| ホーム > GHSモデル SDS情報 |
| 1.化学物質等及び会社情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質等の名称 | 4,4’‐メチレンビス(2‐メチルシクロヘキサンアミン) (4,4’-Methylenebis(2-methylcyclohexaneamine)) | ||
| 製品コード | 20B0559 | ||
| 会社名 | ○○○○株式会社 | ||
| 住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
| 電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| 緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
| メールアドレス | |||
| 推奨用途及び使用上の制限 | エポキシ樹脂硬化剤、ポリイミド原料 | ||
| 2.危険有害性の要約 | |||
|---|---|---|---|
| GHS分類 | |||
| 分類実施日 | H18.9.20 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)、GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)を使用 | ||
| 物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
|---|---|---|
| 可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
| 可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
| 支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
| 高圧ガス | 分類対象外 | |
| 引火性液体 | 区分外 | |
| 可燃性固体 | 分類対象外 | |
| 自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
| 自然発火性液体 | 区分外 | |
| 自然発火性固体 | 分類対象外 | |
| 自己発熱性化学品 | 分類できない | |
| 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
| 酸化性液体 | 分類対象外 | |
| 酸化性固体 | 分類対象外 | |
| 有機過酸化物 | 分類対象外 | |
| 金属腐食性物質 | 分類できない | |
| 健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
| 急性毒性(経皮) | 分類できない | |
| 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
| 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分1 | |
| 急性毒性(吸入:粉じん) | 分類対象外 | |
| 急性毒性(吸入:ミスト) | 分類できない | |
| 皮膚腐食性・刺激性 | 区分1A-1C | |
| 眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 区分1 | |
| 呼吸器感作性 | 分類できない | |
| 皮膚感作性 | 区分外 | |
| 生殖細胞変異原性 | 分類できない | |
| 発がん性 | 分類できない | |
| 生殖毒性 | 区分外 | |
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分2(呼吸器 神経系 心臓 腎臓 ) | |
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分1(腎臓 ) | |
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分2(副腎 血液系 呼吸器 心臓 肝臓 ) | |
| 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
| 環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 区分2 |
| 水生環境慢性有害性 | 区分2 |
| ラベル要素 | |||
|---|---|---|---|
| 絵表示又はシンボル | ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
| 注意喚起語 | 危険 | ||
| 危険有害性情報 | 飲み込むと有害 | ||
| 吸入すると生命に危険 | |||
| 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 | |||
| 重篤な眼の損傷 | |||
| 呼吸器、心臓、神経系、腎臓の障害のおそれ | |||
| 長期又は反復ばく露による腎臓の障害 | |||
| 長期又は反復ばく露による肝臓、血液系、呼吸器、心臓、副腎の障害のおそれ | |||
| 水生生物に毒性 | |||
| 長期的影響により水生生物に毒性 | |||
| 注意書き | |||
| 【安全対策】 | |||
| この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
| 取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
| ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 | |||
| 適切な呼吸用保護具を着用すること。 | |||
| 適切な保護手袋、保護衣を着用すること。 | |||
| 適切な保護眼鏡、保護面を着用すること。 | |||
| 環境への放出を避けること。 | |||
| 【応急措置】 | |||
| 皮膚又は毛に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取り除くこと。皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。 | |||
| 飲み込んだ場合、口をすすぐこと。 | |||
| 飲み込んだ場合、気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | |||
| 汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
| 吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | |||
| 吸入した場合、直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | |||
| 飲み込んだ場合、口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | |||
| 皮膚に付着した場合、眼に入った場合、飲み込んだ場合、吸入した場合は、直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 眼に入った場合、直ちに医師に連絡すること。 | |||
| ばく露した時、又は気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | |||
| 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 漏出物は回収すること。 | |||
| 【保管】 | |||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。 | |||
| 【廃棄】 | |||
| 内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
| 国・地域情報 | |||
| 3.組成及び成分情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質 | |||
| 化学名又は一般名 | 4,4’‐メチレンビス(2‐メチルシクロヘキサンアミン) | ||
| 別名 | 3,3’‐ジメチル‐4,4’‐ジアミノジシクロヘキシルメタン (3,3'-Dimethyl-4,4'-diaminodicyclohexylmethane)、ラロミンCジアミン (Laromin C diamine) | ||
| 分子式(分子量) | C15H30N2 (238.42) | ||
| 化学特性(示性式又は構造式) | ![]() | ||
| CAS番号: | 6864-37-5 | ||
| 官報公示整理番号(化審法・安衛法) | (4)-102 | ||
