化学品の名称 | 無水コハク酸 | ||
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化学品の英語名称 | Succinic anhydride | ||
製品コード | R05-C-070-JNIOSH | ||
供給者の会社名 | ○○○○株式会社 | ||
住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
電話番号 | 03-1234-5678 | ||
ファクシミリ番号 | 03-1234-5678 | ||
電子メールアドレス | 連絡先@検セ.or.jp | ||
緊急連絡電話番号 | 03-1234-5678 | ||
推奨用途及び使用上の制限 | 医薬・コハク酸エステル・合成樹脂原料 (NITE-CHRIPより引用) |
2.危険有害性の要約 | |||
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GHS分類 | |||
分類実施日 (物化危険性及び健康有害性) | R6.3.29、政府向けGHS分類ガイダンス(令和3年度改訂版 (Ver2.1))を使用 ※一部、ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) | ||
物理化学的危険性 | - | ||
健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分4 | |
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 | ||
皮膚感作性 | 区分1 | ||
分類実施日 (環境有害性) | H21.3.31、ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) | ||
環境に対する有害性 | - | ||
GHSラベル要素 | |||
絵表示 | |||
注意喚起語 | 危険 | ||
危険有害性情報 | 飲み込むと有害 重篤な眼の損傷 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ | ||
注意書き | |||
安全対策 | 取扱い後は手をよく洗うこと。 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 | ||
応急措置 | 飲み込んだ場合:気分が悪いときは医師に連絡すること。 口をすすぐこと。 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 直ちに医師に連絡すること。 皮膚に付着した場合:多量の水/石けんで洗うこと。 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合:医師の診察/手当てを受けること。 特別な処置が必要である(このラベルの・・・を見よ)。 注) ”…”は、ラベルに解毒剤等中毒時の情報提供を受けるための連絡先などが記載されている場合のものです。ラベル作成時には、”…”を適切に置き換えてください。 汚染された衣類を脱ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。 | ||
保管 | - | ||
廃棄 | 内容物/容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に依頼して廃棄すること。 | ||
他の危険有害性 | - |
3.組成及び成分情報 | |||
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化学物質・混合物の区別 | 化学物質 | ||
化学名又は一般名 | 無水コハク酸 | ||
慣用名又は別名 | − | ||
英語名 | Succinic anhydride Butanedioic anhydride Dihydro-2,5-furandione Tetrahydro-2,5-dioxofuran | ||
濃度又は濃度範囲 | 情報なし | ||
分子式 (分子量) | C4H4O3 (100) | ||
化学特性 (示性式又は構造式) | |||
CAS番号 | 108-30-5 | ||
官報公示整理番号(化審法) | 2-921 | ||
官報公示整理番号(安衛法) | 情報なし | ||
GHS分類に寄与する成分(不純物及び安定化添加物も含む) | 情報なし |
4.応急措置 | |||
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吸入した場合 | 新鮮な空気のある場所に移動させる。呼吸困難な場合は酸素吸入をさせる。できるだけ早く、グルココルチコイド吸入用スプレーで繰り返し深呼吸させる。呼吸が止まっている場合は、口鼻蘇生法を行う。それが不可能な場合は、口対口蘇生法を行う。医師の診察/手当てを受けること。 以上、GESTIS参照。 | ||
