| 1.化学物質等及び会社情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質等の名称 | 4‐ノニルフェノール(分枝)、(Nonylphenol(branched)) | ||
| 製品コード | 22A4030 | ||
| 会社名 | ○○○○株式会社 | ||
| 住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
| 電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| 緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
| メールアドレス | |||
| 推奨用途及び使用上の制限 | 主たる用途は界面活性剤である。エチルセルロースの安定剤,油溶'性フェノール樹脂,エステル類,殺虫剤,殺菌剤,防かぴ剤. | ||
| 2.危険有害性の要約 | |||
|---|---|---|---|
| GHS分類 | |||
| 分類実施日 | H23.1.31、政府向けGHS分類ガイダンス(H22.7月版)を使用 | ||
| 物理化学的危険性 | |||
| 健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分4 | |
| 皮膚腐食性・刺激性 | 区分1 | ||
| 眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 区分2 | ||
| 生殖毒性 | 区分2 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分3(麻酔作用、気道刺激性) | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分2(肝臓、腎臓) | ||
| 環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 区分1 | |
| 水生環境慢性有害性 | 区分1 | ||
| 注) 上記で区分の記載がない危険有害性は政府向けガイダンス文書で規定された[分類対象外]、[区分外]または[分類できない]に該当するものであり、後述の該当項目の説明を確認する必要がある。 | |||
| ラベル要素 | |||
| 絵表示又はシンボル | ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
| 注意喚起語 | 危険 | ||
| 危険有害性情報 | 飲み込むと有害 | ||
| 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 | |||
| 強い眼刺激 | |||
| 生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い | |||
| 呼吸器への刺激のおそれ、および、眠気やめまいのおそれ | |||
| 長期にわたるまたは反復ばく露による肝臓、腎臓の障害のおそれ | |||
| 水生生物に非常に強い毒性 | |||
| 長期的影響により水生生物に非常に強い毒性 | |||
| 注意書き | |||
| 【安全対策】 | |||
| 取扱い後は手をよく洗うこと。 | |||
| この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
| 適切な保護眼鏡、保護面、保護手袋を着用すること。 | |||
| 取扱後は眼をよく洗うこと。 | |||
| 使用前に取扱説明書を入手すること。 | |||
| 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 | |||
| 適切な個人用保護具を使用すること。 | |||
| 屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。 | |||
| ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 環境への放出を避けること。 | |||
| 【応急措置 】 | |||
| 飲み込んだ場合:気分が悪い時は医師に連絡すること。 | |||
| 口をすすぐこと。 | |||
| 飲み込んだ場合:口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | |||
| 皮膚(または髪)に付着した場合:直ちに汚染された衣類をすべて脱ぐこと、取り除くこと。皮膚を流水、シャワーで洗うこと。 | |||
| 汚染された衣類を再使用する場合には洗濯をすること。 | |||
| 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | |||
| 飲み込んだ場合、皮膚(または髪)に付着した場合、吸入した場合、眼に入った場合は、ただちに医師に連絡すること。 | |||
| 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | |||
| 眼の刺激が続く場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| ばく露またはばく露の懸念がある場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 気分が悪い時は医師に連絡すること。 | |||
| 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 漏出物を回収すること。 | |||
| 【保管】 | |||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 | |||
| 【廃棄】 | |||
| 内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託すること。 | |||
| 国・地域情報 | |||
| 3.組成及び成分情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質 | |||
| 化学名又は一般名 | 4‐ノニルフェノール(分枝) | ||
| 別名 | パラ‐ノニルフェノール(分枝)、(p-Nonylphenol(branched)) | ||
| 分子式 (分子量) | C15H24O(220.36) | ||
| 化学特性 (示性式又は構造式) | ![]() | ||
| CAS番号 | 84852-15-3 | ||
| 官報公示整理番号(化審法・安衛法) | (3)-503 | ||
| 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
