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ヒヤリ・ハット事例
移動式クレーンから荷卸し中、荷のバランスが崩れて回転し、ぶつかりそうになった
移動式クレーンから荷卸し中、荷のバランスが崩れて回転し、ぶつかりそうになった
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業種

製造業

作業の種類

製造設備機械の積卸し作業

ヒヤリ・ハットの状況

 製造設備機械(重量350kg)をベルトスリング2本で2点掛けし、クレーンで吊ってトラックから降ろす作業を行っていた。荷が不安定だったため、作業員3名で機械を手で押さえながらつり上げていたところ、荷物が荷台から離れた際、荷が急に回転し、手で押さえていた作業員に激突しそうになった。

原因

 荷の重心が上部にあり、つり上げた時点で不安定な状態だったにもかかわらず、玉掛けを修正せずにつり上げ作業を続けたこと。

対策

 荷の積込み、積卸し作業では、荷の形状や重心を踏まえ、より安全な方法で玉掛けを行う。