製品安全データシート
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ジメチル‐2,2‐ジクロロビニルホスフェイト
(別名 DDVP)
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作成日2002年12月23日
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改定日2006年10月30日
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1.化学物質等及び会社情報 |
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化学物質等の名称: |
ジメチル‐2,2‐ジクロロビニルホスフェイト(別名 DDVP) |
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製品コード: |
○○○ |
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会社名: |
○○○○株式会社 |
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住所: |
東京都△△区△△町△丁目△△番地 |
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電話番号: |
03−1234−5678 |
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緊急時の電話番号: |
03−1234−5678 |
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FAX番号: |
03−1234−5678 |
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メールアドレス: |
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推奨用途及び使用上の制限: |
毒性の低い有機リン剤で、散布後毒成分が早く消失するので、茶、桑などの残留毒をきらう作物に使われる。そのかわり残効性はきわめて劣る。防疫用にも用いられる |
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2.危険有害性の要約 |
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GHS分類 |
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物理化学的危険性 |
火薬類 |
分類対象外 |
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可燃性・引火性ガス |
分類対象外 |
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可燃性・引火性エアゾール |
分類対象外 |
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支燃性・酸化性ガス |
分類対象外 |
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高圧ガス |
分類対象外 |
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引火性液体 |
区分外 |
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可燃性固体 |
区分外 |
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自己反応性化学品 |
区分外 |
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自然発火性液体 |
区分外 |
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自然発火性固体 |
分類対象外 |
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自己発熱性化学品 |
分類できない |
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水反応可燃性化学品 |
区分外 |
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酸化性液体 |
区分外 |
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酸化性固体 |
分類対象外 |
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有機過酸化物 |
分類対象外 |
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金属腐食性物質 |
区分外 |
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健康に対する有害性 |
急性毒性(経口) |
区分3 |
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急性毒性(経皮) |
区分2 |
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急性毒性(吸入:気体) |
分類対象外 |
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急性毒性(吸入:蒸気) |
分類できない |
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急性毒性(吸入:粉じん) |
分類対象外 |
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急性毒性(吸入:ミスト) |
区分2 |
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皮膚腐食性・刺激性 |
区分3 |
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眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 |
区分2B |
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呼吸器感作性 |
分類できない |
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皮膚感作性 |
区分1 |
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生殖細胞変異原性 |
区分外 |
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発がん性 |
区分外 |
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生殖毒性 |
区分外 |
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特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露) |
区分1(神経系) |
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特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露) |
区分2(神経系、肝臓) |
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吸引性呼吸器有害性 |
分類できない |
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環境に対する有害性 |
水生環境急性有害性 |
区分1 |
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水生環境慢性有害性 |
区分1 |
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ラベル要素 |
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絵表示又はシンボル: |
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注意喚起語: |
危険 |
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危険有害性情報: |
飲み込むと有毒(経口) |
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皮膚に接触すると生命に危険(経皮) |
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吸入すると生命に危険(ミスト) |
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軽度の皮膚刺激 |
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眼刺激 |
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アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ |
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神経系の障害 |
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長期又は反復ばく露による神経系、肝臓の障害のおそれ |
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水生生物に非常に強い毒性 |
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長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 |
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注意書き: |
【安全対策】 |
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この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 |
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呼吸用保護具を着用すること。 |
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保護手袋、保護眼鏡、保護面を着用すること。 |
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屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 |
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眼、皮膚又は衣類に付けないこと。 |
