安全データシート
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ジボラン
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作成日2002年 12月22日
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改定日2006年8月15日
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1.化学物質等及び会社情報 |
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化学物質等の名称: |
ジボラン |
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製品コード: |
○○○ |
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会社名: |
○○○○株式会社 |
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住所: |
東京都△△区△△町△丁目△△番地 |
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電話番号: |
03−1234−5678 |
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緊急時の電話番号: |
03−1234−5678 |
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FAX番号: |
03−1234−5678 |
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メールアドレス: |
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推奨用途及び使用上の制限: |
エピタキシャルシリコンやドープした酸化シリコンのデポジション、イオン注入のためのP型ドーパント
半導体用以外ではオレフィン重合触媒、還元剤、ロケット推進薬の火焔促進薬 |
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2.危険有害性の要約 |
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GHS分類 |
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物理化学的危険性 |
火薬類 |
分類対象外 |
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可燃性・引火性ガス |
区分1 |
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可燃性・引火性エアゾール |
分類対象外 |
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支燃性・酸化性ガス |
分類できない |
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高圧ガス |
高圧液化ガス |
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引火性液体 |
分類対象外 |
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可燃性固体 |
分類対象外 |
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自己反応性化学品 |
分類対象外 |
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自然発火性液体 |
分類対象外 |
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自然発火性固体 |
分類対象外 |
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自己発熱性化学品 |
分類対象外 |
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水反応可燃性化学品 |
分類対象外 |
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酸化性液体 |
分類対象外 |
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酸化性固体 |
分類対象外 |
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有機過酸化物 |
分類対象外 |
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金属腐食性物質 |
分類できない |
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人健康有害性 |
急性毒性(経口) |
分類できない |
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急性毒性(経皮) |
分類できない |
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急性毒性(吸入:気体) |
区分1 |
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急性毒性(吸入:蒸気) |
分類対象外 |
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急性毒性(吸入:粉じん) |
分類対象外 |
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急性毒性(吸入:ミスト) |
分類対象外 |
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皮膚腐食性・刺激性 |
区分1A-1C |
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眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 |
区分1A-1C |
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呼吸器感作性 |
分類できない |
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皮膚感作性 |
分類できない |
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生殖細胞変異原性 |
分類できない |
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発がん性 |
分類できない |
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生殖毒性 |
分類できない |
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特定標的臓器・全身毒性 |
区分1(呼吸器系) |
(単回ばく露) |
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特定標的臓器・全身毒性 |
区分1(呼吸器系、神経系) |
(反復ばく露) |
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吸引性呼吸器有害性 |
分類対象外 |
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環境有害性 |
水生環境急性有害性 |
分類できない |
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水生環境慢性有害性 |
分類できない |
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ラベル要素 |
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絵表示又はシンボル: |
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注意喚起語: |
危険 |
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危険有害性情報: |
極めて可燃性・引火性の高いガス |
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加圧ガス:熱すると爆発するおそれ |
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吸入すると生命に危険(気体) |
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重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 |
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重篤な眼の損傷 |
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呼吸器系の障害 |
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長期又は反復ばく露による呼吸器系、神経系の障害 |
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注意書き: |
【安全対策】 |
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熱、火花、裸火のような着火源から遠ざけること。−禁煙。 |
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適切な呼吸用保護具を着用すること。 |
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適切な保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。 |
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ガスを吸入しないこと。 |
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屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 |
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【応急措置】 |
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漏洩ガス火災の場合、漏洩が安全に停止されない限り消火しないこと。 |
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漏洩ガス火災の場合、安全に対処できるならば着火源を除去すること。 |
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飲み込んだ場合、口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 |
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皮膚又は毛に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取り除くこと。皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。 |
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汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 |
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吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 |
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眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 |
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皮膚に付着した場合、眼に入った場合、飲み込んだ場合、吸入した場合は、直ちに医師に連絡すること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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【保管】 |
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日光から遮断し、容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。 |
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施錠して保管すること。 |
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【廃棄】 |
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内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 |
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国・地域情報: |
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3.組成、成分情報 |
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化学物質 |
