1.化学物質等及び会社情報 | |||
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化学物質等の名称 | 1‐(2‐クロロエチル)‐3‐シクロヘキシル‐1‐ニトロソ尿素、(1-(2-Chloroethyl)-3-cyclohexyl-1-nitrosourea)、(CCNU) | ||
製品コード | 21A3739 | ||
会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
メールアドレス | |||
推奨用途及び使用上の制限 | 抗新生物薬、抗悪性腫瘍薬 | ||
2.危険有害性の要約 | |||
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GHS分類 | |||
分類実施日 | H22.3.16、政府向けGHS分類ガイダンス(H21.3版)を使用 |
物理化学的危険性 | 火薬類 | 分類できない |
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可燃性・引火性ガス | 分類対象外 | |
可燃性・引火性エアゾール | 分類対象外 | |
支燃性・酸化性ガス類 | 分類対象外 | |
高圧ガス | 分類対象外 | |
引火性液体 | 分類対象外 | |
可燃性固体 | 分類できない | |
自己反応性化学品 | 分類できない | |
自然発火性液体 | 分類対象外 | |
自然発火性固体 | 分類できない | |
自己発熱性化学品 | 分類できない | |
水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | |
酸化性液体 | 分類対象外 | |
酸化性固体 | 分類できない | |
有機過酸化物 | 分類対象外 | |
金属腐食性物質 | 分類できない | |
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
急性毒性(経皮) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | |
急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:粉じん) | 分類できない | |
急性毒性(吸入:ミスト) | 分類対象外 | |
皮膚腐食性・刺激性 | 皮膚腐食性・刺激性分類できない | |
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 | 分類できない | |
呼吸器感作性 | 分類できない | |
皮膚感作性 | 分類できない | |
生殖細胞変異原性 | 区分1B | |
発がん性 | 区分1B | |
生殖毒性 | 区分1B | |
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分1(肝臓、骨髄)、区分2(全身毒性) | |
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分1(骨髄)、区分2(肺、肝臓、腎臓、神経系) | |
吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | |
環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 分類できない |
水生環境慢性有害性 | 分類できない |
ラベル要素 | |||
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絵表示又はシンボル | |||
注意喚起語 | 危険 | ||
危険有害性情報 | 飲み込むと有毒 | ||
遺伝性疾患のおそれ | |||
発がんのおそれ | |||
生殖能または胎児への悪影響のおそれ | |||
肝臓、骨髄の障害 | |||
全身毒性の障害のおそれ | |||
長期にわたる、または、反復ばく露により骨髄の障害 | |||
長期にわたる、または、反復ばく露により肺、肝臓、腎臓、神経系の障害のおそれ | |||
注意書き | |||
【安全対策】 | |||
取扱い後はよく手を洗うこと。 | |||
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
使用前に取扱説明書を入手すること。 | |||
すべての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 | |||
適切な個人用保護具を使用すること。 | |||
粉じん、ヒューム、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
【応急措置】 | |||
飲み込んだ場合、直ちに医師に連絡すること。 | |||
飲み込んだ場合、口をすすぐこと。 | |||
ばく露またはばく露の懸念がある場合、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
ばく露した場合、医師に連絡すること。 | |||
ばく露した時、または気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | |||
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
【保管】 | |||
施錠して保管すること。 | |||
【廃棄】 | |||
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 | |||
国・地域情報 | |||
3.組成及び成分情報 | |||
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化学物質 | |||
化学名又は一般名 | 1‐(2‐クロロエチル)‐3‐シクロヘキシル‐1‐ニトロソ尿素 | ||
別名 | N‐(2‐クロロエチル)‐N’‐シクロヘキシル‐N‐ニトロソ尿素、(N-(2-Chloroethyl)-N'-cyclohexyl-N-nitrosourea)、ロムスチン、ベルスチン | ||
分子式 (分子量) | C9H16ClN3O2(233.7) | ||
化学特性 (示性式又は構造式) | |||
CAS番号 | 13010-47-4 | ||
官報公示整理番号(化審法・安衛法) | 化審法: 安衛法: | ||
分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
4.応急措置 | |||
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吸入した場合 | 気分が悪い時は、医師に連絡すること。 | ||