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粉じんを吸入しないこと。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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汚染された作業衣を作業場から出さないこと。 |
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環境への放出を避けること。 |
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【応急措置】 |
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吸入した場合、空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 |
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眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを容易に外せる場合には外して洗うこと。 |
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皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。 |
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衣類にかかった場合、直ちに、すべての汚染された衣類を脱ぐこと、取り除くこと。 |
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汚染された保護衣を再使用する場合には洗濯すること。 |
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ばく露又はその懸念がある場合、医師の診断、手当てを受けること。 |
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飲み込んだ場合:直ちに医師の診断、手当てを受けること。口をすすぐこと。 |
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眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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吸入した場合、直ちに医師の診断、手当てを受けること。 |
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皮膚に付着した場合、直ちに医師の診断、手当てを受けること。 |
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皮膚刺激があれば、医師の診断、手当てを受けること。 |
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皮膚刺激又は発疹がおきた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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漏出物は回収すること。 |
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【保管】 |
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容器を密閉して換気の良い場所で施錠して保管すること。 |
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【廃棄】 |
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内容物や容器を、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 |
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国・地域情報: |
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3.組成、成分情報 |
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化学物質 |
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化学名又は一般名: |
ジメチル‐2,2‐ジクロロビニルホスフェイト
(Dimethyl-2,2-dichlorovinylphosphate) |
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別名: |
ジクロルボス
(DICHLORVOS) |
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DDVP(DDVP) |
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化学式: |
C4H7Cl2O4P |
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化学特性(化学式又は構造式): |
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CAS番号: |
62-73-7 |
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官報公示整理番号(化審法・安衛法): |
(2)-3224 |
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分類に寄与する不純物及び安定化添加物: |
情報なし |
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濃度又は濃度範囲: |
情報なし |
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4.応急措置 |
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吸入した場合: |
被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 |
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直ちに医師に連絡すること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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皮膚に付着した場合: |
直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。 |
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直ちに医師に連絡すること。 |
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皮膚を速やかに洗浄すること。 |
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多量の水と石鹸で洗うこと。 |
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皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 |
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目に入った場合: |
水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 |
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眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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飲み込んだ場合: |
直ちに医師に連絡すること。 |
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口をすすぐこと。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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予想される急性症状及び遅発性症状: |
吸入した場合:縮瞳、筋痙直、唾液分泌過多、発汗、吐き気、めまい、息苦しさ、痙攣、意識喪失。大量の場合は筋肉が麻痺し、全身けいれんをおこし死亡する。 |
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皮膚に付着した場合:吸収される可能性あり。発赤、痛み。他の症状については「吸入」参照。 |
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眼に入った場合:結膜炎。 |
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飲み込んだ場合:胃痙攣、下痢、嘔吐。 他の症状については「吸入」参照。 |
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最も重要な兆候及び症状: |
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医師に対する特別な注意事項: |
指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。 |
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影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。 |
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5.火災時の措置 |
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消火剤: |
小火災:粉末消火剤、二酸化炭素、散水 |
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大火災:散水、噴霧水、通常の泡消火剤 |
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使ってはならない消火剤: |
棒状注水 |
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特有の危険有害性: |
火災によって刺激性、毒性、又は腐食性のガスを発生するおそれがある。 |
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加熱により容器が爆発するおそれがある。 |
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特有の消火方法: |
危険でなければ火災区域から容器を移動する。 |
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容器内に水を入れてはいけない。 |
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消火活動は、有効に行える最も遠い距離から、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する。 |