皮膚に付着した場合 | 汚染された衣服を脱がせる。皮膚に付着した部分を多量の流水/石けんで少なくとも10〜20分間洗浄する。アルコール、ガソリン、その他の溶剤は絶対に使用しない。医師の診察/手当を受けること。 以上、GHS分類結果、GESTIS参照。 | ||
眼に入った場合 | できるだけ早く多量の流水で10分間洗浄する。できればコンタクトレンズを外す。直ちに医師の診察/手当てを受けること。それまで生理食塩水または水で洗浄を続けること。 以上、GESTIS、ICSC参照。 | ||
飲み込んだ場合 | 口をすすぐ。意識があればコップ一杯の水(約200mL)を飲ませる。医師の診察/手当てを受けること。 以上、GESTIS参照。 | ||
急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状 | 吸入:咳、息切れ、咽頭痛、灼熱感、呼吸困難、声門水腫または肺水腫の可能性。 皮膚:発赤、水疱、持続的な接触により凝固壊死。 眼:充血、痛み、結膜炎、角膜炎。 経口摂取:下痢、吐き気、嘔吐、粘膜の炎症、喉や食道の痛み。 以上、GESTIS、ICSC参照。 | ||
応急措置をする者の保護に必要な注意事項 | 情報なし | ||
医師に対する特別な注意事項 | 情報なし |
5.火災時の措置 | |||
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適切な消火剤 | 水噴霧、粉末消火薬剤、二酸化炭素。大規模火災には耐アルコール泡消火薬剤、水噴霧。 以上、GESTIS参照。 | ||
使ってはならない消火剤 | 棒状注水 以上、GESTIS参照。 | ||
火災時の特有の危険有害性 | 火災の場合、有害物質(一酸化炭素、二酸化炭素)が放出される可能性がある。 以上、GESTIS参照。 | ||
特有の消火方法 | 周囲の容器を水スプレーで冷却する。可能であれば、容器を危険区域外に持ち出す。加熱により圧力が上昇し破裂する恐れがある。着火源となるものを遮断する。大量の粉塵が舞い上がった場合は、直ちに避難すること。 以上、GESTIS参照。 | ||
消火を行う者の特別な保護具及び予防措置 | 消火作業の際は、適切な自給式の呼吸器用保護具、眼や皮膚を保護する防護服 (耐熱性) を着用する。 |
6.漏出時の措置 | |||
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人体に対する注意事項、保護具及び緊急措置 | 保護具を着用する。 以上、GESTIS参照。 | ||
環境に対する注意事項 | 化学品を扱う場合の一般的な注意として、周辺環境に影響がある可能性があるため、製品の環境中への流出を避ける。 | ||
封じ込め及び浄化の方法及び機材 | すべての着火源を取り除く(現場での喫煙、火花や火炎の禁止)。 こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる。 残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。 粉塵の拡散を防ぐ。 この物質を環境中に放出してはならない。 | ||
二次災害の防止策 | 付近の着火源となるものを速やかに除くとともに消火剤を準備する。 火花を発生しない安全な用具を使用する。 |
7.取扱い及び保管上の注意 | |||
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取扱い | |||
技術的対策 | 「8. ばく露防止及び保護措置」に記載の措置を行い、必要に応じて保護具を着用する。 | ||
安全取扱注意事項 | 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 容器を開けたままにしない。漏出を避ける。接触を避ける。粉じんの発生を避ける。補給または移送には排気装置付きの漏れ防止装置を使用すること。 以上、GHS分類結果、GESTIS参照 | ||
接触回避 | 「10. 安全性及び反応性」を参照。 | ||
衛生対策 | 皮膚や眼への接触を避ける。接触した場合は洗浄する。粉じんの吸入を避ける。休憩前や作業終了時には石鹸と水で皮膚を洗い、洗浄後は脂肪分の多いスキンケア製品を塗布する。衣服との接触を避ける。汚染された衣類は交換し、注意深く洗うこと。使用するときには飲食、喫煙をしないこと。 以上、GESTIS参照。 | ||
保管 | |||
安全な保管条件 | 容器を密閉し、涼しくて乾燥した換気の良い場所に保管すること。内容物を不活性ガス下で保管する。湿気を避けること。 以上、GESTIS参照。 | ||
安全な容器包装材料 | 破損や漏れの無い密閉可能な容器を使用する。 |
8.ばく露防止及び保護措置 | ||||
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許容濃度等については日本産衛学会の「許容濃度の勧告」及びACGHIの「TLVs and BEIs」について記載しています。 | ||||