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化学名又は一般名: |
ジボラン (Diborane) |
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別名: |
ボロエタン(Boroethane) |
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ボロンハイドライド(Boron hydride) |
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ジボロンヘキサハイドライド(Diboron hexahydride) |
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化学式: |
B2H6 |
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化学特性(化学式又は構造式): |
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CAS番号: |
19287-45-7 |
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官報公示整理番号 |
(1)-1209 |
(化審法・安衛法): |
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分類に寄与する不純物及び安定化添加物: |
情報なし |
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濃度又は濃度範囲: |
情報なし |
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4.応急措置 |
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吸入した場合: |
被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 |
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直ちに医師に連絡すること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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皮膚に付着した場合: |
直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。 |
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直ちに医師に連絡すること。 |
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皮膚を速やかに洗浄すること。 |
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皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 |
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目に入った場合: |
直ちに医師に連絡すること。 |
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水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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飲み込んだ場合: |
直ちに医師に連絡すること。 |
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口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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予想される急性症状及び遅発性症状: |
吸入 : 咳、めまい、息苦しさ、吐き気、咽頭痛、脱力感。
肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
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皮膚 : 重度の凍傷。 |
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眼 : 重度の薬傷。 |
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最も重要な兆候及び症状: |
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5.火災時の措置 |
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消火剤: |
小火災:二酸化炭素、粉末消火剤 |
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大火災:タンパク泡消火薬剤 1) |
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使ってはならない消火剤: |
水(使用せざるを得ない場合は、反応による水素の発生などを考慮する)。 |
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ハロゲン化消火剤などの消火薬剤と激しく反応する(水系消火薬剤は不可 )。 |
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特有の危険有害性: |
火災によって刺激性、腐食性又は毒性のガスを発生するおそれがある。 |
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容易に発火するおそれがある。 |
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加熱により容器が爆発するおそれがある。 |
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破裂したボンベが飛翔するおそれがある。 |
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特有の消火方法: |
粉末消火剤を用いて初期消火に努める。この際防毒マスク等を使用する。 |
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損傷したボンベは専門家だけが取り扱う。 |
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漏洩が安全に停止されない限り消火しないこと。 |
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安全に対処できるならば着火源を除去すること。 |
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危険でなければ火災区域から容器を移動する。 |
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ガスの滞留しない場所で風上より消火し、漏洩防止処置を施す。 |
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消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。 |
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漏洩部や安全装置に直接水をかけてはいけない。凍るおそれがある。 |
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消火活動は、有効に行える最も遠い距離から、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する。 |
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消火を行う者の保護: |
消火作業の際は、適切な空気呼吸器を含め適切な防護服(耐熱性)を着用する。 |
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6.漏出時の措置 |
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人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置: |
漏洩しても火災が発生していない場合、密閉性の高い、不浸透性の保護衣を着用する。 |
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密閉された場所に立入る前に換気する。 |
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気体が消えるまで区域を隔離する。 |
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漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。 |
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直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 |
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関係者以外の立入りを禁止する。 |
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作業者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。 |
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風上に留まる。 |
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低地から離れる。 |
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環境に対する注意事項: |
河川等に排出され、環境へ影響を起こさないように注意する。 |
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回収、中和: |
もれた液は非常に低温であり、急速に蒸発する。 |
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封じ込め及び浄化の方法・機材: |
危険でなければ漏れを止める。 |
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圧力容器が漏出しているときは、ガスが液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。 |
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漏出物を取扱うとき用いる全ての設備は接地する。 |
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二次災害の防止策: |
すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 |
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排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。 |
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漏洩物又は漏洩源に直接水をかけない。 |
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7.取扱い及び保管上の注意 |
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取扱い |
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技術的対策: |
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 |
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局所排気・全体換気: |
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気、全体換気を行う。 |
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安全取扱い注意事項: |
周辺での高温物、スパーク、火気の使用を禁止する。 |
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容器は丁寧に取り扱い、衝撃を与えたり、転倒させない。 |
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容器の取り付け、取り外しの作業の際は、漏洩させないよう、十分注意する。 |
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使用後は、バルブを完全に閉め、口金キャップを取り付け、保護キャップを付ける。 |
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漏洩すると、発火、爆発する危険性がある。 |
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内容物を故意に吸い込まないこと。 |
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空気中の濃度をばく露限度以下に保つために排気用の換気を行うこと。 |
