて刃の回転が止まった。作業者Aは、なぜ丸のこ盤が止まったのか分からないので、刃の動きを確認していた。
 作業者Bがドラムのコンセントを入れ直したので刃が突然動き出し、驚いた作業者Aが丸のこ盤を落として足に当たりそうになった。

原因

 丸のこ盤の起動スイッチがオルタネイト型(スライドスイッチ)であったこと。

対策

 丸のこ盤を、モーメンタリ型起動スイッチ(押しているときだけON)の丸のこ盤、再起動防止機能(一度、スイッチをOFFにしないと起動しない)付きの丸のこ盤、コードレスタイプ(充電式)の丸のこ盤などに変更すること。