ホーム > GHSモデル SDS情報 |
1.化学物質等及び会社情報 | |||
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化学物質等の名称 | N,N−ジメチルベンジルアミン (N,N-Dimethylbenzylamine) | ||
製品コード | 20A2158 | ||
会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
メールアドレス | |||
推奨用途及び使用上の制限 | |||
2.危険有害性の要約 | |||
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GHS分類 | |||
分類実施日 | H21.3.27、政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版)を使用 |
物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
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可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
高圧ガス | 分類対象外 | |
引火性液体 | 区分3 | |
可燃性固体 | 分類対象外 | |
自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
自然発火性液体 | 区分外 | |
自然発火性固体 | 分類対象外 | |
自己発熱性化学品 | 分類できない | |
水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
酸化性液体 | 分類対象外 | |
酸化性固体 | 分類対象外 | |
有機過酸化物 | 分類対象外 | |
金属腐食性物質 | 分類できない | |
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
急性毒性(経皮) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:粉じん) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ミスト) | 分類できない | |
皮膚腐食性・刺激性 | 区分1A | |
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 区分1 | |
呼吸器感作性 | 分類できない | |
皮膚感作性 | 分類できない | |
生殖細胞変異原性 | 分類できない | |
発がん性 | 分類できない | |
生殖毒性 | 分類できない | |
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 分類できない | |
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 分類できない | |
吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 区分3 |
水生環境慢性有害性 | 区分3 |
ラベル要素 | |||
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絵表示又はシンボル | |||
注意喚起語 | 危険 | ||
危険有害性情報 | 引火性液体及び蒸気 | ||
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 | |||
重篤な眼の損傷 | |||
水生生物に有害 | |||
長期的影響により水生生物に有害 | |||
注意書き | |||
【安全対策】 | |||
熱、火花、裸火のような着火源から遠ざけること。−禁煙。 | |||
容器を密閉しておくこと。 | |||
容器および受器を接地すること。 | |||
防爆型の電気機器、換気装置、照明機器等を使用すること。静電気放電に対する予防措置を講ずること。 | |||
火花を発生させない工具を使用すること。 | |||
適切な保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。 | |||
粉じん、蒸気、ヒューム、スプレーを吸入しないこと。 | |||
取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
環境への放出を避けること。 | |||
【応急措置】 | |||
火災の場合には適切な消火方法をとること。 | |||
皮膚に付着した場合、眼に入った場合、飲み込んだ場合、吸入した場合は、直ちに医師に連絡すること。 | |||
飲み込んだ場合、口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | |||
皮膚又は毛に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取り除くこと。皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。 | |||
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | |||
眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | |||
【保管】 | |||
換気の良い冷所で保管すること。 | |||
施錠して保管すること。 | |||
【廃棄】 | |||
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
国・地域情報 | |||
3.組成及び成分情報 | |||
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化学物質 | |||
化学名又は一般名 | N,N−ジメチルベンジルアミン | ||
別名 | ベンジルジメチルアミン、(Benzyldimethylamine)、N‐(フェニルメチル)ジメチルアミン、(N-(Phenylmethyl)dimethylamine)、N‐ベンジルジメチルアミン、(N-Benzyldimethylamine) | ||
分子式 (分子量) | C9H13N(135.21) | ||
化学特性 (示性式又は構造式) | |||
CAS番号 | 103-83-3 | ||
官報公示整理番号(化審法・安衛法) | (3)-332 | ||
分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
4.応急措置 | |||
