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ヒヤリ・ハット事例
灯油容器の傍らでガス溶断機の作業を実施して火災・爆発の危険があった
灯油容器の傍らでガス溶断機の作業を実施して火災・爆発の危険があった
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業種

建築工事業

作業の種類

溶断作業

ヒヤリ・ハットの状況

 部品棚に品名表示張付け用鋼板(高さ10cm×厚さ3mm×幅3m)を取り付ける作業をしていた。棚のコーナーの溶接部をバーナーで手入れする必要が発生したため、右手にバーナーの火をつけたまま外向きで持ち、左手で補修箇所をあたっていたが、右側には灯油ボックスが2個あり、火災の危険が非常に大きかった。

原因
バーナーに火を付けたままで、他の作業を行った。
灯油など危険な物が傍らにあることを無視していた。
灯油置き場の危険表示がなかった。
消火器の配置と表示がなかった。
対策
溶断以外の作業を行うときには、必ず溶断機の火を消して行う。
火災・爆発等が予測される場合は、その危険物を移すか、防護対策実施後に行う。
灯油置き場の危険表示を行う。
消火器を配置し、表示を行う。