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反応釜内のバナジン酸アンモニウムの静電気による爆発

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発生状況
 3-ブチルヘキサン二酸製造工程において、希硝酸が入った反応釜に、触媒のバナジン(X)酸アンモニウムを投入した後、4-t-ブチルシクロヘキサノールを融解させて反応釜内に滴下している際に爆発が起き、被災者Aは顔面の薬傷により負傷、被災者Bは胸部圧迫で死亡した。被災者Cは避難時に落下物で頭部を負傷。被災者Dは、救助の際に気管の薬傷を負った。被災者Eは避難時に気分が悪くなったもの。爆発の原因は安衛研で調査中であるが、静電気への対策が不十分である部品が見受けられることから、静電気が着火源と推定される。
原因
1 適切な呼吸用保護具未着用
2 リスクアセスメント未実施
3 装置・設備の管理不足・点検不備
4 その他(静電気帯電)
対策
1 全ての部品について、接地されている部材と電気的に接合し、帯電を防止できるよう対策を講じること。
2 使用する呼吸用保護具については、扱う物質に対応した適切な呼吸用保護具を使用すること。
3 化学物質のリスクアセスメントを実施し、あらゆるリスクに基づく必要な対策を検討し、適切な措置を講じること。
業種 無機・有機化学工業製品製造業
事業場規模 16〜29人
機械設備・有害物質の種類(起因物) 化学設備
災害の種類(事故の型) 爆発
被害者数
死亡者数:1人 休業者数:4人
不休者数:0人 行方不明者数:0人
発生要因(物) 作業方法の欠陥
発生要因(人) 分類不能
発生要因(管理) その他の不安全な行為
NO.101590
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