安全データシート
ホスゲン
作成日2003年5月6日
改定日2006年10月29日

1.化学物質等及び会社情報
化学物質等の名称: ホスゲン
製品コード: ○○○
会社名: ○○○○株式会社
住所: 東京都△△区△△町△丁目△△番地
電話番号: 03−1234−5678
緊急連絡電話番号: 03−1234−5678
FAX番号: 03−1234−5678
メールアドレス:
推奨用途及び使用上の制限: 染料及び染料中間体の原料、イソシアネート類の原料として弾性体、接着剤、塗料などのポリウレタン系諸製品及び繊維処理剤、除草剤に利用、医薬品、可塑剤及びポリカーボネート樹脂の原料、その他火薬安定剤、紫外線吸収剤の原料

2.危険有害性の要約
GHS分類
物理化学的危険性 火薬類 分類対象外
可燃性・引火性ガス 区分外
可燃性・引火性エアゾール 分類対象外
支燃性・酸化性ガス 区分外
高圧ガス 液化ガス
引火性液体 分類対象外
可燃性固体 分類対象外
自己反応性化学品 分類対象外
自然発火性液体 分類対象外
自然発火性固体 分類対象外
自己発熱性化学品 分類対象外
水反応可燃性化学品 分類対象外
酸化性液体 分類対象外
酸化性固体 分類対象外
有機過酸化物 分類対象外
金属腐食性物質 分類できない
人健康有害性 急性毒性(経口) 分類できない
急性毒性(経皮) 分類できない
急性毒性(吸入:気体) 区分1
急性毒性(吸入:蒸気) 分類対象外
急性毒性(吸入:粉じん) 分類対象外
急性毒性(吸入:ミスト) 分類対象外
皮膚腐食性・刺激性 区分2
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 区分2A
呼吸器感作性 分類できない
皮膚感作性 分類できない
生殖細胞変異原性 区分外
発がん性 分類できない
生殖毒性 分類できない
特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露)
区分1(呼吸器)
特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露)
区分1(呼吸器)
吸引性呼吸器有害性 分類対象外
環境有害性 水生環境急性有害性 分類できない
水生環境慢性有害性 分類できない
ラベル要素
絵表示又はシンボル: ガスボンベ どくろ 健康有害性
注意喚起語: 危険
危険有害性情報: 加圧ガス:熱すると爆発するおそれ
吸入すると生命に危険(気体)
皮膚刺激
強い眼刺激
呼吸器の障害
長期又は反復ばく露による呼吸器の障害
注意書き: 【安全対策】
適切な呼吸用保護具を着用すること。
適切な保護手袋を着用すること。
適切な保護眼鏡、保護面を着用すること。
ガスを吸入しないこと。
屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。
【応急措置】
取り扱い後はよく手を洗うこと。
皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚に付着した場合、汚染された衣類を脱ぐこと。
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。
吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
吸入した場合、直ちに医師に連絡すること。
皮膚に付着した場合、皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを求めること。
眼に入った場合、眼の刺激が持続する場合は医師の診断、手当てを受けること。
気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
【保管】
日光から遮断し、換気の良い場所で保管すること。
施錠して保管すること。
容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。
【廃棄】
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。
国・地域情報:

3.組成、成分情報
化学物質
化学名又は一般名: ホスゲン(Phosgene )
別名: カルボニルクロライド(Carbonyl chloride)
クロロホルミル クロリド(Chloroformyl chloride)
カーボン オキシクロリド(Carbon oxychloride)
カーボン ジクロリド オキシド(Carbon dichloride oxide)
化学式: COCl2
化学特性(化学式又は構造式): 化学式又は構造式
CAS番号: 75-44-5
官報公示整理番号
(化審法・安衛法):
(1)-124
分類に寄与する不純物及び安定化添加物: 情報なし
濃度又は濃度範囲: 情報なし

4.応急措置
吸入した場合: 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
直ちに医師に連絡すること。
気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
皮膚に付着した場合: 汚染された衣類を脱ぐこと。
皮膚を速やかに洗浄すること。
多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを受けること。
気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。
目に入った場合: 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。
気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
飲み込んだ場合: 口をすすぐこと。
気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
予想される急性症状及び遅発性症状: 吸入した場合:灼熱感、胸苦しさ、咽頭痛、咳、息苦しさ、息切れ。症状は遅れて現われることがある(肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。)。
皮膚に付着した場合:液体に触れた場合、凍傷。発赤、痛み。
眼に入った場合:発赤、痛み、かすみ眼。
最も重要な兆候及び症状:
医師に対する特別注意事項: 医師又は医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する。