皮膚に付着した場合 | 水と石鹸で洗うこと。 | ||
皮膚刺激が生じた場合、医師に連絡すること。 | |||
目に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。 | ||
眼の刺激が持続する場合は、医師に連絡すること。 | |||
飲み込んだ場合 | 直ちに医師に連絡すること。 | ||
口をすすぐこと。 | |||
予想される急性症状及び遅発性症状 | データなし | ||
最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
応急措置をする者の保護 | データなし | ||
医師に対する特別注意事項 | データなし | ||
5.火災時の措置 | |||
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消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
使ってはならない消火剤 | 棒状放水 | ||
特有の危険有害性 | 熱、火花及び火炎で発火するおそれがある。 | ||
激しく加熱すると燃焼する。 | |||
火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
6.漏出時の措置 | |||
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人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 全ての着火源を取り除く。 | ||
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | |||
関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
封じ込め及び浄化方法・機材 | 水で湿らせ、空気中のダストを減らし分散を防ぐ。 | ||
二次災害の防止策 | すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。 | ||
プラスチックシートで覆いをし、散乱を防ぐ。 | |||
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
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取扱い | |||
技術的対策 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。 | ||
局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
安全取扱い注意事項 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
使用前に取扱説明書を入手すること。 | |||
すべての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 | |||
粉じん、ヒューム、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
飲み込まないこと。 | |||
接触回避 | データなし | ||
保管 | |||
技術的対策 | 特別に技術的対策は必要としない。 | ||
混触危険物質 | データなし | ||
保管条件 | 容器を密閉して冷乾所にて保存すること。 | ||
施錠して保管すること。 | |||
容器包装材料 | データなし | ||
8.ばく露防止及び保護措置 | |||
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管理濃度 | 未設定 (2009年度) | ||
許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
日本産衛学会 | 未設定 (2009年度) | ||
ACGIH | 未設定 (2009年度) | ||
設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
ばく露を防止するため、装置の密閉化又は局所排気装置を設置すること。 | |||
保護具 | |||
呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
9.物理的及び化学的性質 | |||
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物理的状態 | |||
形状 | 固体 | ||
色 | 黄色 | ||
臭い | データなし | ||
pH | データなし | ||
融点・凝固点 | 90℃ : Merck (14th,2006) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | データなし | ||
引火点 | データなし | ||
自然発火温度 | データなし | ||
燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
爆発範囲 | データなし | ||
蒸気圧 | 1.01E-05mmHg (25℃) : SRC (Access on Oct. 2009) | ||
蒸気密度 | データなし | ||
蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
比重(密度) | データなし | ||
溶解度 | 水 : 111mg/L(25℃) : SRC (Access on Oct. 2009) | ||
オクタノール・水分配係数 | log P = 2.83 : SRC (Access on Oct. 2009) | ||
分解温度 | データなし | ||
粘度 | データなし | ||
粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
最小発火エネルギー | データなし | ||
体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
10.安定性及び反応性 | |||
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安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
危険有害反応可能性 | データなし | ||
避けるべき条件 | データなし | ||
混触危険物質 | データなし | ||
危険有害な分解生成物 | データなし | ||
