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ヒヤリ・ハット事例
スチームと水の混合による簡易な熱水調製パイプによる熱水で設備を洗浄中、急に蒸気が噴出して火傷をしそうになった
スチームと水の混合による簡易な熱水調製パイプによる熱水で設備を洗浄中、急に蒸気が噴出して火傷をしそうになった
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業種

派遣業

作業の種類

その他の起因物(設備の洗浄作業)

ヒヤリ・ハットの状況

 パイプ内でのスチームと水道水の混合による、簡易型の熱水調製パイプを使用して設備の熱水洗浄を行っていたところ、急に蒸気が噴出してホースが暴れ、熱水のしぶきが作業衣の脚部にかかった。幸い作業衣中までは入らず熱傷には至らなかった。

原因

 蒸気の量を固定して水道水のバルブで熱水温度を調節していたが、バルブの調節が適切でないかあるいは水道水の水圧が低下するなどして、水道水の供給が過少となったため。

対策

 市販の安全な「スチームウォーターミキシングバルブ」(「スチームウォーターミキサー」とも呼ばれる)に切り替えること。また、作業時には必ず保護具(作業衣、ゴム手袋、長靴、保護メガネなど)を着用すること。