ホーム > GHSモデル SDS情報 |
1.化学物質等及び会社情報 | |||
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化学物質等の名称 | 5‐ターシャリーブチル‐3‐(2,4‐ジクロロ‐5‐イソプロポキシフェニル)‐1,3,4‐オキサジアゾール‐2(3H)‐オン、オキサジアゾン、(5-tert-Butyl-3-(2,4-dichloro-5-isopropoxyphenyl)-1,3,4-oxadiazol-2(3H)-one)、(Oxadiazon) | ||
製品コード | 20A2262 | ||
会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
メールアドレス | |||
推奨用途及び使用上の制限 | 農薬(除草剤、水稲用除草剤として日本で広く用いられている。そのほかワタ、ダイズ、タマネギ等にも使用する。おもに土壌処理で、一年生イネ科、広葉雑草に有効である。) | ||
2.危険有害性の要約 | |||
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GHS分類 | |||
分類実施日 | H21.3.27、政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版)を使用 |
物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
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可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
高圧ガス | 分類対象外 | |
引火性液体 | 分類対象外 | |
可燃性固体 | 分類できない | |
自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
自然発火性液体 | 分類対象外 | |
自然発火性固体 | 分類できない | |
自己発熱性化学品 | 分類できない | |
水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
酸化性液体 | 分類対象外 | |
酸化性固体 | 分類対象外 | |
有機過酸化物 | 分類対象外 | |
金属腐食性物質 | 分類できない | |
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
急性毒性(経皮) | 区分外 | |
急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:粉じん) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ミスト) | 分類対象外 | |
皮膚腐食性・刺激性 | 分類できない | |
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 分類できない | |
呼吸器感作性 | 分類できない | |
皮膚感作性 | 分類できない | |
生殖細胞変異原性 | 分類できない | |
発がん性 | 分類できない | |
生殖毒性 | 区分2 | |
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 分類できない | |
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分2(血液肝臓) | |
吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 区分1 |
水生環境慢性有害性 | 区分1 |
ラベル要素 | |||
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絵表示又はシンボル | |||
注意喚起語 | 警告 | ||
危険有害性情報 | 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い | ||
長期又は反復ばく露による肝臓、血液の障害のおそれ | |||
水生生物に非常に強い毒性 | |||
長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | |||
注意書き | |||
【安全対策】 | |||
使用前に取扱説明書を入手すること。 | |||
すべての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。 | |||
適切な個人用保護具を使用すること。 | |||
粉じん、蒸気、ヒューム、スプレーを吸入しないこと。 | |||
環境への放出を避けること。 | |||
【応急措置】 | |||
ばく露又はその懸念がある場合、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
漏出物は回収すること。 | |||
【保管】 | |||
施錠して保管すること。 | |||
【廃棄】 | |||
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
国・地域情報 | |||
3.組成及び成分情報 | |||
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化学物質 | |||
化学名又は一般名 | オキサジアゾン | ||
別名 | 3‐[2,4‐ジクロロ‐5‐(1‐メチルエトキシ)フェニル]‐5‐(1,1‐ジメチルエチル)‐1,3,4‐オキサジアゾール‐2(3H)‐オン、(3-[2,4-Dichloro-5-(1-methylethoxy)phenyl]-5-(1,1-dimethylethyl)-1,3,4-oxadiazol-2(3H)-one)、2‐tert‐ブチル‐4‐(2,4‐ジクロロ‐5‐イソプロポキシフェニル)‐1,3,4‐オキサジアゾール‐5(4H)‐オン、(2-tert-Butyl-4-(2,4-dichloro-5-isopropoxyphenyl)-1,3,4-oxadiazol-5(4H)-one) | ||
分子式 (分子量) | C15H18Cl2N2O3(345.22) | ||
化学特性 (示性式又は構造式) | |||
CAS番号 | 19666-30-9 | ||
官報公示整理番号(化審法・安衛法) | (5)-3592 | ||
