職場のあんぜんサイト

ホーム > ヒヤリ・ハット事例 > 切れ、こすれ > 竹林で間伐作業中、チェンソーがキックバック(跳ね上げ)を起こし、右足を負傷しそうになった
ヒヤリ・ハット事例
竹林で間伐作業中、チェンソーがキックバック(跳ね上げ)を起こし、右足を負傷しそうになった
竹林で間伐作業中、チェンソーがキックバック(跳ね上げ)を起こし、右足を負傷しそうになった
拡大
業種

その他の林業

作業の種類

林業

ヒヤリ・ハットの状況

 竹林で間伐作業中、チェンソーで竹を伐採し、枝打ち後に玉切り(幹を等間隔に切ること)をしていた。チェンソーを幹の下から差し込み、上半分を使って切断作業をしたため、チェンソーがキックバック(跳ね上がり)を起こした。足にはチェンソー用のチャップス(下半身保護具)を着用していたが、保護している外側をチェンソーの刃がかすめたため、右足内側を負傷しそうになった。

原因

 キックバックを起こしやすい、チェンソーの上半分で切断作業をしたこと。

対策

・チェンソーの上側を使って切断作業をしないこと。
・チャップスではなく、チェンソー保護ズボンを用いるなど、保護材のカバー範囲が広い下半身保護具の使用を検討すること。