アンケートにご協力お願いします。

ゴミ箱に捨てられた有機溶剤を含む布類から揮発した有機溶剤による中毒

  労働災害事例イラスト イラストをクリックすると拡大表示されます
発生状況
 被災者は災害発生場所にて製造ラインの部品の水拭き作業を行っていたが、作業開始時より有機溶剤の匂いを感じたまま作業を継続していたところ、作業開始から約120分後に頭痛や吐き気等の症状を訴え、医療機関を受診した。作業者は有機溶剤を使用していなかったが、災害発生場所付近では、作業者が作業を開始する前に他の作業者による製造ラインの部品の洗浄作業が行われていた。前の作業では、トルエン等を含有するシンナーを染み込ませたガーゼで部品を払しょくしたが、そのガーゼを付近のごみ箱に密閉することなく廃棄していた。製造ラインの部品の洗浄作業における作業手順は定められていなかった。
 
原因
 有機溶剤の性質および有害性や、廃棄方法に関する教育が不足していたこと
 製造ラインの部品の洗浄作業における作業手順が定められていなかったこと
 有機溶剤を含ませた布や紙(ウエスや雑巾等)の廃棄物を保管する際に密閉化されていなかったこと
対策
 シンナーのように揮発しやすい有機溶剤を使用する時は、作業場内に有機溶剤蒸気が滞留しないように、局所排気装置の設置や換気を行う
 リスクアセスメントを行い、作業手順を定め、周知・教育すること
 払しょく等のためにシンナーを含ませたガーゼやウエスのような布類やペーパータオルを廃棄する際は、金属のふた付き容器を使用して、密閉する。有機溶剤蒸気の漏洩がある場合には、廃棄容器にも排気設備を設置する
業種 製造業
事業場規模 100〜299人
機械設備・有害物質の種類(起因物) 有害物
災害の種類(事故の型) 有害物等との接触
被害者数
死亡者数:0人 休業者数:1人
不休者数:0人 行方不明者数:0人
発生要因(物)
発生要因(人)
発生要因(管理)
NO.101621
このページのトップへ戻ります
アンケートにご協力お願いします。