管理濃度 | - | |||
濃度基準値 | ||||
八時間濃度基準値 | - | |||
短時間濃度基準値 | - | |||
許容濃度等 | ||||
日本産衛学会(2023年版) | - | |||
ACGIH(2023年版) | - | |||
設備対策 | 作業場所には適切な換気設備を設置する。排出された空気は作業場所に戻さない。取り扱い場所の近くに洗眼及び身体洗浄のための設備を設け、標識を付ける。。多量の物質を取り扱う場合は、緊急用シャワーが必要である。 以上、GESTIS参照。 | |||
保護具 | ||||
呼吸用保護具 | 緊急時(例:意図しない物質の放出)には、呼吸保護具を着用する。 作業者が粉じんにばく露される場合は呼吸保護具(防じんマスク等)の着用を検討する。 防じんマスクの選択については、以下の点に留意する。 −酸素濃度が18%未満の場所では使用しない。また、有害なガスが存在する場所においては防じんマスクを使用せず、その他の呼吸用保護具の利用を検討すること。 −防じんマスクは、国家検定合格品であることを確認し、作業に適した性能及び構造のものを選ぶ。その際、取扱説明書等に記載されているデータを参考にする。 | |||
手の保護具 | 適切な不浸透性の保護手袋を着用する。 保護手袋の選択については、厚生労働省「皮膚障害等防止用保護具の選定マニュアル」を参照のこと。 | |||
眼の保護具 | 化学用安全ゴーグルを着用する。顔面が危険な場合は、顔面保護シールドを着用する。 以上、GESTIS参照。 | |||
皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣または化学防護服を着用する。 以上、GESTIS参照。 |
9.物理的及び化学的性質 | |||
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物理的状態 | |||
物理状態 | 固体 | ||
色 | 無色 | ||
臭い | 刺激臭 | ||
融点/凝固点 | 約 119 ℃(GESTIS(2023)) 119.6 ℃(ICSC(2021)、HSDB in PubChem(2023)) | ||
沸点、初留点及び沸騰範囲 | 261 ℃(GESTIS(2023)、ICSC(2021)、HSDB in PubChem(2023)) | ||
可燃性 | 可燃性、低引火性(GESTIS(2023)) | ||
爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界 | データなし | ||
引火点 | 157 ℃(GESTIS(2023)、ICSC(2021)) 261 ℃(HSDB in PubChem(2023)) | ||
自然発火点 | データなし | ||
分解温度 | データなし | ||
pH | 2.7 (濃度10 g/L)(GESTIS(2023)) | ||
動粘性率 | データなし | ||
溶解度 | 水: 67 g/L(20℃)(加水分解)(GESTIS(2023)) 水:(不溶)(ICSC(2006)) エタノール: 2.56〜g/100mL 25℃(HSDB in PubChem(2023)) | ||
n-オクタノール/水分配係数 | データなし | ||
蒸気圧 | 1.3 kPa(92℃)(ICSC(2021)) 1.5×10-3 mmHg(25℃)(HSDB in PubChem(2023)) | ||
密度及び/又は相対密度 | 1.23 g/cm3(20℃)(GESTIS(2023)) 1.503 (ICSC(2021)) 1.234 g/cm3(68°F)(HSDB in PubChem(2023)) | ||
相対ガス密度 | 3.45 (ICSC(2021)) 3.7 (HSDB in PubChem(2023)) | ||
粒子特性 | データなし |
10.安定性及び反応性 | |||
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反応性 | 「危険有害反応可能性」を参照。 | ||
化学的安定性 | 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。 | ||
危険有害反応可能性 | 加熱すると分解する。 刺激性のフュームを生じる。 以下の条件を満たす場合、粉じん爆発の危険性がある。 - 粉末、粉塵のような非常に細かく分散した状態にある。 - 空気中に十分な量が舞い上がっている。 - 炎、火花、静電気放電などの着火源が存在する。 | ||
避けるべき条件 | 加熱、高温、火気 | ||
混触危険物質 | 強酸化剤、硝酸アンモニウムおよび硝酸アンモニウム含有製剤。 | ||
危険有害な分解生成物 | 刺激性あるいは有毒なフュームやガス |
11.有害性情報 | ||||
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急性毒性 | ||||