| 濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
| 4.応急措置 | |||
|---|---|---|---|
| 吸入した場合 | 空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | ||
| 気分が悪い時は医師に連絡すること。 | |||
| ただちに医師に連絡すること。 | |||
| 皮膚に付着した場合 | 直ちに汚染された衣類をすべて脱ぐこと、取り除くこと。皮膚を流水、シャワーで洗うこと。 | ||
| 直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 汚染された衣類を再使用する場合には洗濯をすること。 | |||
| 眼に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 | ||
| 眼の刺激が続く場合:医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| ただちに医師に連絡すること。 | |||
| 飲み込んだ場合 | ただちに医師に連絡すること。 | ||
| 口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 | |||
| 予想される急性症状及び遅発性症状 | 吸入 : データなし | ||
| 皮膚 : データなし | |||
| 眼 : データなし | |||
| 経口摂取 : データなし | |||
| 最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
| 応急措置をする者の保護 | データなし | ||
| 医師に対する特別注意事項 | データなし | ||
| 5.火災時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 消火剤 | 泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
| 使ってはならない消火剤 | データなし。 | ||
| 特有の危険有害性 | 引火性の高い液体および蒸気。 | ||
| 消火後再び発火するおそれがある。 | |||
| 火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
| 特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
| 容器が熱に晒されているときは、移動しない。 | |||
| 安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
| 消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
| 6.漏出時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 全ての着火源を取り除く。 | ||
| 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
| 関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
| 密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
| 環境に対する注意事項 | 環境に放出しないこと。 | ||
| 回収・中和 | 不活性材料(例えば、乾燥砂又は土等)で流出物を吸収して、化学品廃棄容器に入れる。 | ||
| 封じ込め及び浄化方法・機材 | 危険でなければ漏れを止める。 | ||
| 二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
| 排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。 | |||
| 7.取扱い及び保管上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 取扱い | |||
| 技術的対策 | 消防法の規制に従う。 | ||
| 局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
| 安全取扱い注意事項 | 取扱い後は手をよく洗うこと。 | ||
| この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
| 適切な保護眼鏡、保護面、保護手袋を着用すること。 | |||
| 使用前に取扱説明書を入手すること。 | |||
| 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 | |||
| 適切な個人用保護具を使用すること。 | |||
| 屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。 | |||
| ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 接触回避 | データなし。 | ||
| 保管 | |||
| 技術的対策 | 消防法の規制に従う。 | ||
| 保管条件 | 施錠して保管すること。 | ||
| 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 | |||
| 容器包装材料 | データなし。 | ||
| 8.ばく露防止及び保護措置 | |||
|---|---|---|---|
| 管理濃度 | 未設定 | ||
| 許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
| 日本産衛学会 | 未設定 | ||
| ACGIH | 未設定 | ||
| 設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には,適切な洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
| ばく露を防止するため、作業場には適切な全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
| 保護具 | |||
| 呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
| 手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
| 眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
