ホーム > GHSモデル SDS情報 |
1.化学物質等及び会社情報 | |||
---|---|---|---|
化学物質等の名称 | N’−(2−メチル−4−クロルフェニル)−N,N−ジメチルホルムアミジン (N'-(2-Methyl-4-chlorophenyl)-N,N-dimethylformamidine) 別名:クロルフェナミジン (Chlorophenamidine) | ||
製品コード | 20B1356 | ||
会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
メールアドレス | |||
推奨用途及び使用上の制限 | 殺虫剤・防虫剤 | ||
2.危険有害性の要約 | |||
---|---|---|---|
GHS分類 | |||
分類実施日 | 2007/2/20 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)、GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)を使用 |
物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
---|---|---|
可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
高圧ガス | 分類対象外 | |
引火性液体 | 分類対象外 | |
可燃性固体 | 分類できない | |
自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
自然発火性液体 | 分類対象外 | |
自然発火性固体 | 区分外 | |
自己発熱性化学品 | 分類できない | |
水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
酸化性液体 | 分類対象外 | |
酸化性固体 | 分類対象外 | |
有機過酸化物 | 分類対象外 | |
金属腐食性物質 | 分類できない | |
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
急性毒性(経皮) | 区分3 | |
急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:粉じん) | 区分4 | |
急性毒性(吸入:ミスト) | 区分4 | |
皮膚腐食性・刺激性 | 区分3 | |
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 区分2B | |
呼吸器感作性 | 分類できない | |
皮膚感作性 | 分類できない | |
生殖細胞変異原性 | 区分外 | |
発がん性 | 区分外 | |
生殖毒性 | 区分外 | |
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分1(心血管系 神経系 膀胱 腎臓 ) | |
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分2(血液 ) | |
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分1(皮膚 心血管系 膀胱 腎臓 ) | |
吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 区分1 |
水生環境慢性有害性 | 区分1 |
ラベル要素 | |||
---|---|---|---|
絵表示又はシンボル | |||
注意喚起語 | 危険 | ||
危険有害性情報 | 飲み込むと有毒 | ||
皮膚に接触すると有毒 | |||
吸入すると有害 | |||
心血管系、神経系、腎臓、膀胱の障害 | |||
血液の障害のおそれ | |||
長期又は反復ばく露による心血管系、腎臓、皮膚、膀胱の障害 | |||
水生生物に非常に強い毒性 | |||
長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | |||
注意書き | |||
【安全対策】 | |||
取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
適切な保護手袋、保護衣を着用すること。 | |||
粉じん、ヒューム、スプレーを吸入しないこと。 | |||
屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 | |||
環境への放出を避けること。 | |||
【応急措置】 | |||
飲み込んだ場合、口をすすぐこと。 | |||
飲み込んだ場合、直ちに医師に連絡すること。 | |||
皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。 | |||
気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | |||
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
皮膚刺激が生じた場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
直ちに、すべての汚染された衣類を脱ぐこと、又は取り除くこと。 | |||
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | |||
眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | |||
眼の刺激が続く場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
ばく露した場合、医師に連絡すること。 | |||
漏出物は回収すること。 | |||
【保管】 | |||
施錠して保管すること。 | |||
【廃棄】 | |||
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
3.組成及び成分情報 | |||
---|---|---|---|
化学物質 | |||
化学名又は一般名 | N’−(2−メチル−4−クロルフェニル)−N,N−ジメチルホルムアミジン | ||
別名 | クロルジメホルム | ||
分子式(分子量) | C10H13ClN2 (196.68) | ||
化学特性(示性式又は構造式) | |||
CAS番号: | 6164-98-3 | ||
官報公示整理番号(化審法・安衛法) | 化審法:(3)-277 安衛法:4-(12)-481 | ||
分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
4.応急措置 | |||
---|---|---|---|
吸入した場合 | 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | ||
医師の診断、手当てを受けること。 | |||
皮膚に付着した場合 | 多量の水と石鹸で洗うこと。 | ||
気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | |||
医師の診断、手当てを受けること。 | |||
皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
汚染された衣類を脱ぐこと。 | |||
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。 | ||
医師に連絡すること。 | |||
医師の診断、手当てを受けること。 | |||
予想される急性症状及び遅発性症状 | 吸入 : 血尿、背痛、口中の甘味、腹痛、し眠、吐き気。 | ||
皮膚 : 発疹、紫色(チアノーゼ)の唇や爪、紫色(チアノーゼ)の皮膚。 | |||
経口摂取 : 紫色(チアノーゼ)の唇や爪、紫色(チアノーゼ)の皮膚、めまい、頭痛、息苦しさ、意識喪失、嘔吐、脱力感、呼吸停止。 | |||
最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
応急措置をする者の保護 | 被災者が物質を飲み込んだり、吸入したときは口対口法を用いてはいけない。逆流防止のバルブがついたポケットマスクや他の適当な医療用呼吸器を用いて人工呼吸を行う。 | ||
医師に対する特別注意事項 | 医師にばく露物質名、防護のための注意を通知する。 | ||
5.火災時の措置 | |||
---|---|---|---|
消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
使ってはならない消火剤 | 棒状放水 | ||
特有の危険有害性 | 極めて毒性が強い。吸入、経口摂取、皮膚からの吸収により致命的になるおそれがある。 | ||