経口 | ラット(雌)LD50=1510mg/kg、ラット(雄)LD50=2160mg/kg(NTP TR373(1990))と雌雄のデータがあり、低い雌の値を採用し区分4とした。 | |||
経皮 | データなし。 | |||
吸入: ガス | GHS定義による固体である。 | |||
吸入: 蒸気 | データなし。 | |||
吸入: 粉じん及びミスト | データなし。 | |||
皮膚腐食性及び皮膚刺激性 | 皮膚を刺激すると記述されている(HSDB(2006))が、データ不足。 | |||
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 | ウサギの眼に適用18-24時間後角膜の75%に壊死を起こし、グレード8(最高値10)の評価(NTP TR373(1990))より区分1とした。なお、EUではXi; R36/37に分類されている。 | |||
呼吸器感作性 | 皮下注射後21日目にIgG抗体を測定する試験で低レベルでの抗体生成が認められた(HSDB(2006))という記載があるが、データ不足。 | |||
皮膚感作性 | 【分類根拠】 (1)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)マウス(n=5/群)を用いた局所リンパ節試験(LLNA)(OECD TG 429、GLP)において、10%、25%、31.3% (w/w)溶液に対し刺激指数(SI値)は9.2(10%)、11.6(25%)、11(31.1%)、EC3値は算出不可とされた(SI値が3以上で区分1)との報告がある(REACH登録情報(Accessed Dec. 2023)、CLH Report(2015)、ECHA RAC Opinion(2016))。 | |||
生殖細胞変異原性 | 体細胞in vivo 変異原性試験(ラットの骨髄細胞を使用した染色体異常試験)で陰性(NTP TR373(1990))の記載より区分に該当しない。なお、in vitroではエームズテスト、染色体異常試験(チャイニーズハムスターの卵巣細胞、肺細胞、肺線維芽細胞)、マウスリンパ腫細胞 L5178Y を用いた試験でいずれも陰性結果が報告されている(NTP TR373(1990))。 | |||
発がん性 | ラット及びマウスを使用した2年間経口投与試験でいずれも発がん性の証拠は得られず(NTP TR373(1990))、また、IARCによりグループ3に分類されていることから区分に該当しない。 | |||
生殖毒性 | マウスで妊娠8-10日に50mg/kgの腹腔注射投与すると生存仔の23%に分岐肋骨、胸椎癒合、口蓋裂が見られた(NTP TR373(1990))。マウスの妊娠11-13日に腹腔注射投与後25mmol/kgで胎児の欠損に有意な増加が見られた。腹腔注射投与によりマウスの急性毒性値に近いで用量で奇形が誘発される(NTP TR373(1990))との記載があるが、腹腔内投与のデータしかなく、データ不足で分類できない。 | |||
特定標的臓器毒性 (単回ばく露) | データなし。 | |||
特定標的臓器毒性 (反復ばく露) | ラットおよびマウスに13週間あるいは2年間反復経口投与した試験が実施されている(NTP TR373(1990))。13週間投与ではラット、マウスとも高用量で死亡が発生したが、それ以下の用量(ラット100 mg/kg/day、マウス150 mg/kg/day)では平均体重の低値と局所影響と見られるマウス雄での胃の炎症を除き、一般状態、剖検および病理組織学的検査において試験物質投与による特記すべき所見は見られない(NTP TR373(1990))。さらに2年間投与試験の最高用量はラットで100 mg/kg/day、マウスで75(雄)〜150(雌)mg/kg/dayであり、これらの用量で平均体重が低値を示したものの生存率は対照群と変わらないかむしろマウス雄では有意に増加した。また、病理組織学的に腫瘍性病変および非腫瘍性病変とも投与に関連する発生頻度の増加は述べられていない(NTP TR373(1990))。以上の結果から、ラットおよびマウスに13週あるは2年間反復経口ばく露の結果、いずれの試験においてもガイダンス値範囲の上限に匹敵する用量で重大な毒性影響が観察されていないことから区分に該当しないが、他経路でのデータがなくデータ不足で分類できないとした。 | |||
誤えん有害性* | データがない。 | |||
* JIS Z7252の改訂により吸引性呼吸器有害性から項目名が変更となった。 |
12.環境影響情報 | |||
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生態毒性 | |||
水生環境有害性 短期(急性) | 本物質のデータは無いが、本物質は水中で速やかに加水分解してコハク酸を生成すると考えられる。コハク酸(CAS 110-15-6)による甲殻類(オオミジンコ)での48h-EC50=374.2mg/L(HSDB, 2005)であることから、区分に該当しない。 | ||
