| 1.化学品等及び会社情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学品等の名称 | アセト酢酸o-アニシダイド (Acetoacetic‐o‐anisidide) | ||
| 製品コード | H25-A-036 | ||
| 会社名 | ○○○○株式会社 | ||
| 住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
| 電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| ファックス番号 | 03-1234-5678 | ||
| 電子メールアドレス | 連絡先@検セ.or.jp | ||
| 緊急連絡電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| 推奨用途及び使用上の制限 | 有機顔料(ハンザイエロー、ベンジジンイエロー) | ||
| 2.危険有害性の要約 | ||||
|---|---|---|---|---|
| GHS分類 | ||||
| 分類実施日 | H25.9.19、政府向けGHS分類ガイダンス(H25.7版)を使用 | |||
| GHS改訂4版を使用 | ||||
| 物理化学的危険性 | ||||
| 健康に対する有害性 | ||||
| 環境に対する有害性 | ||||
| 注) 上記のGHS分類で区分の記載がない危険有害性項目については、政府向けガイダンス文書で規定された「分類対象外」、「区分外」または「分類できない」に該当する。なお、健康有害性については後述の11項に、「分類対象外」、「区分外」または「分類できない」の記述がある。 | ||||
| GHSラベル要素 | ||||
| 絵表示 | 該当しない | |||
| 注意喚起語 | 該当しない | |||
| 危険有害性情報 | 該当しない | |||
| 注意書き | ||||
| 安全対策 | 該当しない | |||
| 応急措置 | 該当しない | |||
| 保管 | 該当しない | |||
| 廃棄 | 該当しない | |||
| 他の危険有害性 | 情報なし | |||
| 3.組成及び成分情報 | |||
|---|---|---|---|
| 単一製品・混合物の区別 | 単一製品 | ||
| 化学名又は一般名 | アセト酢酸o-アニシダイド | ||
| 別名 | 2'-メトキシアセトアセトアニリド(2'-Methoxyacetoacetanilide) N-(2-メトキシフェニル)-3-オキソブタンアミド(N-(2-Methoxyphenyl)-3-oxobutanamide) | ||
| 濃度又は濃度範囲 | 情報なし | ||
| 分子式 (分子量) | C11H13NO3(207.229) | ||
| 化学特性 (示性式又は構造式) | ![]() | ||
| CAS番号 | 92-15-9 | ||
| 官報公示整理番号(化審法) | (3)-689、(3)-1642 | ||
| 官報公示整理番号(安衛法) | 既存 | ||
| 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | 情報なし | ||
| 4.応急措置 | |||
|---|---|---|---|
| 吸入した場合 | 医師に連絡すること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師の診断、手当てを受けること。 | ||
| 皮膚に付着した場合 | 多量の水と石けんで洗うこと。 医師に連絡すること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師の診断、手当てを受けること。 | ||
| 眼に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 医師に連絡すること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師の診断、手当てを受けること。 | ||
| 飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。 医師に連絡すること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師の診断、手当てを受けること。 | ||
| 急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状 | 情報なし | ||
| 応急措置をする者の保護 | 情報なし | ||
| 医師に対する特別な注意事項 | 情報なし | ||
| 5.火災時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 消火剤 | 水噴霧、粉末消火薬剤 | ||
| 使ってはならない消火剤 | 情報なし。 | ||
| 特有の危険有害性 | 当該製品は分子中にNを含有しているため火災時に刺激性もしくは有毒なヒューム(またはガス)を放出する。 当該製品は分子中にNを含有しているため燃焼ガスには、一酸化炭素などの他、窒素酸化物系のガスなどの有毒ガスが含まれるので、消火作業の際には、煙を吸入しないように注意する。 | ||
| 特有の消火方法 | 消火作業は、風上から行う。 周辺火災の場合に移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。 火災発生場所の周辺に関係者以外の立入りを禁止する。 関係者以外は安全な場所に退去させる。 | ||
| 消火を行う者の保護 | 消火作業では、適切な保護具(手袋、眼鏡、マスク等)を着用する。 | ||
