| ホーム > GHSモデル SDS情報 |
| 1.化学物質等及び会社情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質等の名称 | ピペラジン (Piperazine) | ||
| 製品コード | 20B0469 | ||
| 会社名 | ○○○○株式会社 | ||
| 住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
| 電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| 緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
| メールアドレス | |||
| 推奨用途及び使用上の制限 | アンチモン、ビスマス、金の検出試薬、ウレタン触媒、有機合成原料、医薬中間体原料、駆除薬(ヒト及び動物のぎょう虫やかい虫の駆除)原料、エポキシ樹脂硬化剤) | ||
| 2.危険有害性の要約 | |||
|---|---|---|---|
| GHS分類 | |||
| 分類実施日 | H18.7.24 (環境に対する有害性についてはH18.3.31)、GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)を使用 | ||
| 物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
|---|---|---|
| 可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
| 可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
| 支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
| 高圧ガス | 分類対象外 | |
| 引火性液体 | 分類対象外 | |
| 可燃性固体 | 区分外 | |
| 自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
| 自然発火性液体 | 分類対象外 | |
| 自然発火性固体 | 区分外 | |
| 自己発熱性化学品 | 分類できない | |
| 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
| 酸化性液体 | 分類対象外 | |
| 酸化性固体 | 分類対象外 | |
| 有機過酸化物 | 分類対象外 | |
| 金属腐食性物質 | 分類できない | |
| 健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
| 急性毒性(経皮) | 区分4 | |
| 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
| 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
| 急性毒性(吸入:粉じん) | 分類できない | |
| 急性毒性(吸入:ミスト) | 分類できない | |
| 皮膚腐食性・刺激性 | 区分1-1A | |
| 眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 区分1 | |
| 呼吸器感作性 | 区分1 | |
| 皮膚感作性 | 区分1 | |
| 生殖細胞変異原性 | 分類できない | |
| 発がん性 | 分類できない | |
| 生殖毒性 | 分類できない | |
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分2(神経系 呼吸器 ) | |
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分1(呼吸器 神経系 ) | |
| 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
| 環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 区分3 |
| 水生環境慢性有害性 | 区分外 |
| ラベル要素 | |||
|---|---|---|---|
| 絵表示又はシンボル | ![]() ![]() ![]() | ||
| 注意喚起語 | 危険 | ||
| 危険有害性情報 | 飲み込むと有害 | ||
| 皮膚に接触すると有害 | |||
| 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 | |||
| 重篤な眼の損傷 | |||
| 吸入するとアレルギー、ぜん(喘)息又は呼吸困難を起こすおそれ | |||
| アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ | |||
| 呼吸器、神経系の障害のおそれ | |||
| 長期又は反復ばく露による呼吸器、神経系の障害 | |||
| 水生生物に有害 | |||
| 注意書き | |||
| 【安全対策】 | |||
| この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
| 適切な保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。 | |||
| 換気が十分でない場合には、呼吸用保護具を着用すること。 | |||
| 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
| 粉じん、ヒューム、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
| 環境への放出を避けること。 | |||
| 【応急措置】 | |||
| 皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。 | |||
| 皮膚又は毛に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取り除くこと。皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。 | |||
| 皮膚に付着した場合、皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
| 汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
| 飲み込んだ場合、口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | |||
| 飲み込んだ場合、気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | |||
| 吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | |||
| 呼吸に関する症状が出た場合には、医師に連絡すること。 | |||
| 眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | |||
| 眼に入った場合、直ちに医師に連絡すること。 | |||
| ばく露又はその懸念がある場合、医師の診断、手当を受けること。 | |||
| 気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 | |||
| 【保管】 | |||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 【廃棄】 | |||
| 内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
| 3.組成及び成分情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質 | |||
| 化学名又は一般名 | ピペラジン | ||
| 別名 | |||
| 分子式(分子量) | C4H10N2 (86.14) | ||
| 化学特性(示性式又は構造式) | ![]() | ||
| CAS番号: | 110-85-0 | ||
| 官報公示整理番号(化審法・安衛法) | 化審法:(5)-953 安衛法:8-(2)-1033 | ||
| 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
| 濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
| 4.応急措置 | |||
|---|---|---|---|
| 吸入した場合 | 呼吸が困難な場合には、新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | ||
| 医師の診断、手当を受けること。 | |||
