| 1.化学物質等及び会社情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質等の名称 | 炭素(動物又は植物から製造された粉状又は粒状の不活性炭素、及び活性炭を含む。)、(Carbon) | ||
| 製品コード | 21A3706 | ||
| 会社名 | ○○○○株式会社 | ||
| 住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
| 電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| 緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
| メールアドレス | |||
| 推奨用途及び使用上の制限 | ゴムタイヤの着色;印刷、インクの型抜き染めや描画;レザー、ストーブポリッシュ、蓄音機のレコード、電気絶縁装置。食品や化粧品の着色添加物 | ||
| 2.危険有害性の要約 | |||
|---|---|---|---|
| GHS分類 | |||
| 分類実施日 | H22.3.16、政府向けGHS分類ガイダンス(H21.3版)を使用 | ||
| 物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類対象外 |
|---|---|---|
| 引火性・可燃性ガス | 分類対象外 | |
| 引火性エアゾール | 分類対象外 | |
| 酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
| 高圧ガス | 分類対象外 | |
| 引火性液体 | 分類対象外 | |
| 可燃性固体 | 分類できない | |
| 自己反応性化学品 | 分類対象外 | |
| 自然発火性液体 | 分類対象外 | |
| 自然発火性固体 | 区分外 | |
| 自己発熱性化学品 | 区分1 | |
| 水反応可燃性物質 | 分類対象外 | |
| 酸化性液体 | 分類対象外 | |
| 酸化性固体 | 分類対象外 | |
| 有機過酸化物 | 分類対象外 | |
| 金属腐食性物質 | 分類できない | |
| 健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
| 急性毒性(経皮) | 分類できない | |
| 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
| 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
| 急性毒性(吸入:粉じん) | 分類できない | |
| 急性毒性(吸入:ミスト) | 分類対象外 | |
| 皮膚腐食性・刺激性 | 分類できない | |
| 眼に対する重篤な損傷性・刺激性 | 分類できない | |
| 呼吸器感作性 | 分類できない | |
| 皮膚感作性 | 分類できない | |
| 生殖細胞変異原性 | 分類できない | |
| 発がん性 | 分類できない | |
| 生殖毒性 | 分類できない | |
| 特定標的臓器毒性(単回ばく露) | 分類できない | |
| 特定標的臓器毒性(反復ばく露) | 分類できない | |
| 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
| 環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 分類できない |
| 水生環境慢性有害性 | 分類できない |
| ラベル要素 | |||
|---|---|---|---|
| 絵表示又はシンボル | ![]() | ||
| 注意喚起語 | 危険 | ||
| 危険有害性情報 | 自己発熱;火災のおそれ | ||
| 注意書き | |||
| 【安全対策】 | |||
| 涼しいところに置き、日光を避けること | |||
| 適切な保護手袋、保護眼鏡、保護面を着用すること。 | |||
| 【応急措置】 | |||
| データなし | |||
| 【保管】 | |||
| 積荷/パレット間にすきまをあけること。 | |||
| 大量品は冷所に保存すること。 | |||
| 他の物質から離して保管すること。 | |||
| 【廃棄】 | |||
| データなし | |||
| 国・地域情報 | |||
| 3.組成及び成分情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質 | |||
| 化学名又は一般名 | 炭素(動物又は植物から製造された粉状又は粒状の不活性炭素、及び活性炭を含む。) | ||
| 別名 | |||
| 分子式 (分子量) | C(12.0107) | ||
| 化学特性 (示性式又は構造式) | ![]() | ||
| CAS番号 | 7440-44-0 | ||
| 官報公示整理番号(化審法・安衛法) | 化審法: 安衛法:- | ||
| 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
| 濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
| 4.応急措置 | |||
|---|---|---|---|
| 吸入した場合 | 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | ||
| 皮膚に付着した場合 | 水と石鹸で洗うこと。 | ||
| 皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。 | ||
| 眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 飲み込んだ場合 | 口をすすぐこと。 | ||
| 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 予想される急性症状及び遅発性症状 | 吸入 : データなし | ||
| 皮膚 : データなし | |||
| 眼 : データなし | |||
| 経口摂取 : データなし | |||
| 最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
| 応急措置をする者の保護 | データなし | ||