| 6.漏出時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 人体に対する注意事項、保護具及び緊急措置 | 作業には、必ず保護具(手袋・眼鏡・マスクなど)を着用する。 多量の場合、人を安全な場所に退避させる。 必要に応じた換気を確保する。 | ||
| 環境に対する注意事項 | 漏出物を河川や下水に直接流してはいけない。 | ||
| 封じ込め及び浄化の方法及び機材 | 封じ込め及び浄化の方法及び機材:漏出したものをすくいとり、または掃き集めて紙袋またはドラムなどに回収する。 粉末の場合は、電気掃除機(真空クリーナー)、ほうきなどを使用して回収する。 粉塵が飛散しないようにして取り除く。 微粉末の場合は、機器類を防爆構造とし、設備は静電気対策を実施する。 付近の着火源となるものを速やかに除くとともに消火剤を準備する。 床に漏れた状態で放置すると、滑り易くスリップ事故の原因となるため注意する。 漏出物の上をむやみに歩かない。 火花を発生しない安全な用具を使用する。 | ||
| 7.取扱い及び保管上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 取扱い | |||
| 技術的対策 | 取扱い場所の近くに、洗眼及び身体洗浄のための設備を設置する。 | ||
| 安全取扱い注意事項 | 使用前に取扱説明書を入手すること。 すべての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 粉じん、煙、ガス、ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 妊娠中、授乳期中は接触を避けること。 取扱後は手などをよく洗うこと。 この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。 | ||
| 接触回避 | 情報なし | ||
| 衛生対策 | 取扱い後は手などをよく洗うこと。 | ||
| 保管 | |||
| 安全な保管条件 | 換気の良い場所で保管すること。 施錠して保管すること。 | ||
| 安全な容器包装材料 | 情報なし | ||
| 8.ばく露防止及び保護措置 | |||
|---|---|---|---|
| 管理濃度 | 未設定 | ||
| 許容濃度 | |||
| 日本産衛学会(2013年度版) | 未設定 | ||
| ACGIH(2013年版) | 未設定 | ||
| 設備対策 | 蒸気、ヒューム、ミストまたは粉塵が発生する場合は、局所排気装置を設置する。 取扱い場所の近くに、洗眼及び身体洗浄のための設備を設置する。 | ||
| 保護具 | |||
| 呼吸用保護具 | 適切な呼吸器用保護具を着用すること。 | ||
| 手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
| 眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
| 皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。 | ||
| 9.物理的及び化学的性質 | |||
|---|---|---|---|
| 物理的状態 | |||
| 形状 | 固体 | ||
| 色 | 白 | ||
| 臭い | 情報なし | ||
| 臭いのしきい(閾)値 | 情報なし | ||
| pH | 情報なし | ||
| 融点・凝固点 | 86.6℃ :GESTIS(2013) | ||
| 沸点、初留点及び沸騰範囲 | 257℃ :GESTIS(2013) | ||
| 引火点 | 162.8 ℃(開放式) :NITE(2013) | ||
| 蒸発速度(酢酸ブチル=1) | 情報なし | ||
| 燃焼性(固体、気体) | 情報なし | ||
| 燃焼又は爆発範囲 | 情報なし | ||
| 蒸気圧 | 情報なし | ||
| 蒸気密度 | 情報なし | ||
| 比重(相対密度) | 1.132 g/cm3(87℃):GESTIS(2013) | ||
| 溶解度 | 約 3.24 g/l (20℃):GESTIS(2013) | ||
| n-オクタノール/水分配係数 | 情報なし | ||
| 自然発火温度 | 825°F:NITE(2013) | ||
| 分解温度 | 情報なし | ||
| 粘度(粘性率) | 情報なし | ||
| 10.安定性及び反応性 | |||
|---|---|---|---|
| 反応性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる。 | ||
| 化学的安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる。 | ||
| 危険有害反応可能性 | 情報なし | ||
| 避けるべき条件 | 情報なし | ||
| 混触危険物質 | 情報なし | ||
| 危険有害な分解生成物 | 情報なし | ||
| 11.有害性情報 | |||
|---|---|---|---|
| 急性毒性 | |||
| 経口 | データ不足のため分類できない。なお、ラットのLD50値として、1,637 mg/kg との報告 (ECHA (Access on October 2013))、HPVIS (Access on October 2013)) がある。この情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 経皮 | データ不足のため分類できない。 | ||
| 吸入:ガス | GHSの定義における固体である。 | ||
| 吸入:蒸気 | GHSの定義における固体である。 | ||
| 吸入:粉じん及びミスト | データ不足のため分類できない。 | ||
