重篤度(災害の程度) | 災害の程度・内容の目安 |
---|---|
致命的・重大 × |
●死亡災害や身体の一部が永久的損失を伴うもの ●休業災害(1ヵ月以上のもの)、一度に多数の被災者を伴うもの |
中程度 △ |
●休業災害(1ヵ月未満のもの)、一度に複数の被災者を伴うもの |
軽度 ○ |
●不休災害やかすり傷程度のもの |
危険性又は有害性への接近の頻度や時間、回避の可能性等を考慮して区分します。
発生の可能性の度合い | 内容の目安 |
---|---|
高いか比較的高い × |
●毎日頻繁に危険性又は有害性に接近するもの ●かなりの注意力でも災害につながり、回避困難なもの |
可能性がある △ |
●故障、修理、調整等の非定常的な作業で、危険性又は有害性に時々接近するもの ●うっかりしていると災害になるもの |
ほとんどない ○ |
●危険性又は有害性の付近に立ち入ったり、接近することは滅多にないもの ●通常の状態では災害にならないもの |
重篤度と可能性の組合せからリスクを見積もる。(マトリクス法)
負傷又は疾病の重篤度 | ||||
---|---|---|---|---|
致命的・重大 × |
中程度 △ |
軽度 ○ |
||
負傷又は疾病の発生の可能性 | 高いか比較的高い × |
III | III | II |
可能性がある △ |
III | II | I | |
ほとんどない ○ |
II | I | I |
リスクの程度 | 優先度 | |
---|---|---|
L | 直ちに解決すべき、又は重大なリスクがある。 | 措置を講ずるまで作業を停止する必要がある。 十分な経営資源(費用と労力)を投入する必要がある。 |
K | 速やかにリスク低減措置を講ずる必要のあるリスクがある。 | 措置を講ずるまで作業を行わないことが望ましい。 優先的に経営資源(費用と労力)を投入する必要がある。 |
J | 必要に応じてリスク低減措置を実施すべきリスクがある。 | 必要に応じてリスク低減措置を実施する。 |