安全衛生情報センター
全国安全週間は、産業界における自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ることを目的として、昭和3年から実施しています。
毎年、7月1日から7月7日までを本週間、6月1日から6月30日までを準備期間としています。
全国安全週間においては、スローガンが設けられており、週間中の意識の高揚を図るため、看板、ポスター等として広く事業場に掲示されます。
<リスクアセスメントに関連した主な情報を紹介します>
リスクアセスメントとは、事業場にある危険性や有害性の特定、リスクの見積り、優先度の設定、リスク低減措置の決定、記録の一連の手順をいい、事業者は、その結果に基づいて適切な労働災害防止対策を講じる必要があります。労働安全衛生法第28条の2では、「危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づく措置」として、製造業や建設業等の事業場の事業者は、リスクアセスメント及びその結果に基づく措置の実施に取り組むことが努力義務とされ、その適切かつ有効の実施のために、厚生労働省から「危険性又は有害性等の調査等に関する指針」が公表されています。
なお、上記[3]の「リスク低減措置」は、次の順位で検討することとされています。
事業場では、次のような効果が期待できます。
危険性又は有害性等の調査に関する指針のほか、化学物質の取扱に係るリスクアセスメントについては「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」が、機械や設備の製造者が行なうリスクアセスメントについては「機械の包括的な安全基準に関する指針」がそれぞれ、厚生労働省から公表されています。事業者は、これらの指針の基づいて適切にリスクアセスメントを行うことが必要です。
危険性又は有害性等の調査に関する指針と事業場がリスクアセスメントにより職場の改善を進めた事例を「事例でわかる職場のリスクアセスメント( :18,290KB)」として厚生労働省が公表しています。
また、厚生労働省のほか、中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、林業・木材製造業労働災害防止協会及び(社)日本労働安全衛生コンサルタント会が業種ごとのリスクアセスメントの取り組み等についてリーフレット等を公表しています。
11種類の作業(業種)を対象としてホームページでリスクの見積りが容易に実施することができます。
リスクアセスメント新指針に基づいた考え方、進め方を紹介。現場の例をとり丁寧に説明・解説しています。
ロール作業現場をカメラで実写した画像を用い、そのリスクアセスメントの各手順を演習しながら、解説します。
リスクアセスメントを効果的に進めるために、基本である「リスク」についての意味を丁寧に説明しています。
リスクアセスメントの手順や効果を、安全学の第一人者、向殿政男先生が分かりやすく解説しています。
玉掛け作業を例にリスクアセスメントの実施手順を解説。リスクアセスメントの演習教材も例示しています。
安全衛生の必要性を自覚するまでをドラマ仕立てで分かりやすく解説しています。
平成18年4月1日から施行された改正労働安全衛生法を「5つの柱」として取りまとめて解説しています。
約2,300件の労働災害事例について発生状況や発生原因そして対策をイラスト付きで紹介しています。
約290件のヒヤリハット事例をイラスト付きで紹介しています。