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大火災の場合、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する。これが不可能な場合には、その場所から避難し、燃焼させておく。 |
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消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。 |
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消火を行う者の保護: |
消火作業の際は、適切な空気呼吸器、化学用保護衣を着用する。 |
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6.漏出時の措置 |
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人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置: |
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 |
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関係者以外の立入りを禁止する。 |
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作業者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。 |
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適切な防護衣を着けていないときは破損した容器あるいは漏洩物に触れてはいけない。 |
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漏洩しても火災が発生していない場合、密閉性の高い、不浸透性の保護衣を着用する。 |
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風上に留まる。 |
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低地から離れる。 |
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環境に対する注意事項: |
河川等に排出され、環境へ影響を起こさないように注意する。 |
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環境中に放出してはならない。 |
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回収、中和: |
濡れた液やこぼれた液を、砂又は不活性吸収剤に吸収させて密閉式の容器にできる限り集める。 |
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封じ込め及び浄化の方法・機材: |
危険でなければ漏れを止める。 |
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二次災害の防止策: |
すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 |
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排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。 |
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容器内に水を入れてはいけない。 |
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プラスチックシートで覆いをし、散乱を防ぐ。 |
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7.取扱い及び保管上の注意 |
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取扱い |
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技術的対策: |
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 |
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局所排気・全体換気: |
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気、全体換気を行う。 |
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安全取扱い注意事項: |
火気注意。 |
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眼、皮膚又は衣類に付けないこと。 |
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空気中の濃度をばく露限度以下に保つために排気用の換気を行うこと。 |
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接触、吸入又は飲み込まないこと。 |
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この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 |
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屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 |
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汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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環境への放出を避けること。 |
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接触回避: |
「10.安定性及び反応性」を参照。 |
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保管 |
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技術的対策: |
保管場所は屋根を不燃材料で作るとともに、金属板その他の軽量な不燃材料でふき、かつ天井を設けないこと。 |
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保管場所の床は、床面に水が浸入し、又は浸透しない構造とすること。 |
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保管場所の床は、危険物が浸透しない構造とするとともに、適切な傾斜をつけ、かつ、適切なためますを設けること。 |
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保管場所には危険物を貯蔵し、又は取り扱うために必要な採光、照明及び換気の設備を設ける。 |
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混触危険物質: |
「10.安定性及び反応性」を参照。 |
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保管条件: |
酸化剤から離して保管する。 |
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施錠して保管すること。 |
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容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。 |
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容器包装材料: |
消防法及び国連輸送法規で規定されている容器を使用する。 |
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8.ばく露防止及び保護措置 |
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管理濃度: |
設定されていない。 |
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許容濃度(ばく露限界値、生物学的
ばく露指標): |
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日本産業衛生学会(2006年版) |
設定されていない。 |
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ACGIH (2005年版) |
TLV-TWA |
0.1mg/m3 (IV) |
Skin;SEN;A4;BEI A |
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設備対策: |
この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 |
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完全密閉系及び完全密閉装置でのみ取り扱うこと。 |
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気中濃度を推奨された許容濃度以下に保つために、工程の密閉化、局所排気、その他の設備対策を使用する。 |
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高熱工程でミストが発生するときは、空気汚染物質を許容濃度以下に保つために換気装置を設置する。 |
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保護具 |
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呼吸器の保護具: |
適切な呼吸器保護具を着用すること。 |
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ばく露の可能性のあるときは、送気マスク、空気呼吸器、又は酸素呼吸器を着用する。 |
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手の保護具: |
適切な保護手袋を着用すること。 |
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二トリルゴム及び塩ビは適切な保護材料ではない。ネオプレンが推奨される。 |
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眼の保護具: |
適切な眼の保護具を着用すること。 |
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保護眼鏡(普通眼鏡型、側板付き普通眼鏡型、ゴーグル型) |
