工場内床面の基礎補強工事作業中、一酸化炭素中毒となり入院
業種 | 機械(精密機械を除く)器具製造業 | |||||
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事業場規模 | 5〜15人 | |||||
機械設備・有害物質の種類(起因物) | 有害物 | |||||
災害の種類(事故の型) | 有害物等との接触 | |||||
被害者数 |
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発生要因(物) | ||||||
発生要因(人) | ||||||
発生要因(管理) |
No.101502
発生状況
本災害は、工場内床面の基礎補強工事作業中に発生した。 工場内で、外部作業者が内燃機関を有するコンクリートカッターを使用し、工場内床面の基礎補強工事を行っていたところ、その周辺で機械操作業務、金型加工業務を行っていた作業者計7名がコンクリートカッターの排気ガスを吸引し、一酸化炭素中毒となった。 |
原因
1 | 自然換気の不十分な工場内で内燃機関を使用したこと。 |
2 | 換気装置又は自然換気により、十分な換気を行わなかったこと。 |
3 | 一酸化炭素中毒の恐れがあるにもかかわらず、立入禁止の措置を行っていないこと。 |
4 | 作業開始前に換気の効果を一酸化炭素ガス濃度計で確認していないこと。また、作業者が作業を行っている間、継続的に、一酸化炭素の気中濃度を測定していないこと。 |
5 | 内燃機関からの一酸化炭素の排出量を把握し、作業空間に応じた換気量を確保していなかったこと。 |
対策
1 | 屋内作業場においては、電動式のコンクリートカッターを使用すること。 |
2 | 換気装置又は自然換気による十分な換気を行うこと。 |
3 | 一酸化炭素中毒の恐れがある場合には、関係者以外の作業者を立入禁止にすること。 |
4 | 作業開始前に換気の効果を一酸化炭素ガス濃度計で確認すること。また、作業者が作業を行っている間、継続的に、一酸化炭素の気中濃度を測定すること。 |
5 | 内燃機関からの一酸化炭素の排出量を把握し、作業空間に応じた換気量を確保すること。 |