1.化学品及び会社情報 | |||
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化学品の名称 | 2',4'-ジメチルアセトアセトアニリド (2',4'-Dimethylacetoacetanilide) | ||
製品コード | 24A6076 | ||
会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
電子メールアドレス | 連絡先@検セ.or.jp | ||
緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
推奨用途及び使用上の制限 | 黄色アゾ染料のカップラー、アゾ顔料中間体 | ||
2.危険有害性の要約 | ||||
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GHS分類 | ||||
分類実施日 | 平成24年。政府向けGHS分類ガイダンス(H22.7版)を使用 | |||
GHS改訂4版を使用 | ||||
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分4 | ||
眼に対する重篤な損傷/眼刺激性 | 区分2B | |||
環境に対する有害性 | 水生環境有害性 (急性) | 分類実施中 | ||
水生環境有害性 (長期間) | 分類実施中 | |||
オゾン層への有害性 | 分類実施中 | |||
注) 上記のGHS分類で区分の記載がない危険有害性項目については、政府向けガイダンス文書で規定された「分類対象外」、「区分外」または「分類できない」に該当する。なお、健康有害性については後述の11項に、「分類対象外」、「区分外」または「分類できない」の記述がある。 | ||||
GHSラベル要素 | ||||
絵表示 | ||||
注意喚起語 | 警告 | |||
危険有害性情報 | 飲み込むと有害 | |||
眼刺激 | ||||
注意書き | ||||
安全対策 | 取扱後は手などをよく洗うこと。 | |||
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | ||||
応急措置 | 飲み込んだ場合:気分が悪いときは医師に連絡すること。 | |||
口をすすぐこと。 | ||||
眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||||
眼の刺激が続く場合:医師の診断、手当てを受けること。 | ||||
保管 | - | |||
廃棄 | 内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託すること。 | |||
他の危険有害性 | 粉塵の発生を避ける。微粉末の場合は粉塵爆発の危険性も考えられるので、多量の取扱いには注意する。 | |||
3.組成及び成分情報 | |||
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単一製品・混合物の区別 | 単一製品 | ||
化学名又は一般名 | 2',4'-ジメチルアセトアセトアニリド | ||
別名 | N-(2,4-ジメチルフェニル)-3-オキソブタンアミド、2,4-アセトアセトキシリジド、2-アセチル-2',4'-ジメチルアセトアニリド、N-(2,4-Dimethylphenyl)-3-oxobutanamide、2,4-Acetoacetoxylidide、2-Acetyl-2',4'-dimethylacetanilide | ||
濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
分子式 (分子量) | C12H15NO2(205.28) | ||
化学特性 (示性式又は構造式) | |||
CAS番号 | 97-36-9 | ||
官報公示整理番号(化審法) | (3)-271 | ||
官報公示整理番号(安衛法) | (3)-271 | ||
分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし。 | ||
4.応急措置 | |||
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吸入した場合 | 新鮮な空気、安静。 | ||
気分が悪いときは医師に連絡すること。 | |||
皮膚に付着した場合 | 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 | ||
皮膚刺激が生じた場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
眼に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
眼の刺激が続く場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
飲み込んだ場合 | 口をすすぐ。医療機関に連絡する。 | ||
急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状 | 吸入 :データなし。 | ||
皮膚 :データなし。 | |||
眼 :発赤、痛み。 眼を軽度に刺激する。 | |||
経口摂取 :データなし。 | |||
応急措置をする者の保護 | データなし。 | ||
医師に対する特別な注意事項 | データなし。 | ||
5.火災時の措置 | |||
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消火剤 | 水噴霧、粉末消火薬剤 | ||
使ってはならない消火剤 | 情報なし。 | ||
特有の危険有害性 | 可燃性。 | ||
当該製品は分子中にNを含有しているため火災時に刺激性もしくは有毒なヒューム(またはガス)を放出する。 | |||
当該製品は分子中にNを含有しているため燃焼ガスには、一酸化炭素などの他、窒素酸化物系のガスなどの有毒ガスが含まれるので、消火作業の際には、煙を吸入しないように注意する。 | |||
空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。 | |||
特有の消火方法 | 消火作業は、風上から行う。 | ||
周辺火災の場合に移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。 | |||