| 皮膚腐食性及び皮膚刺激性 | データ不足のため分類できない。なお、ECHA (Access on October 2013) には、ウサギを用いた皮膚1次刺激性試験 (OECD TG 404) で刺激なしとの記載がある。この情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 | データ不足のため分類できない。なお、(ECHA (Access on October 2013) には、ウサギを用いた眼刺激性試験 (OECD TG 405) で刺激なしとの記載がある。この情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 呼吸器感作性 | 呼吸器感作性:データ不足のため分類できない。 | ||
| 皮膚感作性 | 皮膚感作性:データ不足のため分類できない。(ECHA (Access on October 2013) には、マウス局所リンパ節増殖試験 (OECD TG 429) で感作性なしとの記載がある (ECHA (Access on October 2013))。この情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 生殖細胞変異原性 | データ不足のため分類できない。なお、in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞の遺伝子突然変異試験 (hprt遺伝子座)、不定期DNA合成試験でいずれも陰性である (ECHA (Access on October 2013)、HPVIS DB (Access on October 2013))。これらの情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 発がん性 | データ不足のため分類できない。 | ||
| 生殖毒性 | データ不足のため分類できない。 | ||
| 特定標的臓器毒性(単回ばく露) | データ不足のため分類できない。なお、ラットにおける強制経口投与 (1,260-2,000 mg/kg) において眼瞼下垂、歩行異常、呼吸数減少などがみられたが回復性であったとの報告がある (HPVIS (Access on October 2013)、ECHA (Access on October 2013))。これらの情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 特定標的臓器毒性(反復ばく露) | データ不足のため分類できない。なお、HPVIS (Access on October 2013) にはラットに14日間混餌投与した試験において、区分2に該当する用量 (90日換算値:11.7 mg/kg/day) で脾臓におけるうっ血がみられたとの報告がある。これらの情報はList外の情報源のものであるため分類に用いなかった。 | ||
| 吸引性呼吸器有害性 | データ不足のため分類できない。 | ||
| 12.環境影響情報 | |||
|---|---|---|---|
| 生態毒性 | |||
| 水生環境有害性(急性) | データなし | ||
| 水生環境有害性(長期間) | データなし | ||
| オゾン層への有害性 | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていない。 | ||
| 13.廃棄上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 内容物/容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託すること。 | ||
| 汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | ||
| 14.輸送上の注意 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 該当の有無は製品によっても異なる場合がある。法規に則った試験の情報とに基づく修正の必要がある。 | ||||
| 国際規制 | ||||
| 国連番号 | 該当しない | |||
| 国連品名 | ||||
| 国連危険有害性クラス | ||||
| 副次危険 | ||||
| 容器等級 | ||||
| 海洋汚染物質 | 該当しない | |||
| MARPOL73/78附属書K及びIBCコードによるばら積み輸送される液体物質 | 該当しない | |||
| 国内規制 | ||||
| 海上規制情報 | 該当しない | |||
| 航空規制情報 | 該当しない | |||
| 陸上規制情報 | 該当しない | |||
| 特別安全対策 | 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
| 緊急時応急措置指針番号 | 該当しない | |||
| 15.適用法令 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 法規制情報は作成年月日時点に基づいて記載されております。事業場において記載するに当たっては、最新情報を確認してください。 | ||||
| 該当法規制なし | ||||
| 16.その他の情報 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 参考文献 | 各データ毎に記載した。 | |||
| <モデルSDSを利用するときの注意事項> 本安全モデルデータシートは作成年月日時点における情報に基づいて記載されておりますので、事業場においてSDSを作成するに当たっては、新たな危険有害性情報について確認することが必要です。さらに、本安全データシートはモデルですので、実際の製品等の性状に基づき追加修正する必要があります。また、特殊な条件下で使用するときは、その使用状況に応じた情報に基づく安全対策が必要となります。 | ||||