| 医師に対する特別注意事項 | この物質にばく露したときの健康への影響は調べられているが、何も得られていない。 このカードは非繊維型の純炭素に適用される。炭素繊維、あるいは炭素含有多環式芳香族炭化水素は異なった危険を引き起こすことがある。 カーボンブラック[ICSC番号 0471]、グラファイト(天然)[ICSC番号 0893]も参照のこと。 | ||
| 5.火災時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
| 使ってはならない消火剤 | 棒状放水 | ||
| 特有の危険有害性 | 熱、火花及び火炎で発火するおそれがある。 | ||
| 激しく加熱すると燃焼する。 | |||
| 火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
| 特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
| 安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
| 消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
| 6.漏出時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 全ての着火源を取り除く。 | ||
| 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
| 関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
| 密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
| 環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
| 回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
| 封じ込め及び浄化方法・機材 | 水で湿らせ、空気中のダストを減らし分散を防ぐ。 | ||
| 二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
| プラスチックシートで覆いをし、散乱を防ぐ。 | |||
| 7.取扱い及び保管上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 取扱い | |||
| 技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
| 局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
| 安全取扱い注意事項 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
| この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
| 涼しいところに置き、日光を避けること | |||
| 適切な保護手袋、保護面を着用すること。 | |||
| 接触回避 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
| 保管 | |||
| 技術的対策 | 特別に技術的対策は必要としない。 | ||
| 混触危険物質 | 『10.安定性及び反応性』を参照。 | ||
| 保管条件 | 積荷/パレット間にすきまをあけること。 | ||
| 大量品は冷所に保存すること。 | |||
| 他の物質から離して保管すること。 | |||
| 容器包装材料 | データなし | ||
| 8.ばく露防止及び保護措置 | |||
|---|---|---|---|
| 管理濃度 | 未設定(2009年度) | ||
| 許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
| 日本産衛学会 | 未設定(2009年度) | ||
| ACGIH | 未設定(2009年度) | ||
| 設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
| 作業場には全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
| 保護具 | |||
| 呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
| 手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
| 眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
| 皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
| 衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
| 9.物理的及び化学的性質 | |||
|---|---|---|---|
| 物理的状態 | |||
| 形状 | 固体 | ||
| 色 | 黒色 | ||
| 臭い | 無臭 | ||
| pH | データなし | ||
| 融点・凝固点 | 4489 ℃ (10.3 MPa) : Lide (88th, 2008) /データなし | ||
| 沸点、初留点及び沸騰範囲 | 3642 ℃ (昇華) : HSDB (2009) | ||
| 引火点 | データなし | ||
| 自然発火温度 | 空気中で自然に発火する可能性がある : Weiss (2nd, 1986) | ||
| 燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
| 爆発範囲 | データなし | ||
| 蒸気圧 | 1 mmHg (3586 ℃) : Sax (11th, 2004) | ||
| 蒸気密度 | データなし | ||
| 蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
| 比重(密度) | 1.8 - 2.1 (非晶質) : Lide (88th, 2008)、(1.55-1.65 g/cm3 : Ullmanns (E) (2003)) | ||
| 溶解度 | 可溶性 : Lide (88th, 2008) | ||
| データなし | |||
| オクタノール・水分配係数 | データなし | ||
| 分解温度 | データなし | ||