5.火災時の措置
消火剤: 小火災:粉末消火剤、二酸化炭素
大火災:散水、噴霧水、一般の泡消火剤
特有の危険有害性: 加熱により容器が爆発するおそれがある。
破裂したボンベが飛翔するおそれがある。
火災によって刺激性、腐食性又は毒性のガスを発生するおそれがある。
特有の消火方法: 危険でなければ火災区域から容器を移動する。
消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。
消火活動は、有効に行える最も遠い距離から、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する。
漏洩部や安全装置に直接水をかけてはいけない。凍るおそれがある。
損傷したボンベは専門家だけが取り扱う。
粉末消火器を用いて初期消火に努める。この際、防毒マスク等を着用する。
容器内に水を入れてはいけない。
消火を行う者の保護: 消火作業の際は、適切な空気呼吸器、化学用保護衣を着用する。

6.漏出時の措置
人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置: 漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。
関係者以外の立入りを禁止する。
作業者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触やガスの吸入を避ける。
漏洩しても火災が発生していない場合、密閉性の高い、不浸透性の保護衣を着用する。
風上に留まる。
低地から離れる。
密閉された場所に立入る前に換気する。
ガスが拡散するまでその区域を立入禁止とする。
環境に対する注意事項: 河川等に排出され、環境へ影響を起こさないように注意する。
環境中に放出してはならない。
回収、中和: 少量の場合、乾燥土、砂や不燃材料で吸収し、あるいは覆って密閉できる空容器に回収する。
大量の場合、盛土で囲って流出を防止し、ポンプで汲み取る。
封じ込め及び浄化の方法・機材: 危険でなければ漏れを止める。
可能ならば、漏洩している容器を回転させ、液体でなく気体が放出するようにする。
容器を冷却して蒸発を抑え、発生した蒸気雲を分散させるため散水を行う。
二次災害の防止策: 排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。
漏洩物又は漏洩源に直接水をかけない。

7.取扱い及び保管上の注意
取扱い
技術的対策: 「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。
局所排気・全体換気: 「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気、全体換気を行う。
安全取扱い注意事項: 容器は丁寧に取り扱い、衝撃を与えたり、転倒させない。
容器の取り付け、取り外しの作業の際は、漏洩させないよう、十分注意する。
使用後は、バルブを完全に閉め、口金キャップを取り付け、保護キャップを付ける。
空気中の濃度をばく露限度以下に保つために排気用の換気を行うこと。
接触、吸入又は飲み込まないこと。
吸入すると、死亡する危険性がある。
漏洩すると、材料を腐食させる危険性がある。
皮膚、粘膜等に触れると、炎症を起こす。
屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。
取扱い後はよく手を洗うこと。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
接触回避: 「10.安定性及び反応性」を参照。
保管
技術的対策: 容器は保安上使用開始後1年以内に、速やかに販売事業者に返却すること(高圧ガス保安協会指針)。
保管場所には危険物を貯蔵し、又は取り扱うために必要な採光、照明及び換気の設備を設ける。
混触危険物質: 「10.安定性及び反応性」を参照。
保管条件: 容器は直射日光や火気を避け、40℃以下の温度で保管すること。
容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。
施錠して保管すること。
容器包装材料: 高圧ガス保安法及び国連輸送法規で規定されている容器を使用する。

8.ばく露防止及び保護措置
管理濃度: 設定されていない。
許容濃度(ばく露限界値、生物学的
ばく露指標):
日本産業衛生学会(2006年版) 0.1ppm 0.4mg/m3
ACGIH (2006年版) TLV-STEL 0.1ppm
設備対策: この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。
完全密閉系及び完全密閉装置でのみ取り扱うこと
気中濃度を推奨された許容濃度以下に保つために、工程の密閉化、局所排気、その他の設備対策を使用する。
高熱工程でガスが発生するときは、空気汚染物質を許容濃度以下に保つために換気装置を設置する。
保護具
呼吸器の保護具: 適切な呼吸器保護具を着用すること。
ばく露の可能性のあるときは、送気マスク、空気呼吸器、又は酸素呼吸器を着用する。
手の保護具: 保温用手袋を着用すること。
適切な保護手袋を着用すること。
眼の保護具: 適切な眼の保護具を着用すること。
保護眼鏡(普通眼鏡型、側板付き普通眼鏡型、ゴーグル型)
皮膚及び身体の保護具: 適切な顔面用の保護具を着用すること。
衛生対策: 取扱い後はよく手を洗うこと。