| 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
| 濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
| 4.応急措置 | |||
|---|---|---|---|
| 吸入した場合 | 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | ||
| 直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 皮膚に付着した場合 | 直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。 | ||
| 皮膚を流水またはシャワーで洗うこと。 | |||
| 汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
| 直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
| 直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | ||
| 直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 予想される急性症状及び遅発性症状 | 吸入 : 灼熱感、咳、咽頭痛、息苦しさ、息切れ。症状は遅れて現われることがある。 | ||
| 皮膚 : 重度の皮膚熱傷、痛み、発赤。 | |||
| 眼 : 痛み、発赤、重度の熱傷。 | |||
| 経口摂取 : 腹痛、灼熱感、ショックまたは虚脱。 | |||
| 最も重要な兆候及び症状 | 肺水腫の症状は2〜3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。 | ||
| 応急措置をする者の保護 | データなし | ||
| 医師に対する特別注意事項 | データなし | ||
| 5.火災時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 消火剤 | 泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
| 使ってはならない消火剤 | 水噴霧、棒状放水 | ||
| 特有の危険有害性 | 火災によって刺激性、腐食性及び/又は毒性のガスを発生するおそれがある。 | ||
| 加熱により容器が爆発するおそれがある。 | |||
| 加熱あるいは水の混入により容器が爆発するおそれがある。 | |||
| 特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
| 消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。 | |||
| 周辺火災の場合、移動可能な容器は速やかに安全な場所に移す。 | |||
| 消火を行う者の保護 | 消火作業の際は、適切な空気呼吸器、化学用保護衣を着用する。 | ||
| 6.漏出時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | ||
| 関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
| 作業者は適切な保護具(『8.ばく露防止措置及び保護措置』の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。 | |||
| 密閉された場所は換気する。 | |||
| 環境に対する注意事項 | 環境への放出を避けること。 | ||
| 回収・中和 | 少量の場合、乾燥土、砂や不燃材料で吸収し、あるいは覆って密閉できる空容器に回収する。後で廃棄処理する。 | ||
| 物質を吸込み又は掃き取って廃棄用容器に入れること。 | |||
| 封じ込め及び浄化方法・機材 | 少量の場合、乾燥土、砂や不燃材料で覆い更にプラスチックシートで飛散を防止し、雨に濡らさない。 | ||
| 二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
| 排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。 | |||
| 7.取扱い及び保管上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 取扱い | |||
| 技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
| 局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
| 安全取扱い注意事項 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
| この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
| 火気注意。 | |||
| 飲み込みを避けること。 | |||
| 皮膚との接触を避けること。 | |||
| ガスを吸入しないこと。 | |||
| ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 空気中の濃度をばく露限度以下に保つために排気用の換気を行うこと。 | |||
| 排気用の換気を行うこと。 | |||
| 眼、皮膚に付けないこと。 | |||
| 取り扱い後は手を洗う。 | |||
| 接触、吸入又は飲み込まないこと。 | |||
| 接触回避 | データなし | ||
| 保管 | |||
| 技術的対策 | 消防法の規制に従う。 | ||
| 混触危険物質 | データなし | ||
| 保管条件 | 容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。 | ||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 酸化剤から離して保管する。 | |||
| 特に技術的対策は必要としない。 | |||
| 容器包装材料 | データなし | ||
| 8.ばく露防止及び保護措置 | |||
|---|---|---|---|
| 管理濃度 | 未設定 | ||
| 許容濃度(ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
| 日本産衛学会(2007年版) | 未設定 | ||
| ACGIH(2007年版) | 未設定 | ||
| 設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
| 作業場には全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
| 保護具 | |||
| 呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
| 手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
| 眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
| 皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
| 衛生対策 | この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | ||
| 取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
| 9.物理的及び化学的性質 | |||
|---|---|---|---|
| 物理的状態 | |||
| 形状 | 液体 | ||
| 色 | 無色-黄色 | ||
| 臭い | データなし | ||
| pH | データなし | ||
| 融点・凝固点 | -7℃ : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
| 沸点、初留点及び沸騰範囲 | 342℃ : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
| 引火点 | 173℃ (密閉式) : IUCLID (2000) | ||
| 自然発火温度 | 275℃ : IUCLID (2000) | ||
| 燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
| 爆発範囲 | 0.5 - 2.8 vol% : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
| 蒸気圧 | 0.08Pa (20℃) : SIDS (2005) | ||
| 蒸気密度 | データなし | ||
