安全データシート
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2,3−エポキシプロピル=フェニルエーテル
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作成日2002年11月30日
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改定日2006年10月23日
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1.化学物質等及び会社情報 |
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化学物質等の名称: |
2,3−エポキシプロピル=フェニルエーテル |
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製品コード: |
○○○ |
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会社名: |
○○○○株式会社 |
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住所: |
東京都△△区△△町△丁目△△番地 |
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電話番号: |
03−1234−5678 |
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緊急連絡電話番号: |
03−1234−5678 |
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FAX番号: |
03−1234−5678 |
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メールアドレス: |
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推奨用途及び使用上の制限: |
エポキシ樹脂、アルキッド樹脂の反応性希釈剤、樹脂・農薬などの安定剤、木綿・羊毛などの改質剤、分散染料、反応性染料の染色性改良剤 |
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2.危険有害性の要約 |
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GHS分類 |
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物理化学的危険性 |
火薬類 |
分類対象外 |
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可燃性・引火性ガス |
分類対象外 |
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可燃性・引火性エアゾール |
分類対象外 |
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支燃性・酸化性ガス |
分類対象外 |
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高圧ガス |
分類対象外 |
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引火性液体 |
区分外 |
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可燃性固体 |
分類対象外 |
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自己反応性化学品 |
分類できない |
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自然発火性液体 |
分類できない |
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自然発火性固体 |
分類対象外 |
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自己発熱性化学品 |
分類できない |
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水反応可燃性化学品 |
分類対象外 |
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酸化性液体 |
分類対象外 |
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酸化性固体 |
分類対象外 |
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有機過酸化物 |
分類対象外 |
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金属腐食性物質 |
分類できない |
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人健康有害性 |
急性毒性(経口) |
区分5 |
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急性毒性(経皮) |
区分4 |
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急性毒性(吸入:ガス) |
分類対象外 |
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急性毒性(吸入:蒸気) |
分類できない |
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急性毒性(吸入:粉じん) |
分類対象外 |
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急性毒性(吸入:ミスト) |
分類できない |
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皮膚腐食性・刺激性 |
区分2 |
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眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 |
区分2A-2B |
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呼吸器感作性 |
分類できない |
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皮膚感作性 |
区分1 |
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生殖細胞変異原性 |
区分外 |
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発がん性 |
区分2 |
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生殖毒性 |
区分2 |
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特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露) |
区分3(麻酔作用)
区分3(気道刺激性) |
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特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露) |
区分1(呼吸器、肝臓) |
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吸引性呼吸器有害性 |
分類できない |
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環境有害性 |
水生環境急性有害性 |
区分3 |
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水生環境慢性有害性 |
区分3 |
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ラベル要素 |
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絵表示又はシンボル: |
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注意喚起語: |
危険 |
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危険有害性情報: |
飲み込むと有害のおそれ(経口) |
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皮膚に接触すると有害(経皮) |
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皮膚刺激 |
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強い眼刺激 |
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アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ |
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発がんのおそれの疑い |
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生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い |
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眠気及びめまいのおそれ |
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呼吸器への刺激のおそれ |
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長期又は反復ばく露による呼吸器、肝臓の障害 |
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注意書き: |
【安全対策】 |
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使用前に取扱説明書を入手すること。 |
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すべての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。 |
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必要に応じて個人用保護具や換気装置を使用し、ばく露を避けること。 |
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適切な保護手袋、保護眼鏡、保護面、保護衣を着用すること。 |
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ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 |
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この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 |
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屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 |
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取り扱い後はよく手を洗うこと。 |
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環境への放出を避けること。 |
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【応急措置】 |
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吸入した場合、被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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皮膚に付着した場合、汚染された衣類を脱ぐこと。 |
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汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 |
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皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。 |
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気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。 |
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皮膚に付着した場合、皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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取り扱い後はよく手を洗うこと。 |
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眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 |