| 粘度 | データなし | ||
| 粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
| 最小発火エネルギー | データなし | ||
| 体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
| 10.安定性及び反応性 | |||
|---|---|---|---|
| 安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
| 危険有害反応可能性 | 空気に触れると、自然発火することがある。換気が不十分な場合、燃焼すると有毒な一酸化炭素を生成する。強力な還元剤であり、臭素酸塩、塩素酸塩、硝酸塩のような酸化剤と激しく反応する。 | ||
| 避けるべき条件 | 空気との接触 | ||
| 混触危険物質 | 臭素酸塩、塩素酸塩、硝酸塩のような酸化剤 | ||
| 危険有害な分解生成物 | 換気が不十分な場合、燃焼すると有毒な一酸化炭素を生成する。 | ||
| 11.有害性情報 | |||
|---|---|---|---|
| 急性毒性 | |||
| 経口 | ラットLD50 >10000 mg/kg (HSDB (2009))より区分外とした。 | ||
| 経皮 | データなし。 | ||
| 吸入 | 吸入(ガス): | GHS定義における固体である。 | |
| 吸入(蒸気): | データなし。 | ||
| 吸入(粉じん・ミスト): | データ不足。ラット LC50として > 64.4 mg/Lが記載されている(IUCLID (2000))が、ばく露時間が不明である。 | ||
| 皮膚腐食性・刺激性 | データなし。 | ||
| 眼に対する重篤な損傷・刺激性 | 眼や粘膜でダストによる刺激を起こす可能性があると記述されている(HSDB (2009))が、データがなく分類できない。 | ||
| 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし。 | ||
| 皮膚感作性:データなし。 | |||
| 生殖細胞変異原性 | データなし。 | ||
| 発がん性 | データなし。 | ||
| 生殖毒性 | データなし。 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | データなし。 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 植物系活性炭をマウスに12~18ヵ月間 0.1%の濃度で混餌投与した試験で、対照群との間に有意な差は報告されていない(JECFA Monograph No. 211 (1970))こと、また、同じ試験物質の20%懸濁液をマウスの皮膚に週3回10~17ヵ月間塗布し、対照群と比較し異常は認められなかったとの結果(JECFA Monograph No. 211 (1970))があるが、1970年以前に不十分なプロトコール(1用量のみの試験であり、また動物の性別についても大抵は雄で時には雌を用いとの記述など)により実施された試験であり、データ不足のため「分類できない」とした。 | ||
| 吸引性呼吸器有害性 | データなし。 | ||
| 12.環境影響情報 | |||
|---|---|---|---|
| 水生環境急性有害性 | データなし | ||
| 水生環境慢性有害性 | データなし | ||
| 13.廃棄上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
| 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
| 汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
| 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
| 14.輸送上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 国際規制 | |||
| 海上規制情報 | IMOの規定に従う。 | ||
| UN No. | 1361 | ||
| Proper Shipping Name. | CARBON | ||
| Class | 4.2 | ||
| Packing Group | Ⅱ | ||
| Marine Pollutant | Not Applicable | ||
| 航空規制情報 | ICAO・IATAの規定に従う。 | ||
| UN No. | 1361 | ||
| Proper Shipping Name. | Carbon | ||
| Class | 4.2 | ||
| Packing Group | Ⅱ | ||
| 国内規制 | |||
| 陸上規制情報 | 消防法の規定に従う。 | ||
| 海上規制情報 | 船舶安全法の規定に従う。 | ||
| 国連番号 | 1361 | ||
| 品名 | 炭素 | ||
| クラス | 4.2 | ||
| 容器等級 | Ⅱ | ||
| 海洋汚染物質 | 非該当 | ||
| 航空規制情報 | 航空法の規定に従う。 | ||
| 国連番号 | 1361 | ||
| 品名 | 炭素 | ||
| クラス | 4.2 | ||
| 等級 | 2 | ||
| 特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
| 食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
| 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
| 重量物を上積みしない。 | |||
| 緊急時応急措置指針番号 | 133、133 | ||
| 15.適用法令 | |||
|---|---|---|---|
| 消防法 | 指定可燃物(法第9条の4の物品で政令で定めるもの、別表4の7) | ||
| 船舶安全法 | 可燃性物質類・自然発火性物質(危規則第3条危険物告示別表第1) 活性炭 | ||
| 航空法 | 可燃性物質類・自然発火性物質(施行規則第194条危険物告示別表第1) 活性炭 | ||
| 港則法 | 危険物・自然発火性物質(法第21条2、則第12条、昭和54告示547別表二ト) 活性炭 | ||
| 16.その他の情報 | |||
|---|---|---|---|
| 参考文献 | 各データ毎に記載した。 | ||