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吸入した場合 | 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | ||
直ちに医師に連絡すること。 | |||
皮膚に付着した場合 | 直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。 | ||
皮膚を流水またはシャワーで洗うこと。 | |||
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 | |||
直ちに医師に連絡すること。 | |||
目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
直ちに医師に連絡すること。 | |||
飲み込んだ場合 | 直ちに医師に連絡すること。 | ||
口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | |||
予想される急性症状及び遅発性症状 | 急性症状:吸入‐咽頭痛、咳、灼熱感、息切れ、息苦しさ。症状は遅れて現れることがある。皮膚‐痛み、発赤、水疱、皮膚熱傷。眼‐痛み、発赤、重度の熱傷。経口摂取:灼熱感、腹痛、ショックまたは虚脱。 | ||
短期ばく露の影響:眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。蒸気を吸入すると、肺水腫を起こすことがある。これらの影響は遅れて現れることがある。医学的な経過観察が必要である。 | |||
最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
応急措置をする者の保護 | データなし | ||
医師に対する特別注意事項 | データなし | ||
5.火災時の措置 | |||
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消火剤 | 泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
使ってはならない消火剤 | 棒状放水、水噴霧 | ||
特有の危険有害性 | 極めて燃え易い、熱、火花、火炎で容易に発火する。 | ||
消火後再び発火するおそれがある。 | |||
火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
燃焼すると分解し、有毒なヒューム(窒素酸化物など)を生じる。 | |||
特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
容器が熱に晒されているときは、移さない。 | |||
安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
6.漏出時の措置 | |||
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人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 全ての着火源を取り除く。 | ||
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
回収・中和 | 不活性材料(例えば、乾燥砂又は土等)で流出物を吸収して、化学品廃棄容器に入れる。 | ||
封じ込め及び浄化方法・機材 | 危険でなければ漏れを止める。 | ||
二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。 | |||
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
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取扱い | |||
技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
安全取扱い注意事項 | 飲み込みを避けること。 | ||
眼、皮膚に付けないこと。 | |||
ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
接触回避 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
保管 | |||
技術的対策 | 消防法の規制に従う。 | ||
混触危険物質 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
保管条件 | 容器を密閉して換気の良い冷所で保管すること。 | ||
施錠して保管すること。 | |||
容器包装材料 | データなし | ||
8.ばく露防止及び保護措置 | |||
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管理濃度 | 未設定 | ||
許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
日本産衛学会(2007年版) | 未設定 | ||
ACGIH(2007年版) | 未設定 | ||
設備対策 | 防爆の電気・換気・照明機器を使用すること。 | ||
静電気放電に対する予防措置を講ずること。 | |||
この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | |||
作業場には全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
保護具 | |||
呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
9.物理的及び化学的性質 | |||
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物理的状態 | |||
形状 | 液体 | ||
色 | 無色 | ||
臭い | 芳香 | ||
pH | 10 | ||
融点・凝固点 | ー75℃ : ICSC (1999) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | 181℃ : Lide (88th, 2008) | ||
引火点 | 58℃ (密閉式) : ホンメル (1996) | ||
自然発火温度 | 410℃ : ホンメル (1996) | ||
燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
爆発範囲 | 0.9 〜 6.3 vol% : NITE総合検索 (Access 0n Sep. 2008) | ||
蒸気圧 | 5.87E-001mmHg(25℃) [換算値 78.2471Pa(25℃)] : Howard (1997) | ||
蒸気密度 | 4.67 : ホンメル (1996) | ||
蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
比重(密度) | 0.915 g/cm3 : Lide (88th, 2008) | ||
溶解度 | 水 : 1.20E+004 mg/L (実験値) : Howard (1997) | ||
エタノール,エーテルに易溶 : Lide (88th, 2008) | |||
オクタノール・水分配係数 | log Pow = 1.98 (実験値) : Howard (1997) | ||
分解温度 | データなし | ||
粘度 | データなし | ||
粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
最小発火エネルギー | データなし | ||
体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
その他 | 換算係数(25℃):1ppm=5.53mg/m3、1mg/m3=0.181ppm | ||
10.安定性及び反応性 | |||
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安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
危険有害反応可能性 | 57℃以上では、蒸気、空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | ||
燃焼すると分解し、有毒なヒューム(窒素酸化物など)を生じる。 | |||
酸と反応する。 | |||
強酸化剤と激しく反応する。 | |||
避けるべき条件 | 裸火、火花-禁煙 | ||
混触危険物質 | 酸 | ||
強酸化剤 | |||
危険有害な分解生成物 | 有毒なヒューム(窒素酸化物など)(加熱燃焼時) | ||
11.有害性情報 | |||
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急性毒性 | |||
経口 | データなし | ||
経皮 | データなし | ||
吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義における液体である。 | |
吸入(蒸気): | データなし | ||
吸入(ミスト): | データなし | ||
皮膚腐食性・刺激性 | ウサギを用いたDraize試験においてスコア4以上、重度の刺激性とされている(ECETOC TR 66 (1995))ことから区分1とした。なおEUはR34に分類している。 | ||
眼に対する重篤な損傷・刺激性 | ウサギのDraize試験で重度の刺激性とされ(RTECS (2008))、皮膚刺激性は区分1であることから区分1とした。 | ||
呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし | ||
皮膚感作性:データなし | |||
生殖細胞変異原性 | in vivo変異原性試験のデータがなく、複数指標のin vitro変異原性試験の陽性データもないことから分類できない。なお、エイムス試験は陰性(厚労省報告 (Access 0n Sep. 2008))、CHL細胞を用いた染色体異常試験は陽性(厚労省報告 (Access 0n Sep. 2008))である(いずれもin vitro変異原性試験)。 | ||
発がん性 | データなし | ||
生殖毒性 | データなし | ||
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | データなし | ||
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | ラットの28日間の強制経口投与試験でNOELは雌雄とも50 mg/kg/day(90日補正用量:15.5mg/kg/day)とされ(厚労省報告 (Access 0n Sep. 2008))ガイダンスの区分2に相当する100、200mg/kg(90日補正用量:33.3mg/kg/day、66.6mg/kg/day)で臓器重量、生化学値のわずかな変化以外に顕著な影響は認められていない。一方、ラットの90日吸入ばく露のガイダンスの区分1の用量0.15mg/Lにおいて、肝臓の脂肪変性、腎臓の尿細管の変性が見られ(RTECS (2008))、他のラットの吸入ばく露においてもガイダンスの区分1の用量0.035mg/Lにおいて6ヶ月で腎臓の尿細管の変性が認められる(RTECS (2008)が、リスト3のデータであり、他に情報がなくデータ不足で分類できない。 | ||
吸引性呼吸器有害性 | データなし | ||
12.環境影響情報 | |||
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水生環境急性有害性 | 魚類(ファットヘッドミノー)の96時間LC50=37.8 mg/L(AQUIRE, 2008)から区分3とした。 | ||
水生環境慢性有害性 | 急性毒性区分3であり、急速分解性がない(難分解性、BODによる分解度:1%(既存点検, 1988))ことから、区分3とした。 | ||
13.廃棄上の注意 | |||
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残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
14.輸送上の注意 | |||
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国際規制 | |||
海上規制情報 | IMOの規制に従う。 | ||
航空規制情報 | ICAO/IATAの規制に従う。 | ||
UN No. | 2619 | ||
Proper Shipping Name. | Benzyldimethylamine | ||
Class | 8 | ||
国内規制 | |||
陸上規制情報 | 消防法の規制に従う。 | ||
海上規制情報 | 船舶安全法の規制に従う。 | ||
航空規制情報 | 航空法の規制に従う。 | ||
特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
重量物を上積みしない。 | |||
緊急時応急措置指針番号 | 132 | ||
15.適用法令 | |||
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消防法 | 第4類 第二石油類(非水溶性) | ||
船舶安全法 | 腐食性物質 | ||
航空法 | 腐食性物質 | ||
港則法 | 腐食性物質 | ||
16.その他の情報 | |||
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参考文献 | 各データ毎に記載した。 |