集積してあった鉄筋に足を乗せたところ、足をすくわれ、バランスを崩し転倒した
業種 | その他の金属製品製造業 | |||||
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事業場規模 | 16〜29人 | |||||
機械設備・有害物質の種類(起因物) | 通路 | |||||
災害の種類(事故の型) | 転倒 | |||||
被害者数 |
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発生要因(物) | 作業方法の欠陥 | |||||
発生要因(人) | 職場的原因 | |||||
発生要因(管理) | その他の不安全な行為 |
No.101470
発生状況
被災者は、金属製品の加工場で鉄筋を担いで移動中、集積してあった鉄筋に足を乗せたところ、足元の鉄筋が回転し、足をすくわれバランスを崩し、鉄筋加工台に背中を強打した。 尚、集積してあった鉄筋は束ねられていなかった。 |
原因
この災害の原因としては、次のようなことが考えられる。 | |
1 | 大丈夫であろうと考え、集積してあった鉄筋に足を乗せたこと。 |
2 | 鉄筋が束ねられることなく、作業動線上に放置されていたこと。 |
対策
類似災害の防止のためには、次のような対策の徹底が必要である。 | |
1 | 鉄筋の運搬経路を定め、集積箇所では鉄筋を放置することなく、しっかり結束させること。 |
2 | 作業方法や、搬入・運搬について作業実施計画書、手順書等を作成し、事業場内で周知、徹底すること。 |
3 | 万一、結束されていない鉄筋が作業動線上に放置されていても、鉄筋上を歩行しないこと。 |