熱中症対策
今年の夏は梅雨開けすぐに猛暑が続き、7月の後半に軽度の熱中症1件、脱水症状・体調不良が4件発生した。そのほとんどが、入講して1ヵ月未満であり、造船所の作業環境に慣れていない作業者が増えた為であった。熱中症教育を行うと同時に、工場内の予防表示等も昨年より強化した。具体的な熱中症対策としては、現場の作業長・班長より、作業者に対し休憩時(10時、15時)の水分・食塩錠の強制的に摂取させる事を徹底させた(水分は取るが塩分補給が足りない為)。安全環境チームも現場巡回時に作業者に対し、まめに声掛けを行った。また、全員が朝必ず立ち寄るタイムカード室に「熱中症指数表示」、「食塩錠」、緊急時に対してはOS-1等を入れた「冷蔵庫」の設置を行い、工場内の各冷水器に水分・食塩錠の摂取表示を行いました。8月は全員が熱中症に対する認識も高まり、体調不良者も出ずに何とか猛暑を乗り切りました。
参考資料: 資料
業種: 製造業