9.物理的及び化学的性質
物理的状態、形状、色など: 無色の圧縮液化ガス 14)
臭い: 特徴的な臭気 14)
pH: データなし
融点・凝固点: -118℃(融点) 14)
沸点、初留点及び沸騰範囲: 8℃(沸点) 14)
引火点: データなし
爆発範囲: データなし
蒸気圧: 161.6 kPa(20℃) 14)
蒸気密度(空気 = 1): 3.4 14)
比重(密度): 1.4 14)
溶解度: 反応する(水) 14)
ベンゼン、トルエン、氷酢酸及びほとんどの炭化水素溶媒に易溶 2)
オクタノール/水分配係数: データなし
自然発火温度: データなし
分解温度: データなし
臭いのしきい(閾)値 データなし
蒸発速度(酢酸ブチル = 1): データなし
燃焼性(固体、ガス):  データなし
粘度: データなし

10.安定性及び反応性
安定性: 加熱(300℃以上)、水や湿気への接触により分解し、有毒で腐食性の気体(一酸化炭素、塩化水素)を生じる。
危険有害反応可能性: 湿気、アンモニア、アミン類、アルコール類など活性水素含有物質と反応し、塩化水素ガスを発生する。
ナトリウム、カリウムと激しく反応する(爆発の危険性)。
硝酸メチル、ジニトロベンゼン、ピクリンサンのような酸化剤と激しく反応する。
避けるべき条件: 加熱、湿気。
混触危険物質: 湿気、アンモニア、アミン類、アルコール類など活性水素含有物質、ナトリウム、カリウム、硝酸メチル、ジニトロベンゼン、ピクリンサンのような酸化剤。
危険有害な分解生成物: 塩化水素、一酸化炭素。

11.有害性情報
急性毒性: 経口:データなし
経皮:データなし
吸入(気体):ラットを用いた吸入ばく露(ガス)試験のLC50 5.58ppm(4時間換算) 22) 、ヒトでのLC50 170分間 3ppmばく露を4時間換算すると、2ppmとなる。これらのうち、ヒトでのLC50 2ppmから、区分1とした。
吸入すると生命に危険(気体)
皮膚腐食性・刺激性: 「高濃度での皮膚接触にて皮膚刺激性を引き起こす」との記載がある 35) ことから、区分2とした。なお、ヒトへの健康影響の記述 35) , 22) において湿った皮膚との接触で「Skin contact with phosgene has been known to cause severe skin burns in humans. Vapor contact with moist or wet skin can lead to irritation and erythema.(ホスゲンの皮膚接触により、ヒトに対して重度の皮膚火傷を引き起こ事が知られている。湿った、あるいは濡れた皮膚との蒸気接触により、刺激、紅斑が引き起こされるかもしれない)」との記載がある。
皮膚刺激
眼に対する重篤な損傷・刺激性: ヒトへの健康影響の記述において「本物質は強い刺激性があり、3ppm 以上で眼や鼻に刺激性を示し、飛沫が眼に入った場合は重度の傷害を示す。」「眼刺激と灼熱感」等 22) , 33) , 35) , 10) から、強い刺激性を有すると考えられるため、区分2Aとした。
強い眼刺激
呼吸器感作性又は皮膚感作性: 呼吸器感作性:データなし
皮膚感作性:データなし
生殖細胞変異原性: 経世代変異原性試験なし、生殖細胞 in vivo 変異原性試験なし、体細胞 in vivo 変異原性試験(小核試験)で陰性、である 32) ことから区分外とした。
発がん性: 毒性情報はあるが既存分類がないため、専門家の判断に従い、分類できないとした。
生殖毒性: データなし
特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露):
ヒトについては、「異常は主に肺に見られる」、「呼吸困難及び虚脱感症状」、「ホスゲンによる脳障害は低酸素血症と低血圧による二次的なものである」 41) 、「頭痛、悪心、咳、呼吸困難、疲労感、咽頭痛、胸部圧迫感、胸部痛、発熱が観察された。そのうち7人には肺水腫が認められた」 35) 等の記述、実験動物については、「肺胞細胞への障害 (type 1) 」、「気管支末端及び肺胞壁への単核球の集積」 35) 等の記述があることから、呼吸器が標的臓器と考えられた。なお、実験動物に対する影響は、区分1に相当するガイダンス値の範囲でみられた。以上より、分類は区分1(呼吸器)とした。
呼吸器の障害
特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露):
ヒトについては、「レントゲン像及び臨床症状から25人が肺炎とされた」、「そのうち2人がホスゲンによる気管支炎と報告された」 35) 、「浅速呼吸、分時拍出量高値、酸素取り込み量低下」 41) 等の記述、実験動物については、「GDP活性上昇、GPD activity increase; 肺胞細胞過形成; 細胞質内空胞含有食細胞」 35) 、「肺胞及び間質肥厚、細気管支/肺胞閉鎖、炎症細胞浸潤、コラーゲン増加」 41) 等の記述があることから、呼吸器が標的臓器と考えられた。なお、実験動物に対する影響は、区分1に相当するガイダンス値の範囲でみられた。以上より、分類は区分1(呼吸器)とした。
長期又は反復ばく露による呼吸器の障害
吸引性呼吸器有害性: 常温気体であり、分類対象外である。