火災発生場所の周辺に関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
関係者以外は安全な場所に退去させる。 | |||
消火を行う者の保護 | 消火作業では、適切な保護具(手袋、眼鏡、マスク等)を着用する。 | ||
6.漏出時の措置 | |||
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人体に対する注意事項、保護具及び緊急措置 | 作業には、必ず保護具(手袋・眼鏡・マスクなど)を着用する。 | ||
多量の場合、人を安全な場所に退避させる。 | |||
必要に応じた換気を確保する。 | |||
環境に対する注意事項 | 漏出物を河川や下水に直接流してはいけない。 | ||
封じ込め及び浄化の方法及び機材 | 漏出したものをすくいとり、または掃き集めて紙袋またはドラムなどに回収する。 | ||
湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。 | |||
粉末の場合は、電気掃除機(真空クリーナー)、ほうきなどを使用して回収する。 | |||
粉塵が飛散しないようにして取り除く。 | |||
微粉末の場合は、機器類を防爆構造とし、設備は静電気対策を実施する。 | |||
付近の着火源となるものを速やかに除くとともに消火剤を準備する。 | |||
床に漏れた状態で放置すると、滑り易くスリップ事故の原因となるため注意する。 | |||
漏出物の上をむやみに歩かない。 | |||
火花を発生しない安全な用具を使用する。 | |||
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
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取扱い | |||
技術的対策 | 取扱い場所の近くに、洗眼及び身体洗浄のための設備を設置する。 | ||
安全取扱い注意事項 | 裸火禁止。 | ||
粉塵の堆積を防ぐ。密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明設備。 | |||
取扱後は手などをよく洗うこと。 | |||
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 | |||
換気(粉末でない場合)。 | |||
保護手袋。 | |||
安全ゴーグル。 | |||
可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 | |||
空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。 | |||
接触回避 | データなし。 | ||
衛生対策 | 取扱い後は手などをよく洗うこと。 | ||
保管 | |||
安全な保管条件 | 換気の良い場所で保管すること。 | ||
安全な容器包装材料 | データなし。 | ||
8.ばく露防止及び保護措置 | |||
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管理濃度 | 未設定 | ||
許容濃度 | |||
日本産衛学会(2012年度版) | 未設定 | ||
ACGIH(2012年版) | 未設定 | ||
設備対策 | 蒸気、ヒューム、ミストまたは粉塵が発生する場合は、局所排気装置を設置する。 | ||
取扱い場所の近くに、洗眼及び身体洗浄のための設備を設置する。 | |||
機器類は防爆構造とし、設備は静電気対策を実施する。 | |||
粉塵の堆積を防ぐ。密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明設備。 | |||
保護具 | |||
呼吸用保護具 | 必要に応じて、適切な呼吸用保護具を着用すること。 | ||
有害粒子用P3フィルター付マスク。 | |||
手の保護具 | 保護手袋を着用すること。 | ||
眼の保護具 | 安全ゴーグルを着用すること。 | ||
皮膚及び身体の保護具 | 必要に応じて、適切な保護衣を着用すること。 | ||
9.物理的及び化学的性質 | |||
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物理的状態 | |||
形状 | 固体(ICSC(J) (2006)) | ||
色 | 無色(ICSC(J) (2006)) | ||
臭い | データなし。 | ||
臭いのしきい(閾)値 | データなし。 | ||
pH | 7 (5.5 g/L, 25℃) (IUCLID (2000)) | ||
融点・凝固点 | 88℃(ICSC(J) (2006)) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | >155℃(ICSC(J) (2006)) | ||
引火点 | 171℃(CC) (MSDS (Sigma-Aldrich) (Access on Aug. 2012)) | ||
蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし。 | ||
燃焼性(固体、気体) | データなし。 | ||
燃焼又は爆発範囲 | データなし。 | ||
蒸気圧 | 0.00000245 mmHg(25℃)(SRC Phys Prop (Access on Aug. 2012)) | ||
蒸気密度 | データなし。 | ||
比重(相対密度) | 1.2(NFPA(14th, 2010)) | ||
溶解度 | 水:2.5 g/L(20℃), 5.5 g/L(25℃)(IUCLID (2000)) | ||
データなし。 | |||
n-オクタノール/水分配係数 | 1.5 (計算値)(ICSC(J) (2006)) | ||
自然発火温度 | >400℃(ICSC(J) (2006)) | ||
分解温度 | データなし。 | ||
粘度(粘性率) | データなし。 | ||
10.安定性及び反応性 | |||
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反応性 | 加熱、燃焼すると分解し、有毒なフューム(窒素酸化物など)を生じる。 | ||
化学的安定性 | 粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 | ||
危険有害反応可能性 | 情報なし。 | ||
避けるべき条件 | 粉末や顆粒状で空気と混合 | ||