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皮膚及び身体の保護具: |
適切な保護衣を着用すること。 |
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しぶきの可能性がある場合は、全面耐薬品性防護服(例えば、酸スーツ)及びブーツが必要である。 |
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衛生対策: |
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 |
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9.物理的及び化学的性質 |
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物理的状態、形状、色など: |
無〜琥珀色の液体 14) |
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臭い: |
特徴的な臭気 14) |
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pH: |
データなし |
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融点・凝固点: |
データなし |
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沸点、初留点及び沸騰範囲: |
140℃(2.7kPa)(沸点) 14) |
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引火点: |
>80℃ 14) |
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爆発範囲: |
データなし |
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蒸気圧: |
1.6 Pa(20℃) 14) |
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蒸気密度(空気 = 1): |
データなし |
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比重(密度): |
1.4 14) |
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溶解度: |
溶ける(水) 14) |
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アルコール及びほとんどの極性溶媒と混和 2) |
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オクタノール/水分配係数: |
log Pow = 1.47 14) |
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自然発火温度: |
データなし |
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分解温度: |
データなし |
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臭いのしきい(閾)値 |
データなし |
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蒸発速度(酢酸ブチル=1): |
データなし |
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燃焼性(固体、ガス): |
該当しない |
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粘度: |
データなし |
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10.安定性及び反応性 |
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安定性: |
加熱により可燃性ガスが発生する。 |
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加熱又は燃焼すると分解し、リン酸化物、ホスゲン、塩素などの有毒なヒュームを生じる。 |
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危険有害反応可能性: |
塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸アンモニウム等との混触により発火することがある。 |
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避けるべき条件: |
加熱。 |
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混触危険物質: |
塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化水素、硝酸アンモニウム。 |
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金属、プラスチック、ゴムを侵す。 |
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危険有害な分解生成物: |
リン酸化物、ホスゲン、塩素。 |
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11.有害性情報 |
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急性毒性: |
経口:ラットでの急性毒性試験のLD50 が56mg/kg 38) との報告があることから、区分3とした。 |
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飲み込むと有毒(経口) |
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経皮:ラットでの急性毒性試験のLD50 が75mg/kg 38) との報告があることから、区分2とした。 |
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皮膚に接触すると生命に危険(経皮) |
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吸入(蒸気):データなし |
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吸入すると生命に危険(蒸気) |
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吸入(ミスト):ラットを用いた吸入ばく露試験のLC50 (1時間)=0.455mg/L 35) 、LC50 (4時間) = 0.34mg/L 35) 、0.65mg/L、0.523mg/L、0.447mg/L 8) は、計算式を適用するとそれぞれ 50.3ppm、38ppm、72ppm、57.9ppm、49.4ppm となる。飽和蒸気圧 0.0158mmHg (25℃、2.11 Paに相当) における飽和蒸気圧濃度は20.9ppmであり、上記の条件はいずれもこの値よりも高いことから、「ミストばく露」であると考えられる。計算式を適用して得られた LC50 (粉じん・ミスト、4時間) = 0.266mg/kg に基づき、区分2とした。 |
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吸入すると生命に危険(ミスト) |
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皮膚腐食性・刺激性: |
ウサギによる皮膚刺激性試験で、回復可能な軽度の刺激性が認められたとの報告 38) から、区分3とした。 |
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軽度の皮膚刺激 |
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眼に対する重篤な損傷・刺激性: |
ウサギによる眼刺激性試験で、角膜と結膜に刺激性が認められたが、5日目に反応が消失したとの報告から 38) 、区分2Bとした。 |
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眼刺激 |
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呼吸器感作性又は皮膚感作性: |
呼吸器感作性:データなし |
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皮膚感作性:皮膚腐食性:モルモットでの皮膚感作性試験(Maximization法)で陽性の結果が報告されている 38) ことから、区分1とした。 |
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アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ |
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生殖細胞変異原性: |
in vitro染色体異常試験で陰性の報告があるが 38) 、経世代変異原性試験 (優性致死試験) で陰性、生殖細胞 in vivo 変異原性試験 (染色体異常試験) で陰性、体細胞 in vivo 変異原性試験 (小核試験、染色体異常試験) で陰性である 44) , 23) , 26) , 20) , 50) ことから、区分外とした。 |
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発がん性: |
ラットでの経口投与及び吸入ばく露での発がん性試験で腫瘍発生の増加がなかったとの報告がある 38) 。また、ACGIHでA4 10) に分類されていることから、区分外とした。 |
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生殖毒性: |
親動物に一般毒性を示す用量まで親動物の生殖、児動物の発生に影響がみられない 38) , 23) , 35) , 26) , 50) ことから、区分外とした。 |
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特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露): |
ラット及びマウスでの試験で、眼球突出、過剰流涙、流涎、全身性筋線維束攣縮及び振戦が観察された 38) との報告がある。これらの影響は区分1に相当するガイダンス値で認められたことから、区分1(神経系)とした。 |
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神経系の障害 |
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特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露): |
ラット及びイヌによる試験で、コリンエステラーゼ阻害に起因する神経系への影響、肝細胞にび慢性の空胞変性、脂肪変性、肝細胞腫脹、胆状の軽度なうっ帯との報告がある 38) 。実験動物に対するこれらの影響は区分2に相当するガイダンス値の範囲でみられた。以上より、分類は区分2(神経系、肝臓)とした。 |
