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運輸業等における荷役災害のリスクアセスメントのすすめ方

4.リスクアセスメントの実施手順

4-2.リスクアセスメント導入の実施手順

5 リスクの見積り

特定された危険性又は有害性に対して、リスクの見積り方法に基づきリスクを見積ります。
リスクの見積りにあたり、留意すべき事項は、次のとおりです。

  • ・リスクの見積りは、極力複数の人で実施しましょう。多様な観点があった方がより適切な見積りができるからです。
  • ・リスク見積りのメンバーのリーダーは、必ずしも上位職の者とはかぎりません。作業内容を最もよく知っている人がなりましょう。
  • ・リーダーはみんなの意見の調整役に徹するように努めましょう。
  • ・現在行っている安全対策を考慮してリスクの見積りを行いましょう。
  • ・リスクの見積りにあたっては、具体的な負傷・疾病を想定しましょう。
  • ・見積りした値がばらついた時は、よく意見を聞いて調整しましょう(こうだと決め付けてはいけません。メンバーの知識、経験、年齢、性別等それぞれ違うので、バラつくのが当然と考えましょう。)
    見積りの値は平均点ではなく、多数決で決めるものでもありません。グループで話し合い、合意したものとしましょう。
  • ・見積りの値については、説明のつくものでなければなりません(やま勘は禁物です。)
  • ・過去に発生した災害の重篤度ではなく、最悪な状況を想定した重篤度で見積もりましょう。
  • ・見積りの値はグループの中で、最もリスクを高く見積った評価値を出した人からよく意見を聴き、メンバーの納得のもとに採用しましょう。

これらの点に留意し、グループで意見を出し合い、話し合い、違いがあればお互いに調整し、最終的にはグループの総意として集約しましょう。これらのプロセスにより、情報や認識が共有化されます。

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