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労働災害事例

リーチフォークリフトのヘッドガードとマストにはさまれ、死亡

リーチフォークリフトのヘッドガードとマストにはさまれ、死亡
業種 その他の道路貨物運送業
事業場規模 16〜29人
機械設備・有害物質の種類(起因物) フォークリフト
災害の種類(事故の型) はさまれ、巻き込まれ
被害者数
死亡者数:1人 休業者数:−
不休者数:− 行方不明者数:−
発生要因(物)
発生要因(人)
発生要因(管理)

No.1

発生状況

(1) 被災者は倉庫内のパレット積み木箱のはい横に停止していたリーチフォークリフトのヘッドガードとマストの間にはさまれているのが発見された。
 このとき、フォークリフトにはメインスイッチが入ったままになっており、運転台の上には食料品の入った木箱(40×30×25cm 重量25kg)が置かれており、この木箱がマストの操作レバーを押していた。
 直ちに、救出したが間もなく死亡するに至った。
(2) 被災者は、始業直後に食料品の入った木箱5個の出荷伝票を受け、リーチフォークリフトを運転して倉庫内に入り、木箱のパレット荷(木箱が3段に積まれていた)が2段に積まれたはい(高さ約190cm)の横約30cmの位置に停止させた。
(3) 次に木箱を取り出すため、片足をフォークリフトの運転台に、片足を上段パレットに乗せて足場とし、上部より木箱一個を取り出してヘッドガードの上に置いた。次に足場をかえて、片足をマストの中段に乗せて、木箱をヘッドガード上から運転台に移しかえた。そのとき、木箱が運転台上のマストの操作レバーを押しつけたため、マストがバックしてヘッドガードとの間にはさまれた。(本件災害発生状況は災害発生推定時刻より約15分後に被災現場を発見した作業者ならびに関係者から事情聴取した結果の推定である。)
(4) 通常作業では木箱出荷の場合、フォークリフトでパレットを倉庫外に搬出して行うが、今回は出荷個数が少なかったので庫内で行われたものである。

原因

(1) フォークリフトのメインスイッチを入れたまま運転席を離れ作業を行ったこと。
(2) フォークリフトの構造部を足場として使用したこと。

対策

(1) フォークリフトの運転席を離れる場合は必ずメインスイッチを切ること。
(2) フォークリフトを作業足場、昇降のために使用しないこと。
(3) フォークリフト作業は適切な作業計画に基づき作業指揮者の指揮で行うこと。
(4) フォークリフトの作業標準を作成し、その周知徹底をはかること。