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ヒヤリ・ハット事例
アウトリガーフロートの補強鋼板の調整作業中、手を挟まれそうになった
アウトリガーフロートの補強鋼板の調整作業中、手を挟まれそうになった
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業種

建設業

作業の種類

吊り上げ作業

ヒヤリ・ハットの状況

 鉄骨を移動式クレーンで吊り上げるため、クレーン車の位置決めを行なったとき、アウトリガー受け用補強鋼板を、アウトリガーのフロート位置に仮置きし、フ ロートを下げていたところ、補強鋼板が少し(約3センチ)ずれていたので、手で直そうと思い右手で押したと同時にアウトリガーが下がってきて、補強鋼板と フロートとの間に指を挟まれそうになった。

対策

 クレーン車の位置決めは、初めにアウトリガーを張り出してフロートの位置決めを行ない、必要に応じて補強鋼板をその位置に設定するが、運転者と他の作業者の合図等について作業手順書に明記するとともに、安全教育で周知させる。