ホーム > GHSモデル SDS情報 |
1.化学物質等及び会社情報 | |||
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化学物質等の名称 | ベンゼン‐1,2,4,5‐テトラカルボン酸1,2:4,5‐二無水物、 (Benzene‐1,2,4,5‐tetracarboxylic 1,2:4,5‐dianhydride) | ||
製品コード | 20A2146 | ||
会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
メールアドレス | |||
推奨用途及び使用上の制限 | 耐熱エポキシ樹脂の架橋剤。アルキド樹脂、合成潤滑油、防さび剤、低揮発可塑剤、アルカリ可溶ポリエステル等の原料。 | ||
2.危険有害性の要約 | |||
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GHS分類 | |||
分類実施日 | H21.3.27、政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版)を使用 |
物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
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可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
高圧ガス | 分類対象外 | |
引火性液体 | 分類対象外 | |
可燃性固体 | 分類できない | |
自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
自然発火性液体 | 分類対象外 | |
自然発火性固体 | 分類できない | |
自己発熱性化学品 | 分類できない | |
水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
酸化性液体 | 分類対象外 | |
酸化性固体 | 分類対象外 | |
有機過酸化物 | 分類対象外 | |
金属腐食性物質 | 分類できない | |
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
急性毒性(経皮) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:粉じん) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ミスト) | 分類対象外 | |
皮膚腐食性・刺激性 | 分類できない | |
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 区分1 | |
呼吸器感作性 | 分類対象外 | |
皮膚感作性 | 区分1 | |
生殖細胞変異原性 | 分類できない | |
発がん性 | 分類できない | |
生殖毒性 | 分類できない | |
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 分類できない | |
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 分類できない | |
吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 分類できない |
水生環境慢性有害性 | 分類できない |
ラベル要素 | |||
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絵表示又はシンボル | |||
注意喚起語 | 危険 | ||
危険有害性情報 | 重篤な眼の損傷 | ||
アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ | |||
注意書き | |||
【安全対策】 | |||
適切な保護手袋を着用すること。 | |||
適切な保護眼鏡、保護面を着用すること。 | |||
粉じん、蒸気、スプレー、ヒュームの吸入を避けること。 | |||
汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
【応急措置】 | |||
皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。 | |||
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | |||
眼に入った場合、直ちに医師に連絡すること。 | |||
皮膚に付着した場合、皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
【保管】 | |||
データなし | |||
【廃棄】 | |||
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
国・地域情報 | |||
3.組成及び成分情報 | |||
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化学物質 | |||
化学名又は一般名 | ベンゼン‐1,2,4,5‐テトラカルボン酸1,2:4,5‐二無水物 | ||
別名 | 無水ピロメリト酸、 (Pyromellitic anhydride)、ピロメリト酸二無水物、 (Pyromellitic dianhydride)、1,3,5,7‐テトラオキソ‐2,6‐ジオキサ‐s‐インダセン、 (1,3,5,7-Tetraoxo‐2,6‐dioxa‐s‐indacene)、1,2,4,5‐ベンゼンテトラカルボン酸無水物、(1,2,4,5-Benzenetetracarboxylic anhydride) | ||
分子式 (分子量) | C10H2O6(218.12) | ||
化学特性 (示性式又は構造式) | |||
CAS番号 | 89-32-7 | ||
官報公示整理番号(化審法・安衛法) | (3)-1287 | ||
分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
4.応急措置 | |||
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吸入した場合 | 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | ||
皮膚に付着した場合 | 汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | ||
水と石鹸で洗うこと。 | |||
皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
直ちに医師に連絡すること。 | |||
飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。 | ||
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
予想される急性症状及び遅発性症状 | 吸入:咳、咽頭痛、喘鳴、息切れ。 | ||
皮膚:発赤、灼熱感。 | |||
眼: 発赤、痛み、かすみ眼。 | |||
経口摂取: 灼熱感。 | |||
最も重要な兆候及び症状 | 高濃度の場合、肺出血を生じることがある。 | ||
応急措置をする者の保護 | データなし | ||
医師に対する特別注意事項 | 喘息の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。 この物質により喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと。 | ||
5.火災時の措置 | |||
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消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、乾燥砂類 | ||
使ってはならない消火剤 | 棒状放水 | ||
特有の危険有害性 | 熱、火花及び火炎で発火するおそれがある。 | ||
激しく加熱すると燃焼する。 | |||
火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
6.漏出時の措置 | |||
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人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 全ての着火源を取り除く。 | ||
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
封じ込め及び浄化方法・機材 | 水で湿らせ、空気中のダストを減らし分散を防ぐ。 | ||
二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