水生環境有害性 長期(慢性) | 急性分類が区分に該当しないであり、難水溶性ではない(水溶解度=23.76g/L(PHYSPROP Database, 2008))ことから、区分に該当しない。 | ||
残留性・分解性 | 情報なし | ||
生態蓄積性 | 情報なし | ||
土壌中の移動性 | 情報なし | ||
オゾン層への有害性 | 当該物質はモントリオール議定書の附属書A〜C及びEに列記されていない。 |
13.廃棄上の注意 | |||
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化学品(残余廃棄物)、当該化学品が付着している汚染容器及び包装の安全で、かつ、環境上望ましい廃棄、又はリサイクルに関する情報 | 廃棄においては、関連法規ならびに地方自治体の基準に従うこと。 都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。 廃棄物の処理を委託する場合、処理業者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。 | ||
容器は洗浄してリサイクルするか、関連法規制並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 |
14.輸送上の注意 | ||||
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該当の有無は製品によっても異なる場合がある。法規に則った試験の情報と、12項の環境影響情報とに基づいて、修正が必要な場合がある。 | ||||
国際規制 | ||||
国連番号 | - | |||
品名(国連輸送名) | - | |||
国連分類 | - | |||
副次危険 | - | |||
容器等級 | - | |||
海洋汚染物質 | 該当しない | |||
MARPOL73/78附属書U及びIBCコードによるばら積み輸送される液体物質 | 該当しない | |||
国内規制 | ||||
海上規制情報 | 該当しない | |||
航空規制情報 | 該当しない | |||
陸上規制情報 | 該当しない | |||
特別な安全上の対策 | 該当しない | |||
その他 (一般的) 注意 | 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 重量物を上積みしない。 | |||
緊急時応急措置指針番号* | 該当しない | |||
* 北米緊急時応急措置指針に基づく。米国運輸省が中心となって発行した「2020 Emengency Response Guidebook (ERG 2020)」(一般社団法人日本化学工業協会によって和訳されている(発行元:日本規格協会)に掲載されている。 |
15.適用法令 | ||||
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法規制情報は作成年月日時点に基づいて記載されております。事業場において記載するに当たっては、最新情報を確認してください。 | ||||
労働安全衛生法 | 名称等を表示すべき危険物及び有害物(法第57条第1項、施行令第18条、労働安全衛生規則別表第2)(令和7年4月1日以降) 名称等を通知すべき危険物及び有害物(法第57条の2、施行令第18条の2、労働安全衛生規則別表第2)(令和7年4月1日以降) 危険性又は有害性等を調査すべき物(法第57条の3)(令和7年4月1日以降) 皮膚等障害化学物質(労働安全衛生規則第594条の2) 作業場内表示義務(法第101条の4)(令和7年4月1日以降) | |||
化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) | - | |||
毒物及び劇物取締法 | - |
16.その他の情報 | ||||
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参考文献 | ||||
9項、11項については各データ毎に記載。その他の各項については以下を参照。 ・NITE化学物質総合情報提供システム(NITE-CHRIP) ・International Chemical Safety Cards (ICSC) ・Hazardous Substances Data Bank (HSDB) ・GESTIS Substance database (GESTIS) ・ERG 2020版 緊急時応急措置指針−容器イエローカードへの適用 ・一般社団法人日本化学工業協会 編「GHS対応ガイドライン ラベル及び表示・安全デ−タシ−ト作成指針」 ・厚生労働省「皮膚障害防止用保護具の選定マニュアル第1版」 | ||||
修正履歴 | ||||
R6.3.29: ・危険有害性の分類について「皮膚感作性(分類できない→区分1)」のみ見直した。 ・SDS全般について表記の見直し・改訂をした。 |