厚生労働省クッキーカッター機のベルト部分の掃除中、カッターの刃で右手中指を切断した。
| 業種 | その他の小売業 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業場規模 | 30〜99人 | |||||
| 機械設備・有害物質の種類(起因物) | 食品加工用機械 | |||||
| 災害の種類(事故の型) | 切れ、こすれ | |||||
| 被害者数 |
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| 発生要因(物) | 作業方法の欠陥 | |||||
| 発生要因(人) | 職場的原因 | |||||
| 発生要因(管理) | 運転中の機械、装置等の掃除、注油、修理、点検等 | |||||
No.101515
発生状況
| クッキーカッター機を動かしたまま同機のベルト部分の掃除をしていた。カットされたクッキー生地の出口付近で回転しているベルトに手を押し付けて拭いていたところ、力が入ってしまい誤って右手が滑りこんだ。その際、カッターの刃で右手中指の先端を1.3cmほど切断した。 |
原因
| この災害の原因としては、次のようなことが考えられる。 | |
| 動いている機械、回転している機械には手を出さないという鉄則を無視してクッキーカッター機を動かしたままベルト部分の掃除をしたこと。 |
対策
| 類似災害の防止のためには、次のような対策の徹底が必要である。 | |
| 1 | カッター部分に指が入らないようなガード（ストッパー）を設置すること。 |
| 2 | ベルトの清掃が必要であれば、頻度を決めて、運転を停止して清掃を行うよう規則化して遵守すること。 |
| 3 | 清掃専用の治具を作ること。 |