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接触、吸入又は飲み込まないこと。 |
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多量に吸入すると、窒息する危険性がある。 |
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皮膚、粘膜等に触れると、炎症を起こす。 |
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目や口に入ると刺激を受けることがあり、使用の際には十分気を付けること。 |
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屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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接触回避: |
「10.安定性及び反応性」を参照。 |
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保管 |
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技術的対策: |
専用の高圧ガス容器に保管する。 |
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容器は保安上使用開始後1年以内に、速やかに販売事業者に返却すること(高圧ガス保安協会指針)。 |
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混触危険物質: |
「10.安定性及び反応性」を参照。 |
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保管条件: |
熱、火花、裸火のような着火源から離して保管すること。−禁煙。 |
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着火源から離して保管すること。 |
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換気の良い場所で保管すること。 |
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酸化剤、酸素、爆発物、ハロゲン、圧縮空気、酸、塩基、食品化学品等から離して保管する。 |
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容器は直射日光や火気を避け、40℃以下の温度で保管すること。 |
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容器包装材料: |
消防法及び国連輸送法規で規定されている容器を使用する。 |
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8.ばく露防止及び保護措置 |
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管理濃度: |
設定されていない。 |
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許容濃度(ばく露限界値、生物学的 |
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ばく露指標): |
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日本産業衛生学会(2005年版) |
0.01ppm |
0.012 mg/m3 |
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ACGIH(2006年版) |
TLV-TWA |
0.1 ppm |
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設備対策: |
防爆仕様の局所排気装置を設置する。 |
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この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 |
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気中濃度を推奨された許容濃度以下に保つために、工程の密閉化、局所排気、その他の設備対策を使用する。 |
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高熱工程でガスが発生するときは、空気汚染物質を許容濃度以下に保つために換気装置を設置する。 |
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保護具 |
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呼吸器の保護具: |
適切な呼吸用保護具を着用すること。 |
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ばく露の可能性のあるときは、送気マスク、空気呼吸器、又は酸素呼吸器を着用する。 |
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この物質を扱う時は特別個人用保護具、自給式呼吸器を含む完全保護衣を着用すること。 |
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適切な呼吸器保護具を着用すること。 |
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手の保護具: |
保温用手袋を着用すること。 |
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適切な保護手袋を着用すること。 |
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二トリルゴム及び塩ビは適切な保護材料ではない。ネオプレンが推奨される。 |
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飛沫を浴びる可能性のある時は、全身の化学用保護衣(耐酸スーツ等)を着用する。 |
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眼の保護具: |
適切な眼の保護具を着用すること。 |
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化学飛沫用のゴーグル及び適切な顔面保護具を着用すること。 |
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安全眼鏡を着用すること。撥ね飛び又は噴霧によって眼及び顔面接触が起こりうる時は、包括的な化学スプラッシュゴーグル、及び顔面シールドを着用すること。 |
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皮膚及び身体の保護具: |
適切な顔面用の保護具を着用すること。 |
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一切の接触を防止するにはネオプレン製の、手袋、エプロン、ブーツ、又は全体スーツ等の不浸透性の防具を適宜着用すること。 |
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しぶきの可能性がある場合は、全面耐薬品性防護服(例えば、酸スーツ)及びブーツが必要である。 |
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衛生対策: |
取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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9.物理的及び化学的性質 |
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物理的状態、形状、色など: |
無色の圧縮性ガス 2) |
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臭い: |
特徴的な臭気 2) |
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pH: |
データなし |
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融点・凝固点: |
-165℃(融点) 2) |
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沸点、初留点及び沸騰範囲: |
-92℃(沸点) 2) |
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引火点: |
-90℃ 3) |
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爆発範囲: |
下限 0.8vol% 上限 88vol% 2) |
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蒸気圧: |
0.299bar(-112℃) [換算値 29900Pa(-112℃)] 3) |
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蒸気密度(空気 = 1): |
0.96 1) |
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比重(密度): |
0.210(15℃) 4) |
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溶解度: |
分解 5) |
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オクタノール/水分配係数: |
データなし |
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自然発火温度: |
37.8-51.1℃ 3) 40-50℃(汚染物質があると、発火温度が低くなることがある。) 1) |
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分解温度: |
データなし |
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臭いのしきい(閾)値 |
0.1ppm 3) |
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蒸発速度(酢酸ブチル = 1): |
データなし |
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燃焼性(固体、ガス): |
データなし |
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粘度: |
0.00785mPa・s(101325Pa,10℃,気体,粘性率) 4) |
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10.安定性及び反応性 |
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安定性: |
-80℃以下では安定であり、室温では徐々に分解し、水素及び水素化ホウ素類を生成する。 |
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湿った空気中では、急激に分解し、発熱し自然発火することがある。37-52℃で自然発火する。 |
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危険有害反応可能性: |
水と激しく反応して可燃性の水素ガスを発生し、ホウ酸(無害)となる。 |
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酸化剤、アンモンア、リチウム、アルミニウム等と激しく反応する。 |
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四塩化炭素、塩素、二硫化炭素と接触すると爆発する。 |
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ゴム及びある種のプラスチックスを冒す。 |
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アルカリ金属アマルガム、ハロゲンと反応する。 |
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重合して液体ペンタボランを生成する。 |
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赤熱するとホウ素と水素に分解し、より低い温度では水素とホウ化水素に分解する。 |
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避けるべき条件: |
加熱。混触化合物との接触。 |
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混触危険物質: |
ゴム及びある種のプラスチックス。 |
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危険有害な分解生成物: |
燃焼生成ガス:ホウ酸(無害)。ただし、水分があるとこの他に水素が発生する。 |
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分解により、水素及び水素化ホウ素類を生成する。 |
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赤熱するとホウ素と水素に分解し、より低い温度では水素とホウ化水素に分解する。 |
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11.有害性情報 |
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急性毒性: |