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眼に入った場合、眼の刺激が持続する場合は医師の診断、手当てを受けること。 |
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飲み込んだ場合、気分が悪い時は、医師に連絡すること。 |
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ばく露又はその懸念がある場合、医師の手当、診断を受けること。 |
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【保管】 |
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容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。 |
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施錠して保管すること。 |
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【廃棄】 |
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内容物や容器を、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務を委託すること。 |
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国・地域情報 |
国内法は第15章「適用法令」を参照のこと。 |
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3.組成、成分情報 |
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化学物質 |
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化学名又は一般名: |
2,3-エポキシプロピル=フェニルエーテル(2,3-Epoxypropylphenyl ether) |
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別名: |
1,2-エポキシ-3-フェノキシプロパン(1,2-epoxy-3-phenoxypropane) |
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フェニルグリシジルエーテル(Phenyl glycidylether) |
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フェノキシメチロキシシラン(Phenoxy methyloxirane) |
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化学式: |
C9H10O2 |
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化学特性(化学式又は構造式): |
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CAS番号: |
122-60-1 |
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官報公示整理番号
(化審法・安衛法): |
(3)-559 |
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分類に寄与する不純物及び安定化添加物: |
情報なし |
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濃度又は濃度範囲 |
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4.応急措置 |
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吸入した場合: |
被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 |
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気分が悪い時は、医師に連絡すること。 |
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皮膚に付着した場合: |
汚染された衣類を脱ぐこと。 |
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皮膚を速やかに洗浄すること。 |
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多量の水と石鹸で洗うこと。 |
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医師の手当、診断を受けること。 |
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汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。 |
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目に入った場合: |
水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 |
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眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 |
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飲み込んだ場合: |
口をすすぐこと。 |
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医師の手当、診断を受けること。 |
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予想される急性症状及び遅発性症状: |
吸入:感覚鈍磨、情動不安 |
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皮膚:発赤。吸収される可能性あり。 |
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眼:発赤、痛み |
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経口摂取:協調運動失調、中枢神経系抑制 |
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最も重要な兆候及び症状: |
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応急措置をする者の保護: |
救助者は、状況に応じて適切な保護具を着用する。 |
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医師に対する特別な注意事項: |
情報なし |
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5.火災時の措置 |
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消火剤: |
小火災:粉末消火剤、二酸化炭素、散水、泡消火剤 |
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大火災:散水、噴霧水、泡消火剤 |
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使ってはならない消火剤: |
棒状注水 |
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特有の危険有害性: |
加熱により容器が爆発するおそれがある。 |
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火災によって刺激性、腐食性又は毒性のガスを発生するおそれがある。 |
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加熱により蒸気が空気と爆発性混合気を生成するおそれがある。:屋内、屋外又は下水溝で蒸気爆発の危険がある。 |
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特有の消火方法: |
危険でなければ火災区域から容器を移動する。 |
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消火活動は、有効に行える最も遠い距離から、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する。 |
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消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。 |
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消火を行う者の保護: |
消火作業の際は、適切な空気呼吸器、化学用保護衣を着用すること。 |
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6.漏出時の措置 |
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人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置: |
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 |
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関係者以外の立入りを禁止する。 |
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作業者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。 |
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漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。 |
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風上に留まる。 |
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低地から離れる。 |
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密閉された場所に入る前に換気する。 |
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環境に対する注意事項: |
環境中に放出してはならない。 |
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河川等に排出され、環境へ影響を起こさないように注意する。 |
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回収、中和: |
少量の場合、乾燥土、砂や不燃材料で吸収し、あるいは覆って密閉できる空容器に回収する。 |
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少量の場合、吸収したものを集めるとき、清潔な帯電防止工具を用いる。 |
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大量の場合、盛土で囲って流出を防止し、安全な場所に導いて回収する。 |
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封じ込め及び浄化の方法・機材: |
危険でなければ漏れを止める。 |
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漏出物を取扱うとき用いる全ての設備は接地する。 |
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二次災害の防止策: |
すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 |
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排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。 |
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7.取扱い及び保管上の注意 |
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取扱い |
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技術的対策: |
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 |
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局所排気・全体換気: |
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気・全体換気を行なう。 |
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安全取扱い注意事項: |
使用前に使用説明書を入手すること。 |
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すべての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。 |