11.有害性情報 | |||
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急性毒性 | |||
経口 | ラットのLD50値が71-73mg/kg bw(IARC vol.26(1981)であるので区分3とした。 | ||
経皮 | データなし | ||
吸入 | 吸入(ガス): | GHS定義における固体である。 | |
吸入(蒸気): | データなし | ||
吸入(粉じん): | データなし | ||
皮膚腐食性・刺激性 | データなし | ||
眼に対する重篤な損傷・刺激性 | データなし | ||
呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし | ||
皮膚感作性:データなし | |||
生殖細胞変異原性 | 生殖細胞 in vivo 経世代変異原性試験(ラットの優性致死試験)で陽性(IARC Sappl.7(1987))であることから区分1Bとした。なお、体細胞を用いるin vivo 遺伝毒性試験(ラット及びマウスのDNA損傷試験)で陽性(IARC Sappl.7(1987))。in vitroのチャイニーズハムスター細胞による姉妹染色分体交換試験(変異原性試験)、チャイニーズハムスター細胞、ネズミチフス菌による遺伝子突然変異試験(変異原性試験)で陽性(IARC Sappl.7(1987))(IARC vol.26(1981)) | ||
発がん性 | IARCで2Aに分類されており、GHS分類は区分1Bとした。ラットの腹腔内投与による発がん性試験で肺腫瘍の発生が確認され、ヒトの発がん性を示す臨床報告がある。(IARC vol.26(1981)) | ||
生殖毒性 | 海外の医薬品副作用情報(PDR 64edition(2010))として、その他の副作用として不妊、胎児への影響と記載され、また、ラットの腹腔内投与試験により催奇形性がみられ、ウサギの試験では胚吸収が生じた(IARC vol.26(1981))とあることから区分1Bとした。 | ||
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | ラットにガイダンスの区分1の用量に該当する20-100 mg/kg を経口投与した試験で、肝臓に毒性症状を示したデータ(HSDB(2009))があり、海外の医薬品副作用情報(PDR 64edition(2010))として、「主な副作用」の中に白血球、赤血球、血小板の減少、吐き気・嘔吐の記述があることから区分1(肝臓、骨髄)とした。また「その他の副作用」のうち食欲不振、口の痛み、疲労感、下痢、脱毛、発疹、錯乱、歩行困難、肺への影響、肝臓、腎臓への影響の記載があるが急性影響か明確ではないため区分2(全身毒性)とした。なおイヌ、サルに2.5-30 mg/kg bw静脈投与した試験で骨髄、リンパ組織、腎臓、肝臓に毒性症状を示したとの記述がある。(IARC vol.26(1981)) | ||
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 海外の医薬品副作用情報(PDR 64edition(2010))として、「主な副作用」の中に白血球、赤血球、血小板の減少、吐き気・嘔吐(急性症状)の記載があることから区分1(骨髄)とした。「その他の副作用」として食欲不振、口の痛み、疲労感、下痢、脱毛、発疹、錯乱、歩行困難、肺への影響、肝臓、腎臓への影響の記載があるが二次的影響かどうか不明なため区分2(肺、肝臓、腎臓、神経系)とした。また、治療により患部への投与で肝毒性、脱毛症、腎不全、腎障、無気力、運動失調、接触皮膚炎、短期の色素沈着、毛細管拡張症、皮膚痛み、痒みを起こしたとの記載および骨髄抑制、吐き気、嘔吐と口内炎、脱毛症を起こしたとの記載(HSDB(2009))がある。 | ||
吸引性呼吸器有害性 | データなし | ||
12.環境影響情報 | |||
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水生環境急性有害性 | データなし | ||
水生環境慢性有害性 | データなし | ||
13.廃棄上の注意 | |||
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残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
14.輸送上の注意 | |||
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国際規制 | |||
海上規制情報 | IMOの規定に従う。 | ||
UN No. | 3249 | ||
Proper Shipping Name. | MEDICINE, SOLID, TOXIC, N.O.S. | ||
Class | 6.1 | ||
Packing Group | L | ||
Marine Pollutant | Not Applicable | ||
航空規制情報 | ICAO・IATAの規定に従う。 | ||
UN No. | 3249 | ||
Proper Shipping Name. | Medicine, solid, toxic, n.o.s. | ||
Class | 6.1 | ||
Packing Group | L | ||
国内規制 | |||
陸上規制情報 | |||
海上規制情報 | 船舶安全法の規定に従う。 | ||
国連番号 | 3249 | ||
品名 | 医薬品(固体) | ||
クラス | 6.1 | ||
容器等級 | L | ||
海洋汚染物質 | 非該当 | ||
航空規制情報 | 航空法の規定に従う。 | ||
国連番号 | 3249 | ||
品名 | 医薬品(固体)(毒性のもの) | ||
クラス | 6.1 | ||
等級 | 3 | ||
特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | ||
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | |||
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | |||
重量物を上積みしない。 | |||
緊急時応急措置指針番号 | |||
15.適用法令 | |||
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船舶安全法 | 毒物類・毒物 | ||
航空法 | 毒物類・毒物 | ||
16.その他の情報 | |||
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参考文献 | 各データ毎に記載した。 |