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長期又は反復ばく露による神経系、肝臓の障害のおそれ |
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吸引性呼吸器有害性: |
データなし |
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12.環境影響情報 |
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水生環境急性有害性: |
甲殻類(ミシッドシュリンプ)の96時間LC50 = 0.000019mg/L 52) から、区分1とした。 |
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水生生物に非常に強い毒性 |
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水生環境慢性有害性: |
急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow = 1.47 55) )、急速分解性がないと推定される 54) ことから、区分1とした。 |
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長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 |
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13.廃棄上の注意: |
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残余廃棄物: |
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 |
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都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。 |
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廃棄物の処理を依託する場合、処理業者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。 |
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本製品を含む廃液及び洗浄排水を直接河川等に排出したり、そのまま埋め立てたり投棄することは避ける。 |
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汚染容器及び包装: |
容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 |
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空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 |
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14.輸送上の注意 |
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国際規則 |
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海上規制情報 |
IMOの規定に従う。 |
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UN No.: |
3018 |
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Proper Shipping Name: |
ORGANOPHOSPHORUS PESTICIDE, LIQUID, TOXIC |
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Class: |
6.1 |
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Packing Group: |
II |
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Marine Pollutant: |
PP |
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航空規制情報 |
ICAO/IATAの規定に従う。 |
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UN No.: |
3018 |
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Proper Shipping Name: |
Organophosphorus pesticide, liquid, toxic |
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Class: |
6.1 |
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Packing Group: |
II |
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国内規制 |
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陸上規制情報 |
消防法の規定に従う。 |
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毒劇法の規定に従う。 |
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海上規制情報 |
船舶安全法の規定に従う。 |
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国連番号: |
3018 |
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品名: |
有機リン系殺虫殺菌剤類(液体) (毒性のもの) |
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クラス: |
6.1 |
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容器等級: |
II |
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海洋汚染物質: |
PP |
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航空規制情報 |
航空法の規定に従う。 |
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国連番号: |
3018 |
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品名: |
殺虫殺菌剤(有機リン系)(液体)(毒性のもの) |
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クラス: |
6.1 |
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等級: |
II |
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特別の安全対策 |
危険物は当該危険物が転落し、又は危険物を収納した運搬容器が落下し、転倒もしくは破損しないように積載すること。 |
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危険物又は危険物を収納した容器が著しく摩擦又は動揺を起こさないように運搬すること。 |
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危険物の運搬中危険物が著しく漏れる等災害が発生するおそれがある場合には、災害を防止するための応急措置を講ずると共に、もよりの消防機関その他の関係機関に通報すること。 |
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輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 |
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食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 |
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重量物を上積みしない。 |
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移送時にイエローカードの保持が必要。 |
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15.適用法令 |
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労働安全衛生法: |
名称等を通知すべき有害物
(法第57条の2、施行令第18条の2別表第9)
(政令番号 第291号) |
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化審法: |
第2種監視化学物質
(法第2条第5項) |
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化学物質排出把握管理促進法
(PRTR法): |
第1種指定化学物質
(法第2条第2項、施行令第1条別表第1)
(政令番号 第350号) |
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毒物及び劇物取締法: |
劇物
(法第2条別表第2) |
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劇物
(指定令第2条) |
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消防法: |
第4類引火性液体、第三石油類水溶性液体
(法第2条第7項危険物別表第1) |
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労働基準法: |
疾病化学物質
(法第75条第2項、施行規則第35条別表第1の2第4号) |
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船舶安全法: |
毒物類・毒物
(危規則第2,3条危険物告示別表第1) |
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航空法 : |
毒物類・毒物
(施行規則第194条危険物告示別表第1) |
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16.その他の情報 |
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参考文献 |
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災害事例 |
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情報なし |