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周辺での高温物、スパーク、火気の使用を禁止する。 |
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容器を転倒させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずるなどの取扱いをしてはならない。 |
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ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 |
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眼に入れないこと。 |
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接触、吸入又は飲み込まないこと。 |
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汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 |
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空気中の濃度をばく露限度以下に保つために排気用の換気を行なうこと。 |
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この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 |
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屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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環境への放出を避けること。 |
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接触回避: |
「10.安定性及び反応性」を参照。 |
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保管 |
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技術的対策: |
保管場所は壁、柱、床を耐火構造とし、かつ、はりを不燃材料で作ること。 |
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保管場所は屋根を不燃材料で作るとともに、金属板その他の軽量な不燃材料でふき、かつ天井を設けないこと。 |
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保管場所の床は、床面に水が浸入し、又は浸透しない構造とすること。 |
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保管場所の床は、危険物が浸透しない構造とするとともに、適切な傾斜をつけ、かつ、適切なためますを設けること。 |
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保管場所には危険物を貯蔵し、又は取り扱うために必要な採光、照明及び換気の設備を設ける。 |
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混触危険物質: |
「10.安定性及び反応性」を参照。 |
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保管条件: |
熱、火花、裸火のような着火源から離して保管すること。−禁煙。 |
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強酸化剤、強塩基、強酸から離して保管する。 |
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容器は直射日光や火気を避けること。 |
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容器を密閉して換気の良い冷所で保管すること。 |
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施錠して保管すること。 |
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容器包装材料: |
消防法及び国連輸送法規で規定されている容器を使用する。 |
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8.ばく露防止及び保護措置 |
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管理濃度: |
未設定 |
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許容濃度(ばく露限界値、生物学的
ばく露指標): |
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日本産業衛生学会(2005年版) |
未設定 |
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ACGIH(2005年版) |
TLV-TWA |
0.1ppm (skin) |
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設備対策: |
静電気放電に対する予防措置を講ずること。 |
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高熱工程でミストが発生するときは、空気汚染物質を管理濃度・許容濃度以下に保つために換気装置を設置する。 |
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この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 |
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保護具 |
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呼吸器の保護具: |
適切な呼吸器保護具を着用すること。 |
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手の保護具: |
適切な保護手袋を着用すること。 |
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眼の保護具: |
適切な眼の保護具を着用すること。 |
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保護眼鏡(普通眼鏡型、側板付き普通眼鏡型、ゴーグル型) |
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皮膚及び身体の保護具: |
適切な保護衣、顔面用の保護具を着用すること。 |
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衛生対策: |
汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 |
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取扱い後はよく手を洗うこと。 |
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9.物理的及び化学的性質 1) , 3) , 10) , 12) , 16) |
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物理的状態、形状、色など: |
無色液体 |
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臭い: |
特徴的な臭気 |
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pH: |
データなし |
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融点・凝固点: |
3.5℃ (融点) |
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沸点、初留点及び沸騰範囲: |
245℃ (沸点) |
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引火点: |
110℃ (密閉式) |
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爆発範囲: |
データなし |
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蒸気圧: |
1.33Pa (20℃) |
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蒸気密度(空気 = 1): |
5.2 |
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比重(密度): |
1.11 (比重) |
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溶解度: |
24g/L (水・20℃) アセトン、 ベンゼン、 四塩化炭素、 エーテル類、 アルコールに可溶。 |
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オクタノール/水分配係数: |
log Kow = 1.61 10) |
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自然発火温度: |
データなし |
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分解温度: |
データなし |
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臭いのしきい(閾)値 |
データなし |
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蒸発速度(酢酸ブチル = 1): |
データなし |
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燃焼性(固体、ガス): |
非該当 |
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粘度: |
データなし |
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10.安定性及び反応性 |
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安定性: |
温度79℃以上で爆発性過酸化物を生成することがある。 |
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危険有害反応可能性: |
強酸化剤、強塩基、強酸と反応する。 |
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避けるべき条件: |
高温、混触危険物質との接触。 |
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混触危険物質: |
強酸化剤、強塩基、強酸 |
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危険有害な分解生成物: |
燃焼により、有害なガス(一酸化炭素、二酸化炭素など)を発生する。 |
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11.有害性情報 |
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急性毒性: |
経口 |
ラットを用いた経口投与試験のLD50 2600mg/kg 7) 3850
mg/kg 7) 4,260mg/kg 7) に基づき、計算式を適用して得られた LD50 =
2751mg/kg から、区分5とした。ラットにおけるLD50 11400mg/kg 9) であることから、区分外とした。 |
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飲み込むと有害のおそれ(経口) |
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経皮 |
ウサギを用いた経皮投与試験のLD50 1500mg/kg 7) から、区分4とした。 |
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皮膚に接触すると有害(経皮) |
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吸入(ガス) |
GHSの定義による液体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 |
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吸入(蒸気) |
データ不足のため分類できない。 |
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吸入(ミスト) |
データ不足のため分類できない。 |
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皮膚腐食性・刺激性: |
ヒトへの健康影響の記述 「本物質は眼、皮膚、気道を刺激する」「ある例では本物質の飛沫溶液がかかったが、痛みもないために放置すると数時間後に発赤、痛みが生じ、その後水洗いしたものの第2度の化学火傷が生じ、色素沈着が3年も残った。」 4) , 5) , 6) から、「皮膚に対して可逆的な強い刺激性を有する」と考えられるため、区分2とした。本物質との接触はヒトの皮膚を刺激するとの記述がある 3) , 12) , 13) ことから区分2とした。 |