| 呼吸に関する症状が出た場合には、医師に連絡すること。 | |||
| 皮膚に付着した場合 | 皮膚を速やかに洗浄すること。 | ||
| 化学物質が除去されるまで、多量の水と石鹸で洗うこと。 | |||
| 皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。 | |||
| 汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
| 目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
| 医師の診断、手当を受けること。 | |||
| 飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。 | ||
| 医師の診断、手当を受けること。 | |||
| 5.火災時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、二酸化炭素、粉末消火剤、乾燥砂 | ||
| 使ってはならない消火剤 | 棒状放水 | ||
| 特有の危険有害性 | 火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | ||
| 消火水は汚染を引き起こすおそれがある。 | |||
| 特有の消火方法 | 移動不可能な場合、容器及び周囲に散水して冷却する。 | ||
| 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | |||
| 消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。 | |||
| 消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
| 6.漏出時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 作業者は適切な保護具(『8.ばく露防止措置及び保護措置』の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。 | ||
| 全ての着火源を取り除く。 | |||
| 漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。 | |||
| 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
| 関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
| 密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
| 環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
| 回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
| 封じ込め及び浄化方法・機材 | データなし | ||
| 二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
| 7.取扱い及び保管上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 取扱い | |||
| 技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
| 局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
| 安全取扱い注意事項 | この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | ||
| 取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
| 飲み込みを避けること。 | |||
| 眼に入れないこと。 | |||
| 皮膚と接触しないこと。 | |||
| 粉じん、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
| 環境への放出を避けること。 | |||
| 保管 | |||
| 混触危険物質 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
| 保管条件 | 熱、火花、裸火のような着火源から離して保管すること。−禁煙。 | ||
| 強酸化剤から離しておくこと。 | |||
| 強酸から離しておくこと。 | |||
| 冷所、換気の良い場所で保管すること。 | |||
| 容器を密閉して保管すること。 | |||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 容器包装材料 | 消防法及び国連輸送法規で規定されている容器を使用する。 | ||
| 8.ばく露防止及び保護措置 | |||
|---|---|---|---|
| 管理濃度 | 未設定 | ||
| 許容濃度(ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
| 日本産衛学会(2007年版) | 未設定 | ||
| ACGIH(2007年版) | 未設定 | ||
| 設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
| 作業場には全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
| 保護具 | |||
| 呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
| 手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
| 眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
| 皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
| 衛生対策 | この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | ||
| 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | |||
| 取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
| 9.物理的及び化学的性質 | |||
|---|---|---|---|
| 物理的状態 | |||
| 形状 | 固体(結晶) | ||
| 色 | 無色 | ||
| 臭い | 刺激臭 | ||
| pH | データなし | ||
| 融点・凝固点 | 106℃ : NITE総合検索 (Access on Jul. 2008) | ||
| 沸点、初留点及び沸騰範囲 | 146℃ : NITE総合検索 (Access on Jul. 2008) | ||
| 引火点 | 65℃ : ICSC (Access on Jul. 2008) | ||
| 自然発火温度 | 320℃ : icsc (2003) | ||
| 燃焼性(固体、ガス) | 可燃性 : ICSC (Access on Jul. 2008) | ||
| 爆発範囲 | 4 - 14vol% (空気中): ICSC (Access on Jul. 2008) | ||
| 蒸気圧 | 21Pa (20℃) : ICSC (Access on Jul. 2008) | ||
| 蒸気密度 | 3(空気=1): ICSC (Access on Jul. 2008) | ||
| 蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
| 比重(密度) | 1.1 (20/4℃) : NITE総合検索 (Access on Jul. 2008) | ||
| 溶解度 | 15g/100mL (20℃) : NITE総合検索 (Access on Jul. 2008) | ||
| オクタノール・水分配係数 | logPow=-1.17 (実測値) : ICSC (Access on Jul. 2008) | ||
| 分解温度 | データなし | ||
| 粘度 | データなし | ||
| 粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
| 最小発火エネルギー | データなし | ||
| 体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
| 10.安定性及び反応性 | |||
|---|---|---|---|
| 安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
