建設業
スレート屋根の解体
倉庫の解体工事の際、老朽化したスレート屋根の上を歩行していたためスレート材を踏み抜き、コンクリート床に転落しそうになった。
作業にあたり、屋根の上に歩み板の設置がなされていなかった。また、安全帯も使用していなかった。
スレート、木毛版等の材料でふかれた屋根の上で作業を行う際は、踏み抜きによる危険防止のため、幅30cm以上の歩み板を設けること。また、建屋内部に安全網を張る、あるいは屋根の上部にピンと張られた親綱を設置し、安全帯を使用するなど、踏み抜きによる危険を防止するための措置を講ずること。