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- 4-8.リスク低減措置の検討及び実施 別表3
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別表3
成形作業におけるリスクとその低減措置
- 金型に手足が入るリスク
- 使用前に、吊り具、フック、チェーンブロック、運搬機械などの用具を十分に点検する
- 吊り具や運搬装置には、制限荷重を明示する
- 吊り具の張り角度は60°以内にする
- 金型の移動は必要以上に高く吊り上げない(20cm が目安)
- 金型は固定側から取り付ける、外す際は下側のボルトから外す
- 固定クランプは、プラテンへのねじ込み深さが、ねじ径の1.5 倍以上にする
- イージークランプやマグネットクランプを使用する
- 金型取付け作業には、手袋を着用する
- 吊りワイヤーは素手で持たない
- 金型を吊り上げる前にはアイボルトの締まりを確認する
- 安全教育を徹底する
- 特に重量物取り扱い作業の安全教育を重視徹底する
- 火傷をするリスク
- 水口、プラグ、ホースジョイントおよびニップルを定期的に交換する
- 金型温調配管の取り外しは媒体温度40℃以下、残圧0 で行う
- バンドヒーターカバーを常時確認する
- ノズルからでるパージ材には受け皿を使う
- 加熱シリンダ内に、樹脂を滞留させない
- 分解しやすい樹脂で成形を中断する時はシリンダ温度を下げる
- 温調配管はタイバーで擦れない様に配置・固縛する
- 金型温調配管を外す際は、下側から外す
- 成形は熱間加工であることを作業者に認識させる
- 金型温調機の回路を正常に保つため、定期的に点検を行う
- 射出成形準備作業において負傷するリスク
- 射出成形機の上には、製品・工具類をおかない
- 射出成形機上での作業は、上り下りを注意し、足元を固める
- 射出成形機・周辺機器への登り降りには安定した脚立を使用する
- 仕上げ工具は、手前から外へ動かする
- 粉砕機の清掃について作業手順書を作る
- 動作中の金型には手を触れず、機械停止後に触る
- 動作中、起動の可能性があるエジェクタ(プレート)には触れない
- 取出機の可動エリアに不用意に立ち入らないように安全柵やロープを設ける
- 二人作業(金型取付時、メンテナンス時、起動時)は責任者を決め、声を掛け合って責任者の指示
で行う
- 転倒の危険のある物(金型)を置く場合は倒すか、固縛する
- 玉掛け時はヘルメットを着用する
- 床上に飛散した樹脂・水・油は直ちに拭き取り、除去する(転倒の危険)
- 配線は整理し、カバーし、足を引っかけての転倒を防止する(整理・整頓)
- 高所からの落下、つまづきによる転倒のリスク
- 射出成形機等のメンテナンスにおいて充電部に触れる際は、必ず(主)電源を遮断する
- 射出成形機等のメンテナンスにおいてコンデンサ回路に触れる際は放電するまで待つ
- ヒータ配線(金型、加熱シリンダ)は機械の作動に伴って電線被覆を破損させない様に結束、保護、固定する