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皮膚刺激 |
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眼に対する重篤な損傷・刺激性: |
疫学事例 の記述「本物質は眼、皮膚、気道を刺激する」から、「刺激性を有するが程度は不明である」 4) , 5) , 6) ため、区分2A-2Bとした。 なお、安全性の観点から、2Aとした方が望ましい。 |
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強い眼刺激 |
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呼吸器感作性又は皮膚感作性: |
呼吸器感作性:データなし |
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皮膚感作性: ヒトへの健康影響のデータ 4) , 5) , 6) , 7) から、「皮膚感作性を有する」と考えられるため、区分1とした。 |
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アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ |
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生殖細胞変異原性: |
生殖細胞 in vivo 経世代試験(優性致死試験)で陰性、生殖細胞 in vivo 変異原性試験なし、体細胞 in vivo 変異原性試験(染色体異常試験、小核試験)で陰性 8) であることから、区分外とした。 |
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発がん性: |
IARCで2B 8) ACGIHでA3 6) に分類されていることから、区分2とした。 |
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発がんのおそれの疑い |
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生殖毒性: |
親動物での一般毒性の記述がなく、妊娠率の低下、精細管の変性がみられている 4) , 6) , 8) ことから、区分2とした。 |
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特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露): |
ヒトについては、「眼、鼻、呼吸器、皮膚への刺激性」 4) 「眼、皮膚、気道を刺激し、意識が低下する」 5) 等の記述があることから、気道刺激性、麻酔作用をもつと考えられた。
以上より、分類は、区分3(気道刺激性、麻酔作用)とした。 |
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眠気及びめまいのおそれ |
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呼吸器への刺激のおそれ |
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特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露): |
実験動物については、「呼吸器の炎症、肝細胞の壊死」 6) 等の記述があることから、呼吸器、肝臓が標的臓器と考えられた。なお、実験動物に対する影響は、区分1に相当するガイダンス値の範囲でみられたため、分類は、区分1(呼吸器、肝臓)とした。 |
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長期又は反復ばく露による呼吸器、肝臓の障害 |
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吸引性呼吸器有害性: |
データなし |
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12.環境影響情報 |
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水生環境急性有害性: |
魚類(キンギョ)の96時間LC50 = 43mg/L 9) 他から、区分3とした。 |
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水生生物に有害 |
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水生環境慢性有害性: |
急性毒性が区分3、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow = 1.61)10) )
、急速分解性がない(BODによる分解度:51% 11) )
ことから、区分3とした。 |
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長期的影響により水生生物に有害 |
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13.廃棄上の注意: |
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残余廃棄物: |
廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 |
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廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 |
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都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。 |
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廃棄物の処理を依託する場合、処理業者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。 |
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燃焼法 |
可燃性溶剤に溶解又は混合し、アフターバーナ及びスクラバ付き焼却炉の火室へ噴霧し、焼却する。 |
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汚染容器及び包装: |
容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 |
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空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 |
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14.輸送上の注意 |
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国際規制 |
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海上規制情報 |
非該当 |
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航空規制情報 |
非該当 |
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国内規制 |
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陸上規制情報 |
消防法の規定に従う。 |
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海上規制情報 |
非該当 |
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航空規制情報 |
非該当 |
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特別の安全対策 |
危険物は当該危険物が転落し、又は危険物を収納した運搬容器が落下し、転倒もしくは破損しないように積載すること。 |
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危険物又は危険物を収納した容器が著しく摩擦又は動揺を起こさないように運搬すること。 |
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危険物の運搬中危険物が著しく漏れる等災害が発生するおそれがある場合には、災害を防止するための応急措置を講ずると共に、もよりの消防機関その他の関係機関に通報すること。輸送前に容器が密閉されているか、又、液やガスの漏れがないかを確認する。 |
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食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 |
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移送時にイエローカードの保持が必要。 |
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15.適用法令 |
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労働安全衛生法: |
名称等を表示すべき危険有害物(法第57条、施行令第18条別表第9) 名称等を通知すべき危険有害物(法第57条の2、施行令第18条の2別表第9) リスクアセスメントを実施すべき危険有害物(法第57条の3) |
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化学物質排出把握管理促進法
(PRTR法) |
第1種指定化学物質
(法第2条第2項、施行令第1条別表第1)
(政令番号 第57号) |
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消防法: |
第4類引火性液体、第三石油類非水溶性液体
(法第2条第7項危険物別表第1) |
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16.その他の情報 |
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参考文献 |
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1) ICSC |
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2) RTECS (2004) |
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3) Gangoli (2nd, 1999) |
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4) CERIハザードデータ集 (2001) |
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5) 環境リスク評価第2巻 (2003) |
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6) ACGIH (7th, 2001) |
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7) DFGOT (vol. 4, 1992) |
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8) IARC 47 (1989) |
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9) ECETOC TRI91 (2003) |
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10) APHYSPROP Database (2005) |
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11) 日本化学物質安全・情報センター「化審法既存化学物質安全性点検データ集」 |
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12) 化学物質の危険・有害性便覧 中央災害防止協会 (1992) |
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13)GHS分類結果 (NITE) |
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14) 日化協「緊急時応急措置指針、容器イエローカード(ラベル方式)」 |
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15) 日化協「化学物質法規制検索システム」(CD-ROM) (2005) |
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16) 日本ケミカルデータベース(株)「化学品総合データベース」(2005) |
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17) Amoore,J.E. and Haulata,E. Jouranal of Applied Toxicology, 3(6) 272 (1983) |
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災害事例 |
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情報なし |