分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
4.応急措置 | |||
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吸入した場合 | 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | ||
皮膚に付着した場合 | 水と石鹸で洗うこと。 | ||
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。 | ||
眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。 | ||
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
予想される急性症状及び遅発性症状 | データなし | ||
最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
応急措置をする者の保護 | データなし | ||
医師に対する特別注意事項 | データなし | ||
5.火災時の措置 | |||
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消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
使ってはならない消火剤 | 棒状放水 | ||
特有の危険有害性 | 熱、火花及び火炎で発火するおそれがある。 | ||
激しく加熱すると燃焼する。 | |||
火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
6.漏出時の措置 | |||
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人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 全ての着火源を取り除く。 | ||
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
封じ込め及び浄化方法・機材 | 水で湿らせ、空気中のダストを減らし分散を防ぐ。 | ||
二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
プラスチックシートで覆いをし、散乱を防ぐ。 | |||
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
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取扱い | |||
技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
安全取扱い注意事項 | 使用前に使用説明書を入手すること。 | ||
すべての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。 | |||
粉じん、蒸気、ヒューム、スプレーを吸入しないこと。 | |||
環境への放出を避けること。 | |||
接触回避 | データなし | ||
保管 | |||
技術的対策 | 消防法の規制に従う。 | ||
混触危険物質 | データなし | ||
保管条件 | 酸化剤から離して保管する。 | ||
冷所、換気の良い場所で保管すること。 | |||
容器を密閉して保管すること。 | |||
施錠して保管すること。 | |||
容器包装材料 | データなし | ||
8.ばく露防止及び保護措置 | |||
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管理濃度 | 未設定 | ||
許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
日本産衛学会(2007年版) | 未設定 | ||
ACGIH(2007年版) | 未設定 | ||
設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
ばく露を防止するため、装置の密閉化又は局所排気装置を設置すること。 | |||
保護具 | |||
呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
9.物理的及び化学的性質 | |||
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物理的状態 | |||
形状 | 固体 | ||
色 | 無色 | ||
臭い | 無臭 | ||
pH | データなし | ||
融点・凝固点 | 88-90℃ (Merck (14th, 2006)) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | データなし | ||
引火点 | データなし | ||
自然発火温度 | データなし | ||
燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
爆発範囲 | データなし | ||
蒸気圧 | <1×10−6mmHg (20℃) (Merck (14th, 2006)) | ||
蒸気密度 | データなし | ||
蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
比重(密度) | 1.26mg/l (HSDB (2002)) | ||
溶解度 | 水:0.7mg/l (24℃) (HSDB (2002)) エタノール・メタノール 〜100 (g/l)、シクロヘキサン 〜200 (g/l)、アセトン・アセトフェノン・四塩化炭素・ イソフォロン・メチルエチルケトン 〜600 (g/l) (Merck (14th, 2006)) | ||
オクタノール・水分配係数 | logKow=4.80 (HSDB (2002)) | ||
分解温度 | データなし | ||
粘度 | データなし | ||
粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
最小発火エネルギー | データなし | ||
体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
10.安定性及び反応性 | |||
