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加熱炉内チューブ内で高温酸化腐食による開孔と漏洩した原油への引火

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発生状況
 加熱炉にて原油の蒸留工程中に、加熱炉内チューブ付近にて異常燃焼を確認したため、原油漏洩と判断し、加熱炉を停止させたもの。加熱炉チューブはバーナーとの距離が近く、熱負荷が高い状態であったが、プロテクタの取付はなかった。高温酸化腐食環境下でチューブの減肉が進み、開孔し、漏洩、火災となったと推定される。原油の漏洩量は約4.2リットルと算出された。開口部近傍の肉厚は0.9mmである(元厚8.0mm)。チューブ内面にコークス層が生成して伝熱効率が低下し、外面温度計による温度管理が適切に行われていなかった。
原因
1 装置・設備の管理不足・点検不備
2 亀裂・開孔(ピンホールなど)による漏洩
対策
1 加熱炉チューブの外面温度を管理値内とし、加熱炉チューブ内のコークの生成(加熱炉チューブの伝熱の効率が低下)を防止するため、運転温度の見直し等運転温度の管理を適切に行うこと。また、熱負荷が高い箇所にプロテクタを取り付ける場合、脱落しない取付、また脱落の有無等を日常点検で確認すること。
2 常圧蒸留装置加熱炉について、外面温度計の増設、加熱炉チューブの外面温度に係る日常点検等を実施し、加熱炉チューブの温度管理を行うこと。
業種 石油製品・石炭製品製造業
事業場規模 300〜999人
機械設備・有害物質の種類(起因物) 化学設備
災害の種類(事故の型) 火災
被害者数
死亡者数:0人 休業者数:0人
不休者数:0人 行方不明者数:0人
発生要因(物) 物の置き方、作業場所の欠陥
発生要因(人) 分類不能
発生要因(管理) 機械、装置等の指定外の使用
NO.101594
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