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労働災害事例

一般公道走行中のフォークリフトが転倒

一般公道走行中のフォークリフトが転倒
業種 一般貨物自動車運送業
事業場規模 30〜99人
機械設備・有害物質の種類(起因物) フォークリフト
災害の種類(事故の型) 転倒
被害者数
死亡者数:1人 休業者数:−
不休者数:− 行方不明者数:−
発生要因(物)
発生要因(人)
発生要因(管理)

No.62

発生状況

(1) 被災者Kは、A運送の得意先であるL製作工場構内のフォークリフト作業に従事していた。
(2) 災害発生当日午後5時頃日常の作業が終了したが、翌日から定期自主検査(年次)を受けるため、2km離れた自社までフォークリフトを回送しようとした。
(3) ナンバープレートもある2トン積カウンタバランスフォークリフトなので、道路を自送することにして、フォークに空のパレットを差して工場を出発した。
(4) 片側2車線の道路であるが、途中に橋がありその部分だけ片側1車線になる。橋の長さは、20mで前後に約200mずつ取りつけ道路があり上り下り約5%の勾配がついている。
(5) フォークリフトがその橋にさしかかり、下り坂を下りはじめた時、フォークリフトが大きく蛇行して左側歩道縁石に衝突して、フォークリフトが転倒した。
(6) 運転中の被災者は、フォークリフトから投げ出されて、歩道路面とヘッドガードにはさまれて、約3時間後に死亡した。

原因

(1) 一般公道上を比較的長い距離回送したこと。
 イ. 時間帯が夕方の混雑時であった。
ロ. 道路が2車線から1車線に狭くなっていたこと。
(2) 下り坂でスピードが出過ぎて蛇行し、急ブレーキをかけた。

対策

(1) 荷役運搬機械等の低速車両は原則として、トラック等に積載して回送する。
(2) 止むを得ず自送させる場合は、混雑時を避け、スピードに注意して、「急旋回」はしない、「急ブレーキ」はかけない。