| 蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
| 比重(密度) | 0.95 (水=1) : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
| 溶解度 | 水 : 0.4g/100ml (20℃) : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
| オクタノール・水分配係数 | log Pow = 2.5 : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
| 分解温度 | データなし | ||
| 粘度 | データなし | ||
| 粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
| 最小発火エネルギー | データなし | ||
| 体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
| 10.安定性及び反応性 | |||
|---|---|---|---|
| 安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
| 危険有害反応可能性 | 弱塩基である。 | ||
| 燃焼すると分解し、窒素酸化物を生じる。 | |||
| 避けるべき条件 | 燃焼 | ||
| 混触危険物質 | データなし | ||
| 危険有害な分解生成物 | 窒素酸化物 | ||
| 11.有害性情報 | |||
|---|---|---|---|
| 急性毒性 | |||
| 経口 | ラットを用いた経口投与試験のLD50 550 mg/kg(SIDS (2005))から、区分4とした。 | ||
| 経皮 | データ不足のため分類できない | ||
| 吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義による液体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 | |
| 吸入(蒸気): | ラットを用いた吸入ばく露試験 (蒸気) のLC50 0.40 mg/L、0.42 mg/L、0.44 mg/L(SIDS (2005))に基づき、計算式を適用してLC50(4時間換算値)の0.003ppmが得られた。飽和蒸気圧0.08 kPa(20℃)(SIDS (2005))における飽和蒸気圧濃度は 80 ppmである。今回得られたLC50は、飽和蒸気圧濃度の90%より低い濃度であるため、「ミストがほとんど混在しない蒸気」として、ppm濃度基準値で区分1とした。 | ||
| 吸入(ミスト): | データなし | ||
| 皮膚腐食性・刺激性 | SIDS (2005)のウサギを用いた皮膚刺激性試験において「corrosive」との報告が得られていることから、皮膚腐食性を有すると考えられ、区分1A-1Cとした。細区分の必要がある場合は、安全性の観点から、1Aとした方が望ましい。 | ||
| 眼に対する重篤な損傷・刺激性 | SIDS (2005)のウサギを用いた眼刺激性試験において「corrosive」との報告が得られていることから、眼腐食性を有すると考えられ、区分1とした。 | ||
| 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし 皮膚感作性: SIDS (2005)のモルモットを用いたSkin painting test、maximization testの2試験において「not sensitizing」との報告が得られたことから、区分外とした。 | ||
| 生殖細胞変異原性 | SIDS (2005)の記述から、in vivo試験データはなく、in vitro変異原性試験で複数指標の(強)陽性結果もないことから、「分類できない」とした。 | ||
| 発がん性 | データなし | ||
| 生殖毒性 | SIDS (2005)の記述から、ラットの反復投与試験や催奇形試験において、動物に一般毒性が見られる用量で精細管の萎縮などがみられているが、、動物への一般毒性影響が重篤で、SIDSでは、これらの変化を一般毒性による間接的影響としていることから区分外とした。 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 実験動物については、「鎮静、努力呼吸、呼吸困難、痙攣、不整脈、心細動、タンパク尿、腎臓障害」(BUA 143 (1996))等の記述、「気道に対して腐食性を示す、エーロゾルを吸入すると、肺水腫を起こすことがある」(ICSC (J) (2002))の記述があることから、神経系、心臓、腎臓、呼吸器が標的臓器と考えられた。なお、実験動物に対する影響は、区分1に相当するガイダンス値の範囲でみられたが、引用評価書がPriority 2であるため、区分2とした。 以上より、分類は区分2(神経系、心臓、腎臓、呼吸器)とした。 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 実験動物については、「鼻粘膜、嗅覚上皮の空胞変性、GOT、GPTの上昇、ヘモグロビン量、赤血球に対するヘモグロビン量の割合、平均赤血球ヘモグロビン濃度の減少、軽い尿細管のネフローゼ」(SIDS (2001))、「肝臓、赤血球、白血球、腎臓、副腎、心臓の組織学的変化」(SIDS (2001))等の記述があることから、腎臓、呼吸器、肝臓、血液系、副腎、心臓が標的臓器と考えられた。なお、実験動物に対する影響は、腎臓への影響が区分1、呼吸器、肝臓、血液系、副腎、心臓への影響が区分2に相当するガイダンス値の範囲でみられた。 以上より、分類は区分1(腎臓)、区分2(呼吸器、肝臓、血液系、副腎、心臓)とした。 | ||
| 吸引性呼吸器有害性 | データなし | ||
| 12.環境影響情報 | |||
|---|---|---|---|
| 水生環境急性有害性 | 甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=4.6mg/L(環境省生態影響試験、2000)から、区分2とした。 | ||
| 水生環境慢性有害性 | 急性毒性が区分2、生物蓄積性が低いものの(BCF=6(既存化学物質安全性点検データ))、急速分解性がない(BODによる分解度:0%(既存化学物質安全性点検データ))ことから、区分2とした。 | ||
| 13.廃棄上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
| 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
| 汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
| 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
| 14.輸送上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 国際規制 | |||
| 海上規制情報 | IMOの規制に従う。 | ||
| 航空規制情報 | ICAO/IATAの規制に従う。 | ||
| UNNo. | 2735 | ||
| ProperShippingName. | Amines, liquid, corrosive, n.o.s. | ||
| Class | 8 | ||
| 国内規制 | |||
| 陸上規制情報 | 消防法の規制に従う。 | ||
| 海上規制情報 | 船舶安全法の規制に従う。 | ||
| 航空規制情報 | 航空法の規制に従う。 | ||
| 特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
| 食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
| 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
| 重量物を上積みしない。 | |||
| 緊急時応急措置指針番号 | 153 | ||
| 15.適用法令 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) | 第2種指定化学物質(法第2条第3項、施行令第2条別表第2)(政令番号:2-79) | ||
| 消防法 | 危険物第4類第3石油類 | ||
| 船舶安全法 | 腐食性物質 | ||
| 腐食性物質(危規則第3条危険物告示別表第1) | |||
| 航空法 | 腐食性物質 | ||
| 腐食性物質(施行規則第194条危険物告示別表第1) | |||
| 港則法 | 腐食性物質 | ||
| 危険物・腐食性物質(法第21条2、則第12条、昭和54告示547別表二ロ) | |||
| 16.その他の情報 | |||
|---|---|---|---|
| 参考文献 | 各データ毎に記載した。 | ||