経口 : データがなく分類できない。 |
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経皮 : データがなく分類できない。 |
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吸入(気体) : ラット吸入LC50 値(4hrs)の、40ppm 6) と 50ppm 7) の2点データのうち、低い値 40ppmに基づき、区分1とした。 |
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吸入すると生命に危険(気体) |
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皮膚腐食性・刺激性: |
ヒトにおける皮膚刺激性の記載 4) があり、特に皮膚腐食性の記載 2) があることに基づき、区分1A-1Cとした。 また、重篤な凍傷 2) の記載もある。 |
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重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 |
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眼に対する重篤な損傷・刺激性: |
ヒトにおける目への刺激の記載 4) , 8) があり、特に目の腐食性 2) 、及び重度の火傷 2) の記載があることに基づき、区分1とした。 |
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重篤な眼の損傷 |
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呼吸器感作性又は皮膚感作性: |
いずれもデータがなく分類できない。 |
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生殖細胞変異原性: |
データ不足のため、分類できない。 |
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発がん性: |
データがなく分類できない。 |
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生殖毒性: |
データ不足のため、分類できない。 |
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特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露): |
ヒトへの影響において、呼吸器への刺激、肺水腫、肺炎、気管支への影響 2) , 4) , 7) が記載され、マウスを用いた試験においても区分1のガイダンス値範囲に相当する投与量で肺の炎症、肺水腫 9) が記載されていること基づいて、区分1(呼吸器系)とした。 |
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呼吸器系の障害 |
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特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露): |
モルモットを用いた試験において区分1のガイダンス値範囲内の投与量で呼吸器刺激性による肺水腫が記載 6) されていること、及びヒトへの影響において、神経系の中毒が記載 6) されていることに基づいて、区分1(呼吸器系、神経系)とした。なお、ヒトへの影響でも、頭痛、めまい、肺炎、肺水腫、肺の刺激が記載 4) されている。 |
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長期又は反復ばく露による呼吸器系、神経系の障害 |
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吸引性呼吸器有害性: |
データなし |
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12.環境影響情報 |
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水生環境急性有害性: |
データ不足のため分類できない |
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水生環境慢性有害性: |
データ不足のため分類できない |
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13.廃棄上の注意: |
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残余廃棄物: |
廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 |
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高圧ガスを廃棄する場合は、高圧ガス保安法一般高圧ガス保安規則の規定に従うこと。 |
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廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 |
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都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。 |
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廃棄物の処理を依託する場合、処理業者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。 |
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汚染容器及び包装: |
容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規ならびに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 |
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高圧ガスの容器を廃棄する場合は、製造業者等専門業者に回収を依頼すること。 |
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14.輸送上の注意 |
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国際規制 |
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海上規制情報 |
IMOの規定に従う。 |
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UN No.: |
1911 |
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Proper Shipping Name: |
DIBORANE |
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Class: |
2.3 |
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Sub Risk: |
2.1 |
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Marine Pollutant: |
Not applicable |
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航空規制情報 |
forbidden |
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国内規制 |
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陸上規制情報 |
消防法の規定に従う |
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毒劇法の規定に従う |
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高圧ガス保安法の規定に従う |
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海上規制情報 |
船舶安全法の規定に従う。 |
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国連番号: |
1911 |
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品名: |
ジボラン |
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クラス: |
2.3 |
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副次危険: |
2.1 |
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海洋汚染物質: |
非該当 |
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航空規制情報 |
輸送禁止 |
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特別の安全対策 |
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 |
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食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 |
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重量物を上積みしない。 |
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移送時にイエローカードの保持が必要。 |
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移動、転倒、衝撃、摩擦などを生じないように固定する。 |
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火気、熱気、直射日光に触れさせない。 |
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鋼材部分と直接接触しないようにする。 |
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15.適用法令 |
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労働安全衛生法: |
名称等を表示すべき危険有害物(法第57条、施行令第18条別表第9) 名称等を通知すべき危険有害物(法第57条の2、施行令第18条の2別表第9) リスクアセスメントを実施すべき危険有害物(法第57条の3) |
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危険物・可燃性のガス |
(施行令別表第1第5号) |
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変異原性が認められた既存化学物質 |
(法第57条の5、労働基準局長通達) |
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毒物及び劇物取締法: |
毒物 |
(指定令第1条) |
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高圧ガス保安法: |
液化ガス |
(法第2条3) |
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船舶安全法: |
高圧ガス |
(危規則第2,3条危険物告示別表第1) |
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16.その他の情報 |
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参考文献 |
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1) ICSC (2000) |
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2) ICSC (1990) |
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3) ホンメル (1991) |
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4) HSDB (2006) |
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5) NFPA(13th, 2002) |
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6) ACGIH (2001) |
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7) PATTY (5th, 2001) |
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8) HSFS (1999) |
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9) DFGOT Vol.4 (2000) |
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災害事例 |
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情報なし |