混触危険物質 | 情報なし。 | ||
危険有害な分解生成物 | 有毒なフューム(窒素酸化物など) | ||
11.有害性情報 | |||
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急性毒性 | |||
経口 | ラットの2試験のデータがあり、一方の試験はLD50値が800 mg/kg(IUCLID (2000))で区分4に該当し、他方はLD50値が3094 mg/kg(雄の3000 mg/kgと雌の3217 mg/kgを併合した値)(IUCLID (2000))でJIS分類基準の区分外に該当する。安全性の観点から、有害性の高い区分を採用し区分4とした。GHS分類:区分4 | ||
経皮 | データなし。GHS分類:分類できない | ||
吸入:ガス | GHSの定義における固体である。GHS分類:分類対象外 | ||
吸入:蒸気 | データなし。GHS分類:分類できない | ||
吸入:粉じん及びミスト | データなし。GHS分類:分類できない | ||
皮膚腐食性及び刺激性 | ウサギの皮膚に4時間の閉塞貼付した試験で刺激性なし(not irritating)との結果(IUCLID(2000))に基づき、区分外とした。GHS分類:区分外 | ||
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 | ウサギの眼に適用した試験(OECD TG405, GLP)で、軽度の刺激性(slightly irritating)との結果(IUCLID (2000))に基づき、区分2Bとした。GHS分類:区分2B | ||
呼吸器感作性 | データなし。GHS分類:分類できない | ||
皮膚感作性 | モルモットのマキシマイゼーション試験(Directive 84/449/EEC, B.6. GLP)において感作性なし(not sensitizing)と報告されている(IUCLID (2000))が、動物数および陽性率(感作された動物の比率)も不明のため「分類できない」とした。GHS分類:分類できない | ||
生殖細胞変異原性 | in vivo試験のデータがないので分類できない。なお、in vitro試験としてエームス試験(GLP)およびチャイニーズハムスターのV79細胞を用いた染色体異常試験(OECD TG473, GLP)ではいずれも陰性の結果(IUCLID (2000))が報告されている。GHS分類:分類できない | ||
発がん性 | データなし。GHS分類:分類できない | ||
生殖毒性 | データなし。GHS分類:分類できない | ||
特定標的臓器毒性(単回ばく露) | データなし。GHS分類:分類できない | ||
特定標的臓器毒性(反復ばく露) | データ不足。なお、ラットに11日間混餌投与により、高用量群(1%; 90日換算用量 85.6 mg/kg/day)で体重増加抑制と摂餌量低下、さらに肝臓への影響(生化学値の変化、肝重量増加、肝細胞空胞化)が報告されている(IUCLID (2000))が、ラットに28日間経口投与による高用量群(200 mg/kg/day; 90日換算用量 62.2 mg/kg/day)では肝重量は増加したが、臨床検査および病理組織学的検査で肝障害を示す所見はなかった(IUCLID (2000))と報告されており、分類の根拠として不十分である。GHS分類:分類できない。 | ||
吸引性呼吸器有害性 | データなし。GHS分類:分類できない | ||
12.環境影響情報 | |||
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生態毒性 | |||
水生環境有害性(急性) | 分類実施中 | ||
水生環境有害性(長期間) | 分類実施中 | ||
オゾン層への有害性 | 分類実施中 | ||
13.廃棄上の注意 | |||
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残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
内容物/容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託すること。 | |||
汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
14.輸送上の注意 | ||||
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該当の有無は製品によっても異なる場合がある。法規に則った試験の情報と、分類実施中の12項の環境影響情報とに、基づく修正の必要がある。 | ||||
国際規制 | 海上輸送はIMOの規則に、航空輸送はICAO/IATAの規則に従う。 | |||
国連番号 | 特定できない。 | |||
国内規制 | ||||
海上規制情報 | 特定できない。 | |||
航空規制情報 | 特定できない。 | |||
陸上規制情報 | 該当しない。 | |||
特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | |||
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | ||||
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | ||||
重量物を上積みしない。 | ||||
15.適用法令 | ||||
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法規制情報は作成年月日時点に基づいて記載されております。事業場において記載するに当たっては、最新情報を確認してください。 | ||||
該当法規なし。 | ||||
16.その他の情報 | ||||
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参考文献 | 各データ毎に記載した。 | |||
<モデルSDSを利用するときの注意事項> 本安全モデルデータシートは作成年月日時点における情報に基づいて記載されておりますので、事業場においてSDSを作成するに当たっては、 新たな危険有害性情報について確認することが必要です。さらに、本安全データシートはモデルですので、実際の製品等の性状に基づき追加修正する必要があります。 また、特殊な条件下で使用するときは、その使用状況に応じた情報に基づく安全対策が必要となります。 |