プラスチックシートで覆いをし、散乱を防ぐ。 | |||
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
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取扱い | |||
技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
安全取扱い注意事項 | 粉じん、蒸気、スプレー、ヒュームの吸入を避けること。 | ||
取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
眼に入れないこと。 | |||
汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
接触回避 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
保管 | |||
技術的対策 | 特別に技術的対策は必要としない。 | ||
混触危険物質 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
保管条件 | 容器を密閉して冷乾所で保管すること。 | ||
容器包装材料 | データなし | ||
8.ばく露防止及び保護措置 | |||
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管理濃度 | 未設定 | ||
許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
日本産衛学会(2007年版) | 未設定 | ||
ACGIH(2007年版) | 未設定 | ||
設備対策 | 作業場には全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | ||
この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | |||
保護具 | |||
呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
9.物理的及び化学的性質 | |||
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物理的状態 | |||
形状 | 固体 | ||
色 | 白色 | ||
臭い | 特徴臭 | ||
pH | データなし | ||
融点・凝固点 | 286℃ : Chapman (2008) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | 397〜400℃ : Chapman (2008) | ||
引火点 | 380℃ : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
自然発火温度 | データなし | ||
燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
爆発範囲 | データなし | ||
蒸気圧 | 1.47E-005mmHg (25℃) (推定値) : SRC (Access on Sep. 2008) | ||
蒸気密度 | データなし | ||
蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
比重(密度) | 1.68 (25℃,4℃) : Gangolli (2nd, 1999) | ||
1.68 g/cm3 (20℃) : GESTIS (Access on Sep. 2008) | |||
溶解度 | 水 : 59.7 mg/L (25℃) (推定値) : SRC (Access on Sep. 2008) | ||
アルコール類、エステル、DMF、DMSO等に易溶。アセトンに可溶。 : 有機化合物辞典 (1985) | |||
オクタノール・水分配係数 | logKow=2.14 (推定値) : SRC (Access on Sep. 2008) | ||
分解温度 | データなし | ||
粘度 | データなし | ||
粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
最小発火エネルギー | データなし | ||
体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
10.安定性及び反応性 | |||
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安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
危険有害反応可能性 | 水と反応し、酸を生成する。 | ||
避けるべき条件 | データなし | ||
混触危険物質 | 水 | ||
危険有害な分解生成物 | 酸 | ||
11.有害性情報 | |||
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急性毒性 | |||
経口 | ラットのLD50値 = 2250 mg/kg (HSDB (2004)) より、JIS分類基準の区分外(国連分類基準の区分5)とした。 | ||
経皮 | データなし | ||
吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義における固体である。 | |
吸入(蒸気): | データなし | ||
吸入(粉じん): | データなし | ||
皮膚腐食性・刺激性 | データなし | ||
眼に対する重篤な損傷・刺激性 | ウサギを用いたDraize test の試験結果は重度の刺激性 (RTECS (2008))であり、EU分類においてXi; R41 (EU-Annex I (Access on Sep. 2008))であることから区分 1 とした。 | ||
呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:ラットを用いた吸入試験で液性免疫反応の増加(RTECS(2008))とあるが、データ不足で分類できない。 | ||
皮膚感作性:モルモットを用いた試験で弱い感作性(HSDB(2004))」とあり、EUがXi;R42/43としていることから皮膚感作性区分1とした。 | |||
生殖細胞変異原性 | データなし | ||
発がん性 | データなし | ||
生殖毒性 | データなし | ||
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | データなし | ||
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | ラットを用いた30日間経口投与試験の区分2のガイダンス値を超える1320 mg/kg (330 mg/kg/90日)の用量で総たんぱく質、ビリルビン、コレステロール値の変化および組織、血液中のコリンエステラーゼ、リン酸化酵素の変化(RTECS (2008))が認められ、ラットを用いた122日間の吸入ばく露試験(ばく露時間記載なし)の0.02 mg/Lの用量で呼吸抑制、肝臓の脂肪変性(RTECS (2008))がみられているが、リスト3のデータであり詳細が不明であることからデータ不足で分類できない。 | ||
吸引性呼吸器有害性 | データなし | ||
12.環境影響情報 | |||
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水生環境急性有害性 | データなし | ||
水生環境慢性有害性 | データなし | ||
13.廃棄上の注意 | |||
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残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
14.輸送上の注意 | |||
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国際規制 | |||
海上規制情報 | 該当しない | ||
航空規制情報 | 該当しない | ||
UN No. | 該当しない | ||
国内規制 | |||
陸上規制情報 | 該当しない | ||
海上規制情報 | 該当しない | ||
航空規制情報 | 該当しない | ||
特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行うこと。 | |||
重量物を上積みしない。 | |||
緊急時応急措置指針番号 | |||
15.適用法令 | |||
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16.その他の情報 | |||
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参考文献 | 各データ毎に記載した。 |