12.環境影響情報
水生環境急性有害性: データ不足のため分類できない
水生環境慢性有害性: データ不足のため分類できない

13.廃棄上の注意:
残余廃棄物: 高圧ガスを廃棄する場合は、高圧ガス保安法一般高圧ガス保安規則の規定に従うこと。
汚染容器及び包装: 高圧ガスの容器を廃棄する場合は、製造業者等専門業者に回収を依頼すること。

14.輸送上の注意
国際規制
海上規制情報 IMOの規定に従う。
UN No.: 1076
Proper Shipping Name: PHOSGENE
Class: 2.3
Sub Risk: 8
Marine Pollutant: Not applicable
航空規制情報 Forbidden
国内規制
陸上規制情報 高圧ガス保安法の規定に従う。
毒劇法の規定に従う。
海上規制情報 船舶安全法の規定に従う。
国連番号: 1076
品名: ホスゲン
クラス: 2.3
副次危険: 8
海洋汚染物質: 非該当
航空規制情報 輸送禁止
特別の安全対策 移動、転倒、衝撃、摩擦などを生じないように固定する。
運搬時には容器を40℃以下に保ち、特に夏場はシートをかけ温度上昇の防止に努める。
火気、熱気、直射日光に触れさせない。
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
鋼材部分と直接接触しないようにする。
重量物を上乗せしない。
移送時にイエローカードの保持が必要。

15.適用法令
労働安全衛生法: 名称等を表示すべき危険有害物(法第57条、施行令第18条別表第9)
名称等を通知すべき危険有害物(法第57条の2、施行令第18条の2別表第9)
リスクアセスメントを実施すべき危険有害物(法第57条の3)
特定化学物質第3類物質
(特定化学物質障害予防規則第2条第1項第6号)
労働基準法: 疾病化学物質
(法第75条第2項、施行規則第35条別表第1の2第4号)
化学物質排出把握管理促進法
(PRTR法):
第1種指定化学物質
(法第2条第2項、施行令第1条別表第1)
(政令番号 第305号)
毒物及び劇物取締法: 毒物
(指定令第1条)
高圧ガス保安法: 液化ガス
(法第2条3)
大気汚染防止法: 特定物質
(施行令第10条)
化学兵器禁止法: 第2種指定物質・毒性物質
(施行令第3条別表3第3欄)
船舶安全法: 高圧ガス
(危規則第2,3条危険物告示別表第1)
航空法: 輸送禁止

16.その他の情報
参考文献
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34) ALGY学会(感)物質リスト(案)
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46) ACGIH-TLV (2005)
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48) Ullmanns (E) (5th, 1995)
49) IRIS (Access on Aug 2005)
50) CERI・NITE有害性評価書 No.16 (2004)
51) 既存化学物質安全性点検データ
52) CERI・NITE有害性評価書 No.12 (2004)
53) NFPA(13th,2001)
54) NITE初期リスク評価書No.16 (2005)
55) ACGIH-TLV (2005)
56) Dean(15th Ed.)
災害事例
(1) ホスゲン用配管修理のため、ゴム管を臨時に使用していたが、内圧が上昇してホースが破れ、ホスゲンが漏れて中毒した。元気で自動車で病院へ行ったが、4時間後急死した。
(2) 研究所の実験室で、ドラフトチャンバーの排気系電源が故障し、ホスゲンが漏出して中毒した。
(3) ホスゲン製造工場で、ホスゲンを計量タンクに移す作業中に、警報ブザーが故障で鳴らなかったので、計量タンクが一杯になり、除害塔にあふれて中和限度を超えて空気中に放出され、作業員及び通行人が中毒した。
(4) トリレンジイソシアネート合成のカルボニル化工程でホスゲン供給用パイプからホスゲンが漏れて被災した。
(5) 化学反応装置の一部を付け替える作業の実施中、元バルプが完全に閉まっていなかったため、反応装置内から吹き出したホスゲンガスにより被災した。
(6) 耐熱性樹脂製造工場内の配管清掃中、他の作業員が遠隔操作により、ホスゲン弁を開いたため、1名死亡し、1名が中毒した。