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安全衛生キーワード(用語集)

安全衛生のキーワードで関心が高いものについて解説しています。

保護帽

保護帽には、[1]飛来物や落下物による危険から頭部を保護するための「飛来・落下物用」と、[2]墜落などによる頭部の損傷を軽減するための「墜落時保護用」などがあります。

また、これらは、「保護帽の規格」(昭和50年労働省告示第66号別ウィンドウが開きますにより、必要な構造、性能等が定められ、登録型式検定機関が行う型式検定を受けて合格したものでなければ、貸与したり、使用してはならないこととなっています。

保護帽の規格には、次のような項目が規定されています。

  1. (1) 保護帽の各部に使用する材料
  2. (2) 保護帽の構造
  3. (3) 保護帽の耐貫通性能
  4. (4) 性能試験に用いる人頭模型、試験用円錐型ストライカー及び試験用ジグ
  5. (5) 保護帽の衝撃吸収性能
  6. (6) 保護帽の表示

なお、保護帽を着用しなければならない作業には、例えば、次のようなものがあります。詳しくは、各々の該当条文をご確認ください。

  1. (1) 不整地運搬車の荷の積卸し(労働安全衛生規則151条の52別ウィンドウが開きます
  2. (2) 貨物自動車の荷の積卸し(労働安全衛生規則151条の74別ウィンドウが開きます
  3. (3) ジャッキ式つり上げ機械を用いての荷のつり上げ、つり下げ等の作業(労働安全衛生規則194条の7別ウィンドウが開きます
  4. (4) 明り掘削の作業(労働安全衛生規則366条別ウィンドウが開きます
  5. (5) 採石作業(労働安全衛生規則412条別ウィンドウが開きます
  6. (6) はいの上の作業(労働安全衛生規則435条)別ウィンドウが開きます
  7. (7) 港湾荷役作業(労働安全衛生規則464条別ウィンドウが開きます
  8. (8) 造林等の作業(労働安全衛生規則484条別ウィンドウが開きます
  9. (9) 林業架線作業(労働安全衛生規則第516条別ウィンドウが開きます
  10. (10) 鋼橋の架設、解体、変更の作業(労働安全衛生規則517条の10別ウィンドウが開きます
  11. (11) コンクリート工作物の解体、破壊の作業(労働安全衛生規則517条の19別ウィンドウが開きます
  12. (12) コンクリート橋の架設、変更の作業(労働安全衛生規則517条の24別ウィンドウが開きます
  13. (13) 物体の飛来、落下の危険があるとき(労働安全衛生規則538条539条別ウィンドウが開きます