| 皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
| 衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
| 9.物理的及び化学的性質 | |||
|---|---|---|---|
| 物理的状態 | |||
| 形状 | 液体 | ||
| 色 | 無色、淡黄色 | ||
| 臭い | かすかなフェノール臭 | ||
| pH | データなし | ||
| 融点・凝固点 | -14 ℃ : Ullmanns(E) (2003) | ||
| 沸点、初留点及び沸騰範囲 | 295 ℃ : SRC (Access on Jun. 2010) | ||
| 引火点 | 155 ℃ (CC) : IUCLID (2000) | ||
| 自然発火温度 | 約370 ℃(主としてp-を含む工業品) : ホンメル(1996) | ||
| 燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
| 爆発範囲 | データなし | ||
| 蒸気圧 | 0.0000942 mmHg (25 ℃) : SRC (Access on Jun. 2010) | ||
| 蒸気密度 | データなし | ||
| 蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
| 比重(密度) | データなし (0.952 g/cm3 : Ullmanns(E) (2003)) | ||
| 溶解度 | 5000 mg/L : SRC (Access on Jun. 2010) | ||
| ベンゼン、エーテル、エタノールに可溶 : 有機化合物辞典(1985) | |||
| オクタノール・水分配係数 | 5.92 : SRC (Access on Jun. 2010) | ||
| 分解温度 | データなし | ||
| 粘度 | 3160 mPa・s (20 ℃) : Ullmanns(E) (2003) | ||
| 粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
| 最小発火エネルギー | データなし | ||
| 体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
| 10.安定性及び反応性 | |||
|---|---|---|---|
| 安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
| 危険有害反応可能性 | データなし | ||
| 避けるべき条件 | データなし | ||
| 混触危険物質 | データなし | ||
| 危険有害な分解生成物 | データなし | ||
| 11.有害性情報 | |||
|---|---|---|---|
| 急性毒性 | |||
| 経口 | ラットLD50値: 580 mg/kg(環境省リスク評価 第2巻 (2003))、1900 mg/kg, 1882 mg/kg, 1246 mg/kg (OECD TG 401 または USA IRLG Guideline)(IUCLID (2000))。(GHS分類:区分4) | ||
| 経皮 | ウサギLD50値: 2037 mg/kg(環境省リスク評価 第2巻 (2003))。ウサギLD50値: >2000 mg/kg(IUCLID (2000))。(GHS分類:区分外(JIS分類基準)) | ||
| 吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義における液体である。(GHS分類:分類対象外) | |
| 吸入(蒸気): | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 吸入(ミスト): | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 皮膚腐食性・刺激性 | ウサギに0.5 mLを閉塞適用した試験(OECD TG 404)において、3分間のばく露で軽度から中等度の紅斑及び水腫、4時間で中等度の紅斑及び強度の水腫を示し、次いで外表面の壊死、全層壊死、亀裂、皮膚の落屑、潰瘍形成、脱毛、かさぶた、瘢痕化がみられ、皮膚に不可逆的な損傷が現れた(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.1(2005))。(GHS分類:区分1) | ||
| 眼に対する重篤な損傷・刺激性 | ウサギに0.1 mLまたは100 mgを適用した試験でそれぞれ中等度または強度の刺激性(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, 1(2005))、さらにウサギを用いた別の試験(OECD TG 405)の結果は刺激性あり(irritating)で刺激性スコアは38.42/110であった(IUCLID (2000))。なお、皮膚腐食性・刺激性については区分1に分類されている。(GHS分類:区分2) | ||
| 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 皮膚感作性:EU-RAR 10 (2002)には、モルモットのマキシマイゼション試験の報告が3件あり、2件が感作性なしで、1件が確実な結論が出せず、さらにこれらの試験法には欠陥がある試験が含まれているとしている。NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.1(2005)では、5件の試験が記載されており、試験法に欠陥がある試験以外は感作性なしとしている。(GHS分類:データ不足で分類できない。) | |||
| 生殖細胞変異原性 | マウスの骨髄細胞を用いた小核試験(体細胞in vivo変異原性試験)において、腹腔内と経口の両経路ともに陰性結果(EU-RAR 10 (2002))が得られている。なお、in vitro試験として、エームス試験およびCHL細胞を用いた染色体異常試験でいずれも陰性(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.1(2005))、また、チャイニーズ・ハムスターのV79細胞を用いたHPRT試験(OECD TG 476)で陰性(EU-RAR 10 (2002))。(GHS分類:区分外) | ||