火災によって刺激性、腐食性及び/又は毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
消火水や希釈水は腐食性及び毒性があり汚染を引き起こすおそれがある。 | |||
加熱により容器が爆発するおそれがある。 | |||
消火水や希釈水が汚染を引き起こすおそれがある。 | |||
特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
移動不可能な場合、容器及び周囲に散水して冷却する。 | |||
消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。 | |||
消火水をせき止め、後で廃棄する。物質を拡散させてはいけない。 | |||
消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
6.漏出時の措置 | |||
---|---|---|---|
人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | ||
関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
風上に留まる。 | |||
低地から離れる。 | |||
適切な防護衣を着けていないときは破損した容器あるいは漏洩物に触れてはいけない。 | |||
作業者は適切な保護具(『8.ばく露防止措置及び保護措置』の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。 | |||
全ての着火源を取り除く。 | |||
漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。 | |||
密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
希釈水は腐食性及び/又は毒性があり汚染を引き起こすおそれがある。 | |||
回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
湿らせてもよい場合は、粉じんを避けるために湿らせてから掃き入れる。 | |||
封じ込め及び浄化方法・機材 | |||
二次災害の防止策 | |||
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
---|---|---|---|
取扱い | |||
技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
安全取扱い注意事項 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
粉じん、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 | |||
環境への放出を避けること。 | |||
飲み込まないこと。 | |||
皮膚との接触を避けること。 | |||
ガスの吸入を避けること。 | |||
接触回避 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
保管 | |||
技術的対策 | データなし | ||
混触危険物質 | データなし | ||
保管条件 | 施錠して保管すること。 | ||
容器を密閉して冷乾所にて保存すること。 | |||
容器包装材料 | データなし | ||
8.ばく露防止及び保護措置 | |||
---|---|---|---|
管理濃度 | 未設定 | ||
許容濃度(ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
日本産衛学会(2007年版) | 未設定 | ||
ACGIH(2007年版) | 未設定 | ||
設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
作業場には全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
保護具 | |||
呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
衛生対策 | この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | ||
取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
9.物理的及び化学的性質 | |||
---|---|---|---|
物理的状態 | |||
形状 | 固体(結晶) | ||
色 | 無色 | ||
臭い | データなし | ||
pH | データなし | ||
融点・凝固点 | 35℃ : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | 156-157℃ (0.4mmHg) : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
引火点 | データなし | ||
自然発火温度 | データなし | ||
燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
爆発範囲 | データなし | ||
蒸気圧 | 0.00035mmHg (20℃) | ||
蒸気密度 | 6.8 (空気=1) : ICSC (1994) | ||
蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
比重(密度) | 1.105(25/4℃) : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
溶解度 | 水 : 250mg/L (20℃) : NITE総合検索 (Access on Sep. 2008) | ||
オクタノール・水分配係数 | log Pow=2.89 : PHYSPROP Database (2005) | ||
分解温度 | データなし | ||
粘度 | データなし | ||
粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
最小発火エネルギー | データなし | ||
体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
10.安定性及び反応性 | |||
---|---|---|---|
安定性 | 沸点以下で分解する。(分解温度不明) | ||
危険有害反応可能性 | 加熱すると分解し、塩化水素、窒素酸化物を含む有毒で腐食性のヒュームを生じる。 | ||
避けるべき条件 | 加熱。 | ||
混触危険物質 | データなし | ||
危険有害な分解生成物 | 塩化水素、窒素酸化物。 | ||
11.有害性情報 | |||
---|---|---|---|
急性毒性 | |||
急性毒性 | 情報なし | ||
12.環境影響情報 | |||
---|---|---|---|
環境に対する有害性 | 情報なし | ||
13.廃棄上の注意 | |||
---|---|---|---|
残余廃棄物 | 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | ||
汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
14.輸送上の注意 | |||
---|---|---|---|
国際規制 | |||
海上規制情報 | IMOの規定に従う。 | ||
航空規制情報 | ICAO/IATAの規定に従う。 | ||
UNNo. | 2588 | ||
ProperShippingName. | Pesticide, solid, toxic, n.o.s. | ||
Class | 6.1 | ||
(注意:物質純度に応じて、複数の国連番号あり) | |||
国内規制 | |||
陸上規制情報 | 毒劇法の規制に従う。 | ||
海上規制情報 | 船舶安全法の規定に従う。 | ||
航空規制情報 | 航空法の規定に従う。 | ||
特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
重量物を上積みしない。 | |||
緊急時応急措置指針番号 | 151 | ||
15.適用法令 | |||
---|---|---|---|
毒物及び劇物取締法 | 劇物(指定令第2条)(政令番号:99-2) | ||
船舶安全法 | 毒物類・毒物 | ||
航空法 | 毒物類・毒物 | ||
港則法 | 毒物類・毒物 | ||
16.その他の情報 | |||
---|---|---|---|
参考文献 | 各データ毎に記載した。 |