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安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
危険有害反応可能性 | データなし | ||
避けるべき条件 | データなし | ||
混触危険物質 | データなし | ||
危険有害な分解生成物 | データなし | ||
11.有害性情報 | |||
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急性毒性 | |||
経口 | ラットにおけるLD50値 >3500mg/kg, 5000mg/kg (HSDB, 2002) は、JIS分類基準の区分外(国連分類基準の区分5)に該当する。 | ||
経皮 | ラットにおけるLD50値>2000mg/kg (HSDB, 2002), および5200mg/kg(RTECS, 2007)は区分外に該当する。 | ||
吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義における固体である。 | |
吸入(蒸気): | データなし | ||
吸入(粉じん): | ラットLC50値 >200g/m3とするデータがあるが(RTECS, 2007)ばく露時間の記述が無く、他にデータがないためデータ不足で分類できない。 | ||
皮膚腐食性・刺激性 | ヒト皮膚にわずかな損傷が生じるとのデータ (HSDB, 2002) があるが判断を行うに十分な情報が無く、このデータのみでは分類できない。 | ||
眼に対する重篤な損傷・刺激性 | ヒト眼に対する軽度の刺激性(mild (slightly) irritating)が認められる(HSDB (2002))との記述があるが判断を行うに十分な情報が無く、このデータのみでは分類できない。 | ||
呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし | ||
皮膚感作性:データなし | |||
生殖細胞変異原性 | In vivo 試験のデータがなく、複数指標のin vitro 変異原性陽性の結果もないことから、分類できないとした。なお培養ヒトリンパ球を用いた1件の染色体異常試験(in vitro 変異原性試験)の結果は陽性(RTECS, 2009) である。 | ||
発がん性 | マウスを用いた105週間の経口ばく露試験において、TDLo=11025 mg/kg/105Wとされ肝臓に腫瘍発生の記述があるが(RTECS (2007))詳細が不明であり、他の動物種での試験データもないことから、データ不足で分類できない。 | ||
生殖毒性 | ラットおよびウサギを用いた器官形成期の経口投与による試験において催奇性は認められていない(IRIS, 1991)、なおラットにおいて仔への毒性の記載があるが種類は不明である。一方、ラットを用いた経口投与による3世代試験(IRIS, 1991) では同腹産仔数減少、仔の数と体重の減少(親の毒性の記載はない)が認められている。ことから区分2とした。 | ||
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | データなし | ||
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | ラットおよびマウスを用いた経口投与試験(10mg/kg)において毒性影響は見られていない(HSDB, 2002)。ラットの2週間試験とマウスの4週間試験においてTDLoはガイダンスの区分2の用量を超える2800 mg/kg(90日換算933mg/kg)とされ、生化学的な酵素抑制、誘導の変化、肝臓の臓器重量の変化に関する記述がある(RTECS, 2007) 。また、ラットを用いた2年間の混餌による経口投与試験(用量:10, 100, 1000, 3000 ppm;0.5, 5, 50, 150mg/kg)においてガイダンスの区分2に相当する50mg/kgの用量で肝毒性、溶血性貧血、体重変化(IRIS(1991))との記述があることから区分2(血液、肝臓)とした。 | ||
吸引性呼吸器有害性 | データなし | ||
12.環境影響情報 | |||
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水生環境急性有害性 | 甲殻類(Mysid)の96時間LC50が0.27 mg/L(AQUIRE, 2008)から区分1とした。 | ||
水生環境慢性有害性 | 急性区分1であり、急速分解性が無い(難分解性、BODによる分解度:1.6%(既存点検, 1979))ことから区分1とした。 | ||
13.廃棄上の注意 | |||
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残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
14.輸送上の注意 | |||
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国際規制 | |||
海上規制情報 | IMOの規制に従う。 | ||
航空規制情報 | ICAO/IATAの規制に従う。 | ||
UN No. | 3077 | ||
Proper Shipping Name. | Environmentally hazardous substance, solid, n.o.s. | ||
Class | 9 | ||
国内規制 | |||
陸上規制情報 | 消防法の規制に従う。 | ||
海上規制情報 | 船舶安全法の規制に従う。 | ||
航空規制情報 | 航空法の規制に従う。 | ||
特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
重量物を上積みしない。 | |||
緊急時応急措置指針番号 | 171 | ||
15.適用法令 | |||
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消防法 | 指定可燃物、可燃性固体類(法第9条の4、危険物令第1条の12・別表第4) | ||
船舶安全法 | 有害性物質 | ||
航空法 | その他の有害物件 | ||
港則法 | 危険物・引火性液体類(法第21条2、則第12条、昭和54告示547別表二ホ) | ||
16.その他の情報 | |||
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参考文献 | 各データ毎に記載した。 |