| 発がん性 | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 生殖毒性 | ラットの2世代にわたり経口投与した生殖毒性試験において、一般毒性として親動物に肝臓や腎臓の重量増加が認められた用量(50 mg/kg/day)で、着床数および生存仔数の減少等の生殖指標への影響が示された(環境省リスク評価 第2巻 (2003))。なお、ラットの3世代にわたり経口投与した試験(3世代生殖毒性試験)では、性機能および生殖能、同腹仔の指標に関しては投与の影響は認められなかったが、性周期の延長、膣開口日の早期化、精巣における精子細胞数の減少等が報告されている(NTP TR(1997))。(GHS分類:区分2) | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | ラットに経口投与後の症状として、鎮静、運動失調、し眠の記載(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.1(2005)、EU-RAR 10 (2002))がある。また、飽和蒸気へのばく露で、マウスの呼吸器への刺激性が報告されている(EU-RAR 10 (2002))。なお、死亡動物の剖検で認められた胃腸の炎症(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.1(2005))、胃粘膜の糜爛(EU-RAR 10 (2002))は、腐食性/刺激性物質による局所影響として分類の根拠としなかった。(GHS分類:区分3(麻酔作用、気道刺激性)) | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | ラットの28日間反復経口投与試験おいて、250 mg/kg/day(90日換算:77.8 mg/kg/day)で雌雄共に小葉中心性の肝細胞肥大、腎臓の近位尿細管の好塩基性化、集合管の好塩基性化と拡張、膀胱の移行上皮の過形成、さらに雌では腎臓の散在性白色点、腫大、近位尿細管上皮細胞の壊死、間質の炎症細胞浸潤、尿円柱、腎盂粘膜の過形成及び腎盂拡張がみられた(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.1(2005))。また、ラットの90日間混餌投与試験では唯一組織学的に注目すべき変化が腎臓と肝臓で見られたとの記述があり、2000 ppm(140 mg/kg/day)群の一部の動物で肝酵素(AST、ALT)の著しい上昇を伴い、軽度または中等度の肝細胞壊死(EU-RAR 10 (2002))。ラットの3世代にわたり混餌投与した試験(3世代生殖毒性試験)では、15 mg/kg/day以上の全世代の雄および3世代目の雌、160 mg/kg/day群の1世代目の雌、2世代目の雌で尿細管の変性または肥大を認めた(環境省リスク評価 第2巻 (2003))。(GHS分類:区分2(肝臓、腎臓)) | ||
| 吸引性呼吸器有害性 | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 12.環境影響情報 | |||
|---|---|---|---|
| 生態毒性 | |||
| 水生環境有害性(急性有害性) | 藻類 (Skeletonema costatum) の96時間EC50 = 0.0.27 mg/L (EU-RAR, 2002)。(GHS分類:区分1) | ||
| 水生環境有害性(長期間有害性) | 急性毒性区分1であり、急速分解性がない (EU-RAR, 2002)。(GHS分類:区分1) | ||
| オゾン層への有害性 | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていない。(GHS分類:分類できない) | ||
| 13.廃棄上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
| 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
| 汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
| 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
| 14.輸送上の注意 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 該当の有無は製品によっても異なる場合がある。法規に則った試験の情報に基づく修正の必要がある。 | ||||
| 国連番号 | 3145 | |||
| 品名 | アルキルフェノール類(液体) | |||
| Proper Shipping Name | ALKYLPHENOLS, LIQUID, N.O.S. | |||
| クラス | 8 | |||
| PG | Ⅱ | |||
| 海洋汚染物質 | 非該当 | |||
| 国際規制 | 海上規制情報 | IMOの規定に従う。 | ||
| 航空規制情報 | ICAO・IATAの規定に従う。 | |||
| 国内規制 | 陸上規制情報 | 消防法の規定に従う。 | ||
| 海上規制情報 | 船舶安全法の規定に従う。 | |||
| 航空規制情報 | 航空法の規定に従う。 | |||
| 特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | |||
| 食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | ||||
| 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | ||||
| 重量物を上積みしない。 | ||||
| 緊急時応急措置指針番号 | 153 | |||
| 15.適用法令 | |||
|---|---|---|---|
| 化審法 | 第2種監視化学物質(法第2条第5項)(政令番号:2監ー922) | ||
| 第3種監視化学物質(法第2条第6項)(政令番号:3監-38) | |||
| 消防法 | 第4類引火性液体、第三石油類非水溶性液体(法第2条第7項危険物別表第1) | ||
| 船舶安全法 | 腐食性物質(危規則第3条危険物告示別表第1) | ||
| 航空法 | 腐食性物質(施行規則第194条危険物告示別表第1) | ||
| 16.その他の情報 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 参考文献 | 各データ毎に記載した。 | |||
| <モデルSDSを利用するときの注意事項> 本モデルデータシートは作成年月日時点における情報に基づいて記載されておりますので、事業場においてSDSを作成するに当たっては、新たな危険有害性情報について確認することが必要です。さらに、本データシートはモデルですので、実際の製品等の性状に基づき追加修正する必要があります。また、特殊な条件下で使用するときは、その使用状況に応じた情報に基づく安全対策が必要となります。 | ||||