厚生労働省においては、安全衛生行政を効果的に推進するため、かねてより労働災害についての分析、
検討を行い、これらの災害発生原因をはじめ、種々の問題点を把握し、資料として活用しているところで
ある。
　その一環として、昭和44年より製造業、建設業、陸上貨物運送事業等において発生した災害について労
働者死傷病報告を一定の方法で分析し、検討を行っている。
　今回は平成12年中に発生した陸上貨物運送事業、港湾荷役業、林業の3業種の休業4日以上の死傷者全数に
ついて、陸上貨物運送事業においては1／2.0、港湾荷役においては1／1.02、林業においては1／1.2の抽出
率で抽出し、その災害について災害発生原因を中心に分析し、電算機による集計を実施した。その結果は、
それぞれ第1表〜第6表のとおりである。
　それぞれの分析結果については、抽出調査数に対し、抽出率に応じて母集団に復元した数値であるので、
ごく小さな数値にとらわれることなく、主として数値の分析状態をみるなど大数観察に重点をおいていた
だきたい。
　なお、表中＊を付した項目はその上位項目中の代表的なものである。

参考資料
以下より選択すると、各々の表が表示されます。

第1表 事業の種類・規模別死傷者数
第2表 陸上貨物運送事業及び港湾荷役業における職種別死傷者数
第3表 陸上貨物運送事業、港湾荷役業及び林業における傷病程度別死傷者数

第4表 陸上貨物運送事業における死傷者数の分析
第4表の1 被災者の経験別・年齢階層別死傷者数
第4表の2 傷病性質別・年齢階層別死傷者数
第4表の3 作業の種類別・事故の型別死傷者数
第4表の4 事故の型別・起因物別死傷者数
第4表の5 傷病性質別・傷病部位別死傷者数
第4表の6 事故の型別・不安全な行動別死傷者数
第4表の7 不安全な状態別・起因物別死傷者数

第5表 港湾荷役業における死傷者数の分析
第5表の1 被災者の経験別・年齢階層別死傷者数
第5表の2 傷病性質別・年齢階層別死傷者数
第5表の3 作業の種類別・事故の型別死傷者数
第5表の4 事故の型別・起因物別死傷者数
第5表の5 傷病性質別・傷病部位別死傷者数
第5表の6 事故の型別・不安全な行動別死傷者数
第5表の7 不安全な状態別・起因物別死傷者数

第6表 林業における死傷者数の分析
第6表の1 被災者の経験別・年齢階層別死傷者数
第6表の2 傷病性質別・年齢階層別死傷者数
第6表の3 作業の種類別・事故の型別死傷者数
第6表の4 傷病性質別・傷病部位別死傷者数
第6表の5 事故の型別・不安全な行動別死傷者数
第6表の6 不安全な状態別・起因物別死傷者数