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ヒヤリ・ハット事例
油圧ショベルの運転台の取手を掴んだところ、手が滑りキャタピラーから転落しそうになった
油圧ショベルの運転台の取手を掴んだところ、手が滑りキャタピラーから転落しそうになった
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業種

建設業

作業の種類

油圧ショベルへの乗車

ヒヤリ・ハットの状況

 ビル解体工事現場にて、油圧ショベルに乗り込むためキャタピラーに上り、運転台の取手を手で掴んだところ、直前の給油作業により手袋に重油が付着していたため、手を滑らせキャタピラーから転落しそうになった。

原因

 慣れた動作だったこともあり、手袋に重油が付着していたことに注意を払わず運転台の取手を掴んだこと。

対策

 給油作業で使用した手袋を、次の作業で引き続いて使用しないこと。また、昇降の際は、両手両足の4箇所のうち、1箇所だけを動かして安全を確保し、「三点確保(三点支持)」の基本的な動作を守ること。