| 危険有害反応可能性 | 酸無水物、強酸、強力な酸化剤と反応し、火災の危険をもたらす。 | ||
| 多くの金属を侵して引火性、爆発性気体を生じる。 | |||
| 65℃以上では、蒸気、空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | |||
| 避けるべき条件 | 裸火 | ||
| 混触危険物質 | 酸無水物、強酸、強力な酸化剤。 | ||
| 危険有害な分解生成物 | 燃焼すると分解して、窒素酸化物などの有毒で腐食性の気体を生じる。 | ||
| その他 | 水溶液は中程度の強さの塩基である。 | ||
| 11.有害性情報 | |||
|---|---|---|---|
| 急性毒性 | |||
| 経口 | ラットを用いた経口投与試験のLD50 600 mg/kg、11,200 mg/kg(CERIハザードデータ集 2001-13 (2002))、2,830 mg/kg(CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005))、2,600 mg/kg(EU-RAR No.56 (2005))、2,050 mg/kg、3,000 mg/kg(PATTY (4th, 2000))、1,900 mg/kg(DFGOT vol.9 (1998))に基づき、計算式を適用して得られたLD50 1280 mg/kgから、区分4とした。 | ||
| 経皮 | ウサギを用いた経皮投与試験のLD50 4,000 mg/kg(CERIハザードデータ集 2001-13 (2002))、1,590 mg/kg(CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005))のうち低い方のLD50 1,590 mg/kgから、区分4とした。 | ||
| 吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義による固体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 | |
| 吸入(蒸気): | データなし | ||
| 吸入(粉じん): | データなし | ||
| 吸入(ミスト): | データなし | ||
| 皮膚腐食性・刺激性 | CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005)、EU-RAR No.56 (2005)、DFGOT vol.9 (1998)のウサギを用いた皮膚4時間適用試験結果の記述から、重度の刺激さらには、非可逆的影響報告が得られていることから、腐食性を有すると考えられるため、区分1A-1Cとした。細区分の必要がある場合は、安全性の観点から、1Aとした方が望ましい。 | ||
| 眼に対する重篤な損傷・刺激性 | CERIハザードデータ集 2001-13 (2002)、CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005)、PATTY (4th, 2000)、DFGOT vol.9 (1998)のウサギを用いた眼刺激性試験結果の記述において、「強度の刺激性」「重度の角膜混濁」「治癒の見込みの無い重い眼傷害」等が見られたことから、腐食性を有すると考えられ、区分1とした。 | ||
| 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:CERIハザードデータ集 2001-13 (2002)、EU-RAR No.56 (2005)、PATTY (4th, 2000)のヒトへの健康影響の記述にて、喘息などの呼吸器感作性による症状がピペラジンによって引き起こされたとの報告がある。また、既存分類としては、日本職業・環境アレルギー学会特設委員会が、気道感作性物質にリストアップしていることから、区分1とした。 皮膚感作性: CERIハザードデータ集 2001-13 (2002)、EU-RAR No.56 (2005)、CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005)、PATTY (4th, 2000)のヒトへの健康影響の記述において、パッチテストの結果「陽性」との報告が得られたこと。また、既存分類としては、日本職業・環境アレルギー学会特設委員会が、皮膚感作性物質にリストアップしていることなどから、区分1とした。 | ||
| 生殖細胞変異原性 | CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005)、NITE初期リスク評価書 No.19 (2005)、NTP DB (Access on March 2006)の記述から、経世代変異原性試験なし、生殖細胞/体細胞in vivo変異原性試験なし、生殖細胞/体細胞in vivo遺伝毒性試験なし、in vitro変異原性試験で複数指標の(強)陽性結果なし、であることから「分類できない」とした。 | ||
| 発がん性 | 毒性情報はあるが 既存分類がないため、専門家の判断に従い、分類できないとした。 | ||
| 生殖毒性 | データ不足により分類できない。 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | ヒトについては、「睡眠、吐き気または嘔吐」(RTECS (2004))、「眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。神経系に影響を与え、多量を経口摂取すると機能障害を生じることがあり、意識を喪失することがある」(ICSC (J) (2003))等の記述から、標的臓器は神経系、呼吸器と考えられた。 以上より、分類は区分2(神経系、呼吸器)とした。 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | ヒトについては、「頭痛、嘔気、嘔吐、下痢、し眠、振戦、協調不能、筋衰弱」(CERIハザードデータ集 2001-13 (2002))、「慢性気管支炎」(CERI・NITE有害性評価書 No.19 (2005))等の記述から、標的臓器は、神経系、呼吸器と考えられた。 以上より、分類は区分1(神経系、呼吸器)とした。 | ||
| 吸引性呼吸器有害性 | データなし | ||
| 12.環境影響情報 | |||
|---|---|---|---|
| 水生環境急性有害性 | 甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=21mg/L(EU-RAR、2004)から、区分3とした。 | ||
| 水生環境慢性有害性 | 急性毒性が区分3であるものの、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC=12.5mg/L(EU-RAR、2004)から判断して、区分外とした。 | ||
| 13.廃棄上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 残余廃棄物 | 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | ||
| 汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
| 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
| 14.輸送上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 国際規制 | |||
| 海上規制情報 | IMOの規定に従う。 | ||
| UNNo. | 2579 | ||
| ProperShippingName. | Piperazine | ||
| Class | 8 | ||
| 国内規制 | |||
| 陸上規制情報 | 消防法の規制に従う。 | ||
| 海上規制情報 | 船舶安全法の規定に従う。 | ||
| 航空規制情報 | 航空法の規制に従う。 | ||
| 特別安全対策 | 危険物又は危険物を収納した運搬容器が落下し、転倒もしくは破損しないように積載すること。 | ||
| 移送時にイエローカードの保持が必要。 | |||
| 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
| 重量物を上積みしない。 | |||
| 緊急時応急措置指針番号 | 153 | ||
| 15.適用法令 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) | 第1種指定化学物質(法第2条第2項、施行令第1条別表第1)(政令番号:1-258) | ||
| 船舶安全法 | 腐食性物質 | ||
| 航空法 | 腐食性物質 | ||
| 港則法 | 腐食性物質 | ||
| 16.その他の情報 | |||
|---|---|---|---|
| 参考文献 | 各データ毎に記載した。 | ||